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期 間
2024/10/03~2025/01/30
本業務は、一級河川巴川の樋管計画箇所において、計画箇所6箇所の地質状況を把握し、樋管詳細設計を実施するための基礎資料を得ることを目的とする。本調査で確認した最大深度26mまでの地層は、地表部の盛土層Bnと沖積層、洪積層に分けられる。沖積層の分布深度は、およそ7m程度であり、腐植土層Ap、砂質土層As粘性土層Ac、砂礫層Agからなる。沖積層のN値は全体的に低い値となっている。また、砂礫層Agの下部より洪積層が分布しており、洪積層の上位から第一砂質土層Ds1、第二砂質土層Ds2、粘性土層Dc、第三砂質土層Ds3に区分される。これら各層は、調査範囲で概ね水平に分布している。土質試験の結果を基に地震時の液状化判定を行っている。判定結果より、左岸r6L2地点はレベル1地震動においても、液状化の危険度は極めて高いとされる。その他の地点については、レベル2地震動において液状化の危険度は高い、または極めて高いとされている。