株式会社トーニチコンサルタントの受注業務・工事一覧

円の表示は近くにある業務・工事データ数を表しており、地図を拡大すると業務・工事データ位置情報(点・線・面)が表示されます。

5件中 1-5件表示

期 間 2023/01/11~2024/03/15
本業務は、沼津市公共下水道である観音川と石田ヶ丘排水路の一般構造物詳細設計および浪人川の護岸詳細設計を実施したものである。いずれも鉄道高架計画である沼津高架事業に伴う河川(水路)改修工事である。観音川はJR東海道本線と交差、浪人川と石田ヶ丘排水路はJR御殿場線と交差する条件にあり、鉄道側条件についてはJR東海と調整のうえ確認を行った。河川(水路)条件は、管理者である静岡県(浪人川)、沼津市(観音川、石田ヶ丘排水路)と協議のうえ決定した。観音川、石田ヶ丘排水路の水路構造はプレキャストボックスカルバート構造とした。これは、河川改修を鉄道高架事業に合わせて施工するため、鉄道側の施工スケジュールや河川の渇水期等、施工工程に制約があることから、現場施工が短縮できるプレキャスト構造を採用したものである。観音川は、隣接する民地の家屋やマンションが近接するため掘削時にオープン掘削が困難なことから、仮土留め工を採用した。浪人川の護岸構造はブロック積擁壁とした。施工計画に際しては、鉄道と交差していることから鉄道側の施工ステップに合わせ河川改修の施工ステップを検討した。
期 間 2023/09/29~2024/03/18
沼津市桃里地内において、沼津駅付近連続立体交差事業における新貨物ターミナル建設に伴い廃止される桃里東踏切の代替施設として設置する横断歩道橋の詳細設計を実施した。交差部の鉄道条件より、支間35m、高低差約9mと大規模な横断歩道橋である。こ線部通路桁は、高低差を抑えるため、横断歩道橋の標準的な下路式鈑桁(2主桁)を採用している。建設地は狭隘部で施工となることから、基礎工は施工可能な重機より施工可能な杭種の選定を行い、比較検討の結果、軌道に対する安全性、周辺環境、経済性より小口径回転圧入鋼管杭を採用している。鋼製脚を有することから、L2地震に対しては、非線形動的解析により安全性の確認を行っている。仮設構造物設計は、鉄道近接工事となることから、軌道に対する変位の影響を考慮し、弾塑性法により設計を行い、変位に応じ、切梁式土留、自立式土留の使い分けを行っている。桁架設は、軌道整備による工事と輻輳することから、大型クレーンによる地組桁一括架設で計画している。
期 間 2023/06/06~2024/02/29
本業務は、JR東海道本線・JR御殿場線鉄道高架に伴う交差道路である市道0120号線および仮設道路の予備設計を行うことを目的とするものである。市道0120号線と鉄道の交差形式は、道路アンダーパスとなるが、重要物流道路であるため、国際海上コンテナ車が特車許可なく通行可能となる特別な構造基準を満足する幾何構造を採用した。また、鉄道交差部の前後区間が河川管理用通路兼用となるため、河川協議により護岸と道路の位置関係を整理した。さらに、アプローチ擁壁形式は、地下水位を河川整備計画の計画高水位程度としてU型擁壁の設置範囲を検討した。つぎに、仮設道路は、施工時の離隔を確保し、周辺影響を最小限に抑える線形を採用した。
期 間 2022/08/02~2023/06/30
本業務は、過年度に実施した平面交差点詳細設計に基づき、本業務は、JR東海道本線・JR御殿場線鉄道高架に伴う交差道路の予備設計を行うことを目的とするものである。まず、鉄道高架事業に伴い交通支障となる市道0120号線及び市道2698号線の仮設道路の予備設計を実施し、平面線形は、最新の道路構造令に準拠した案及び周辺影響を考慮した案を検討した。つぎに、鉄道と交差する横断歩道橋の幅員、昇降方法、鉄道交差条件を検討し、橋梁一般図の作成および概算工事費を算出した。さらに、過年度に作成した都市計画道路三枚橋岡宮線の設計図について、鉄道高架橋橋脚が設置可能な中央分離帯に修正するとともに、最新の自転車ネットワーク計画を考慮した幅員構成を検討し、平面、横断図を修正した。
期 間 2022/10/08~2023/03/20
本業務は、二級河川逢初川の河川改修工事が鉄道構造物に与える影響について検討を行い、鉄道事業者との協議資料等を作成することを目的とする。河川改修区間の内、JR東日本管轄の東海道本線の岸谷橋りょうと交差する区間が河川函渠の施工時において鉄道構造物への近接施工となる。そのため、既設鉄道構造物(橋台、擁壁)への影響等について、現地踏査による施工条件の確認や地質調査結果による施工上の問題点を整理した上で、近接程度判定等の検討を用い、対策工法や計測管理計画を策定した。対策工としては、函渠を構築するために重力式橋台前面土砂を取り除くことから、橋台の変状防止措置として『ストラット構造(切梁設置)』を提案するとともに、切梁設置が可能となるように河川縦断計画の見直しを行った。また、橋台際において架空線の支障等で土留壁が施せない擁壁に対しては、薬液注入工による地盤改良で基礎周辺地盤の緩み防止対策を提案した。これらの検討内容を踏まえ、近接程度判定による影響範囲(安全体制)、対策工に適した計測管理計画、安全対策となる保安員配置等について整理を行い、JR東日本と協議する基礎資料として策定した。