期 間
2022/10/22~2023/08/31
本業務は、地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路」の仮称安曇野北インターチェンジの設計に資する地質状況を把握することを目的とする。(ボーリング調査15箇所)当初は、過年度結果の砂礫層(Ag2)が支持層と目されていたため同層の確認を調査方針とした。その結果、調査地の北東方向にほぼ並列する3孔で大峰層(凝灰質)が分布した。そのため、新層を含め総合的に支持層の検討を評価することより、物理検層や液状化試験及びCTスキャン等の試験も実施した。以上の結果より、大峰層(WOm)及び当初の砂礫層(Ag2)が支持層に該当する結果を得た。また、複雑な地層構成を把握するため3次元モデルを作成した。
期 間
2023/09/09~2024/09/27
本業務は長野県安曇野建設事務所の委託により、(主)大町明科線 安曇野市 安曇野道路を対象に路線測量を行い、道路改築の設計に資する基礎資料となる縦横断面図等の作成に加え、道路詳細設計に必要な範囲の現地測量および水路調査を実施し、既存平面図の補完を行った。また、過年度地質調査業務の三次元地層モデルより、発注者より指定された横断測点位置の地質想定断面図の作成を行った。路線測量の延長は2.2km。用地幅杭設置測量の延長は3.3km。用地測量の面積は23万m2。地質断面図作成136断面とする。
期 間
2020/08/25~2022/03/11
本業務は、安曇野市有明の天満南沢において、3号砂防堰堤、渓流保全工の詳細設計および管理用道路詳細設計を行うものであった。堰堤の詳細設計は、基本計画に基づき配置位置、規模、形式を検討し、最適案を選定した。堰堤構造は、比較検討結果より本体を重力式コンクリート、透過部に鋼製J型スリットを採用した。渓流保全工詳細設計においては、床固工、護岸工、帯工の計画を行った。また、堰堤および床固工の支持地盤となる軟弱層に対し、浅層混合処理工法による地盤改良工を計画した。本業務で設計を行った堰堤および管理用道路を対象に、三次元設計を実施した。BIM/CIM(建設)モデルとして、三次元地形モデル、線形モデル(道路)、構造物モデル(堰堤)、土工形状モデル(道路、堰堤)を作成するとともに、コンクリート堰堤の打設割モデル、統合モデルを作成した。なお、BIM/CIMモデルは、詳細度300として三次元データを作成し、属性情報を付与した。統合モデルを基に施工方法、施工手順等の施工ステップを示す4Dモデル(三次元モデルに時間情報を付与)を作成した。このほかに、砂防指定地申請書および関係機関協議資料の作成を行った。