令和3年度[第33-K1404-01号]二級河川蟹田川ほか水災害対策プラン策定業務委託【13-01】

 本業務は、太田川水系蟹田川と沖之川、小笠沢川を対象に、気候変動を考慮した洪水に対する「流域治水対策」を検討したものである。  近年、水害が頻発化・激甚化していることを受け、国は平均気温が2度上昇することを前提とした降雨量の増加への対策の検討を「気候変動を踏まえた治水計画に係る技術検討会」にて進めている。  このような背景があり、本業務では、近年発生した平成16年11月11日の豪雨及び令和元年10月12日の台風19号の内水被害について、気象・水象・被害状況を分析し、内水被害の特性を把握し、効果的な治水対策を行う上で必要な課題や対策検討の方向性を整理した後、最新の研究による気候変動を踏まえた将来予測降雨量を考慮した降雨に対して、長期的な視点に立った河川と流域全体でのハードとソフト対策を組合せた減災対策:流域治水対策をとりまとめ、長期対策の方向性踏まえた上で、近年洪水による浸水被害を効果的に軽減する短期対策を抽出し、水災害対策プランとして策定した。  また、このプランの策定及び進捗管理のため、「袋井市中部総合的治水対策推進協議会」の幹事会資料の作成及び運営補助を行った。
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