期 間
2024/07/29~2025/03/31
山口県では、デジタル技術を活用しインフラメンテナンスの高度化・効率化を図るため、現在の目視点検に加え、航空(ALB)による3次元の地形データの取得や 360°カメラ搭載UAVによる画像撮影による新たな河川の変状監視手法を確立している。本業務は、「阿武川の河川変状監視手法」に基づき、阿武川の河道状況を 360°カメラ搭載UAVにより連続画像を撮影するものである。 撮影区間は、篠目川合流点から上流端及び蔵目喜川合流点から生雲川合流点までの41.7kmの区間で撮影を行った。撮影は、360°カメラを搭載し連続撮影を行い連続撮影時期は、晴天か明るい曇天及び河川水位が平常時において実施した。撮影高度は30m程度とし、山間部等の樹木が繁茂している区間では低空飛行(10m)で撮影できるものとした。撮影主点間は原則40mに1枚の間隔とした。橋梁では、上下流の20ⅿ地点から撮影を行った。
期 間
2024/09/06~2025/02/28
本業務は、木町川 防安・通常砂防工事を目的とした3次元レーザ測量を行うにあたり、詳細設計に必要となる地形条件を把握するための4級基準点測量11点及びUAVレーザ測量A=0.046km2を実施した。 基準点については過年度で設置した4級基準点及び街区基準点を使用し、過年度成果と整合をとれるように努めた。 高さの基準は過年度基準点成果を使用しUAVレーザ測量機との整合を図った。 作成した数値地形図を既存図面と合成した。本現場は山口県屈指の観光地である為、山口市へ公園利用許可証を発行して頂き作業に努めた。また、観光客との接触が無いよう各所に監視・誘導員を配置し、安全に努めた。
期 間
2024/06/14~2024/12/27
本業務は、都市計画街路泉町平川線の街路整備工事を目的とした3次元レーザ測量を行うにあたり、詳細設計に必要となる地形条件を把握するための4級基準点測量24点及び地上レーザ測量A=0.03km2を実施した。 基準点については過年度で与点としていた街区多角点を使用し、過年度成果と整合をとれるように努めた。 高さの基準は街区基準点10B46を使用した。 4級基準点測量は、付近の街区基準点等を使用し厳密網計算で精度を高めた。地上レーザ測量は基準が多数ある為、本業務で地上レーザ測量の作業規定を定めて作業を行った。 グラウンドデータ作成は取得した3次元データの地表面の高さにTIN処理を施した。縦横断面データファイル作成は、既存図面に取得した3次元データを重ねて縦横断面図を作成した。 本現場では駅周辺道路の測量を行うにあたり、交通量が多く歩道内で作業を行う場面が多かったため測量作業にあたる人員のほかに監視・誘導員を配置し、安全に努めた。