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期 間
2023/12/21~2024/03/25
本業務は、維持管理計画に基づき、下田市武ガ浜地内の「C-6-4武ガ浜物揚場」において現地調査を実施し、調査結果と前回点検時資料から腐食度の進行状況を把握し、施設に必要な補修工法及び防食工法の選定を行うものである。潜水調査(1)では、下部工の劣化・破損状況および海底地盤の洗堀・堆積状況について目視観察し、変状状況を変状図や写真帳に整理した。潜水調査(2)では、下部工の一部の付着物を除去し、鋼材を露出させた状態で劣化・破損状況を目視観察し、変状図や連続写真に整理した。肉厚測定では、潜水士により下部工の付着物を除去し、鋼材表面を研磨した上で、超音波厚さ計により肉厚を測定し、肉厚測定総括表に結果を整理した。潜水士が除去した付着物は、産業廃棄物として適切に処理した。結果の検討では、点検診断様式を設定し、ブロック毎の変状、部材の劣化度および性能低下度を判定した点検診断記録表を作成した上で、「港湾の施設の点検診断ガイドライン」に準じて部材の性能低下度を判定した。また、過年度調査結果を踏まえた考察を行って、補修は不要と判断し、電気防食(アルミニウム合金陽極)ならびにぺトロラタム被覆防食を提案した。