国土防災技術株式会社の受注業務・工事一覧

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期 間 2022/10/05~2023/02/28
本業務は、令和3年度[第32-S3481-01号]安倍川圏域ほか基礎調査業務委託(静岡県中・西部航空レーザ測量)において干渉SARを実施し、変動箇所について現地調査を実施した結果、地表面の変状が確認されたことから、詳細な現地調査や地形判読によって、対策工事の着手に必要な調査手法の検討を目的としたものである。 調査結果から、Aエリアは表層から深さ2m~5m以内の砂岩泥岩互層による強風化岩すべりが発生していることが確認された。しかし、現地で確認された地表現象は微小であり、発生機構は不明な点が多いため、次の段階として活動範囲の特定、すべり面深度の推定、地下水情報の把握などの課題解決のための調査を行うことが望ましい。B・Cエリアは、谷地形に沿って崩壊が発生し、表層には崩積土が堆積していることから、崩積土の移動状況および拡大崩壊の確認として、活動範囲の特定する調査を行うことが候補として挙げられる。 調査結果から各エリアの課題について整理し、Aエリアを対象とした調査ボーリングおよび移動杭観測を調査計画として提案した。
期 間 2022/11/10~2023/02/28
本業務は、ライフサイクルコストを考慮した地すべり防止施設長寿命化計画の策定を行うため、県が管理する地すべり防止施設(集水井工)の点検を実施し、健全度を把握することを目的とする。業務場所は静岡県賀茂郡東伊豆町で、地すべり防止区域「片瀬坂町地区」および「船田川地区」にあたる。点検方法は通常の立入点検ではなく、三次元データを活用した点検を実施した。業務は、集水井工3基の点検と打合せ1式である。集水井工本体には、変状は認められなかった。船田川地区 集水井-2の排水管?口に、落葉による軽微な閉塞が認められたが、渇水期で集水量の低下より一時的に発生したと考えられる。業務では、報告書一式、巻末資料一式、点群データ(las形式)、CAD(dxfファイル)および3D-PDFを納品した。
期 間 2022/06/28~2022/11/30
本業務は、静岡県賀茂郡河津町逆川地内における既設地すべり対策施設の点検および対策工の提案を行うことを目的とする。点検対象は横ボーリング工(9群)で、現地確認された横ボーリング孔48本に対し、点検(延長計測、孔内カメラによる調査など)を行う。また、付帯施設(集水升、流末施設(水路工))点検、横ボーリング孔集水の水質調査、周辺地盤調査、現地踏査も行い、点検・調査結果から総合的に判断し、対策工を提案する。
期 間 2021/10/30~2022/08/31
本業務は、静岡市葵区口坂本地内 口坂本No.2地すべり防止区域内で発生した地すべり崩壊に対して、安定解析および対策工検討を行うことを目的とする。また、対策工検討結果と今後の調査・解析手法について整理し、検討委員への説明資料を作成する。
期 間 2021/05/22~2022/02/28
本業務は,口坂本地すべり防止区域(A・B 地区)に設置してある,口坂本地すべり自動観測システムの老朽化・機器故障等に伴い,新システムに更新するための比較検討・システム設計を実施する。システム設計ではネットワーク構成図をはじめ,通信機器,更新計器,撤去機器等の工事発注に必要な数量,図面,特記仕様書等の作成を行うものである。また,新システムに更新するための比較検討・システム設計で行った検討内容についてまとめる。
期 間 2021/07/08~2022/03/18
本業務は、口坂本No.2地すべり区域において、地すべり解析に必要な地すべりデータを取得することを目的としている。地すべりデータは、地すべり観測機器(自記水位計、孔内傾斜計、地盤傾斜計、伸縮計、パイプ歪計、移動杭観測)での観測によって取得し、取得したデータの資料整理を行った。
期 間 2021/07/10~2022/03/15
本業務は、静岡市葵区の口坂本地すべり防止区域内であるA地区及びeブロック内に既に設置されている地すべり計器での観測及び集水井調査、地すべり巡視、資料整理を行う。更に、この結果から地すべりの変動状況並びに集水井の効果を把握・評価し、今後の維持管理方針を決定するための基礎資料の収集及び蓄積することを目的とする。
期 間 2021/03/24~2021/12/06
 本業務は、藤枝市滝沢地内にある地すべりブロックにおいて、地盤伸縮計、自記水位計およびパイプ歪計による観測調査を実施し、その結果をもとに地盤特性検討、安定解析と対策工法選定を行うものである。  地下水位は降雨と高い相関を示し、パイプ歪計観測では過年度調査により想定されているすべり面に加え、浅層部の崩積土層内でも歪の累積が認められた。これらの観測結果から、想定される3つのすべり面に対して安定解析を行い、対策工の設計に必要な抑止力を算出した。  一方で、ブロック頭部を確定するために新たに設置した伸縮計には目立った変動がみられなかったことから、地すべり頭部がより背後斜面に位置する可能性が示唆された。対策工として、地下水排除工の実施は地すべり抑制への効果が期待できるが、抑止工として計画しているアンカー工については、ブロック規模を確定した上で改めて抑止力を算定する必要がある。これを踏まえ、次年度調査計画として、既設孔の継続観測に加え、より上方斜面での調査孔の新規設置を提案した。
期 間 2021/03/23~2021/09/30
 本業務は、周智郡森町三倉地内の甚沢地すべりBブロック頭部において、機能不全と判断されたアンカー工の代替となるアンカー工の詳細設計を行うことを目的として実施した。  既設のアンカー工は平成5年度にBブロック頭部の浅層すべりに対して設計されたものであるが、令和2年度の調査業務において、36本中10本で手で動く程度まで荷重が落ちていることが確認され、アンカー工全体が機能していない状態と判断された。  本業務と並行して実施された地質調査業務の成果に基づき、想定すべり面を再設定し、安定解析を行って必要抑止力を算出した。アンカー材料は、維持管理を考慮したコストを計上し総合的に比較検討した結果、アンカー体部の耐力が高く、将来的に防錆油やシーリングの補修が不要という利点からFixrグラウンドアンカー工法を選定した。受圧板についても、民家裏の狭いスペースでの作業を考慮して施工性に優れる現場打ちコンクリート製品を採用した。  一般的な足場幅を確保できない現場状況を踏まえ、使用機械の選定等について施工計画をとりまとめた。また、施工に際して試験アンカー工の実施を計画・提案した。  本業務では、上記の設計成果に基づき電算帳票を作成した。
期 間 2021/03/03~2021/08/31
本業務は、口坂本No.2の地すべり区域内において、地すべり解析に必要なデータの取得を目的とし、月に一度現地に観測に行き、その結果をまとめたものである。観測内容は、自記水位計、孔内傾斜計、地盤傾斜計、地盤伸縮計、パイプ歪計、移動杭観測である。観測の結果、最も雨量が多かった7月に地すべりブロック内に設置した伸縮計のほとんどで月間変動量200mm程度の顕著な変動(地すべり判定基準で変動Aに該当)を観測した。また、移動杭観測でも、A-1ならびにA-3ブロックで274~979mmの変動を観測した。パイプ歪計観測では、すべり面深度は断線のため測定ができなかったが、すべり面深度よりも浅層でも変動していることが確認された。 地すべり末端を流れる坂本川の河道閉塞ならびに流水量などを監視することを目的に4号堰堤袖部にカメラを設置した。当該地域は、地すべり活動が活発で地すべり末端部は押出しにより坂本川の河道が狭くなってきており、今後、地すべり活動が進行すれば河道が閉塞する恐れがある。そのため4号堰堤袖部にカメラを設置し、10分のインターバルで写真撮影を行い、撮影した写真は、インターネット上の地すべり監視システムで確認できるようにした。