円の表示は近くにある業務・工事データ数を表しており、地図を拡大すると業務・工事データ位置情報(点・線・面)が表示されます。
1件中 1-1件表示
期 間
2025/06/13~2025/11/28
本業務は、一般国道287号米沢川西バイパス、川西バイパスの防雪柵詳細設計を行ったものである。防雪施設は、視程障害対策及び吹溜り対策を目的とした吹止柵の設計を行った。本道路は、起点側が東西方向に進み誕生川を渡河した後に南北方向に進む路線である。沿道は概ね水田・耕作地が主となるが一部区間に家屋等建物や林地があり、吹溜りの生じやすさに差が生じるものと判断し、吹止柵設置範囲の選定を行った。気象条件は、近傍アメダス(米沢・長井)のデータ並びに過年度観測データを整理・解析して設定した。吹止柵は、吹溜量、防雪効果範囲、視程確保に着目して必要柵高を決定し、地質調査結果を踏まえて、鋼管杭基礎を用いる基礎構造とした。防雪柵構造は、固定型及び格納型について経済性と維持管理について検討し、格納型を採用した。遮蔽材の材質は、鋼製及び樹脂ネットについて、LCCを踏まえた経済性と破損した際の修復に係るコスト及び納期を整理し、鋼製を採用した。柵の割り付けにおいては、横断構造物や取付道路等に留意して端数調整が最小となる割付を行った。横断構造物と支柱位置が交錯する箇所においては、直接基礎の計画を行った。