株式会社明和技術コンサルタンツの受注業務・工事一覧

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期 間 2024/07/12~2024/11/08
本業務は、一般国道118号山方橋における地盤改良工事を実施するための基礎資料として、土質・地質等の資料を得ることを目的として実施した。調査位置については、山方橋の橋脚の両側にて実施した。機材搬入においては、調査地である橋脚へ至る道が整備されておらず、周囲との高低差も大きいため、山方橋よりラフタークレーン並びに人肩を用いて実施した。地層区分については、ボーリング結果より盛土層並び砂礫層、砂岩層の計3層に区分した。地層の切り替わりについては、過去の航空写真より低地と台地の縁辺部を確認し、地層想定断面図に反映した。室内土質試験については、盛土層の土質定数を把握する目的で行った。しかし、対象とした盛土層に礫が多く混入しており、乱れの少ない試料採取は不可能であった。そこで、乱れた状態の試料を採取し、成形した試供体を用いて試験を行った。土質定数設定値の提案については、試験結果及びN値からの換算に加え、指針から導くものとした。盛土の状態については、自然含水比が塑性限界よりも低い値を示したことため、自立性が低いことを示した。以上の結果を踏まえ、設計・施工上での留意点の提言し、とりまとめを行った。
期 間 2024/03/23~2024/07/20
本業務は、一級河川涸沼前川の河川改修事業の計画、設計及び施工を実施するための基礎資料として、土質・地質等の資料を得ることを目的としてとりまとめたものである。この目的を達成するためにボーリング調査・原位置試験を実施し地盤状況や各種物性値の把握に努めた。調査位置については、調査地一帯で河川拡幅に伴う堤体盛土の計画があるため、先行圧密が少なく、計画されている堤体盛土の天端付近となる既設堤防脇の田面部にて行った。機材搬入においては、田面上を運搬するにあたり、トラックレーン及び特装運搬車を用いた。土質定数の設定値の提案については、試験結果及びN値からの換算、文献、指針及び既存成果から導くものとした。また、今後の検討において断面ごとの検討が想定されるため、各断面での土質定数の提案を行った。地層想定断面図については、近隣業務の成果を追加し、整合を図った。地層については、沖積層7層と洪積層2層の計9層に分類した。沖積の砂質土層については、標準貫入試験で採取した試料を用い室内土質試験を実施し、液状化検討用の資料を取りまとめた。以上の結果を踏まえ、設計・施工上での留意点の提言し、とりまとめを行った。