期 間
2023/09/20~2024/03/01
河川事業や河川管理の適切な推進に資するために、夏季から秋季に2回、一級河川大井川の9地点(河口から4~149kmの区間)において魚類の捕獲調査及び潜水目視調査、底生動物の定量調査を実施した。魚類ではオイカワ、ウグイ、カワヨシノボリ、シマヨシノボリ、オオヨシノボリ、底生動物ではカゲロウ目、トビケラ目、ハエ目の種が多くみられた。現地調査結果を踏まえ、現地で得られた調査成果について、他業務(令和5年度[第35-K1512-01号]一級河川大井川 河川調査に伴う環境調査業務委託(魚類等調査))の底生動物の調査結果と合わせて整理し、「平成22 年度 一級河川大井川モニタリング調査業務委託」報告書に準じて結果をとりまとめた。また、大井川水利流量調整会議での活用を見据えた資料のとりまとめとして、「正常流量検討の手引き(案)(国土交通省河川局河川環境課,2007)」の「魚種別の必要推理条件の参考例」に準拠して、魚類調査で確認されている魚類から対象魚種を抽出した。
期 間
2023/08/25~2024/02/21
静岡市清水区の三保半島清水海岸のうち「日本平・三保松原県立自然公園第1種及び第2種特別地域」に該当する区域において、植物(植物相・植生)、動物(爬虫類(ウミガメ)、鳥類、底生生物、昆虫類)、景観を対象に現況調査(文献・資料調査、現地調査、調査結果整理・まとめ)を実施した。調査結果に基づいて既往調査(令和元年度実施)以降の養浜工事及び1号突堤工事による環境への影響、今後予定している養浜工事及び2号突堤工事が環境に及ぼす影響について予測・評価した。その結果、既往調査以降及び今後の工事の影響については、いずれの項目も軽微であると予測・評価された。