期 間
2024/10/01~2025/09/30
本業務は、都市計画道路幡生綾羅木線の道路整備事業に伴う橋梁詳細設計である。付替河川に対して橋梁を計画し、経済性に優れるプレテン床版橋L=12.0mを採用した。基礎工形式は比較検討より、硬質地盤への適用性が高い場所打ち杭(全周回転式)を採用した。また、ボーリング調査時に孔壁が崩壊する地盤が確認されており、場所打ち杭のケーシング引抜き時に杭細りが懸念されるため、近傍の橋梁施工時の杭細り量を参考に、杭細りを踏まえた設計杭径を設定する方針を採用した。下部工施工時の瀬替え工を計画し、不等流計算により流下能力を照査した。
期 間
2024/08/02~2025/03/28
山口県では、デジタル技術を活用したインフラメンテナンスの高度化・効率化を図るため、現在の目視点検に加え、航空(ALB)による3次元の地形データの取得や360°カメラ搭載UAVによる画像撮影による新たな河川の変状監視手法を確立している。本業務は、過年度に取得した島田川、錦川、椹野川の事例を参考に、厚東川及び厚狭川の河川変状監視手法に基づき、基礎データの収集のため、厚東川及び厚狭川の河道状況を航空(ALB)により水面下を含む3次元の地形データを取得し、河川整備計画等の基礎資料を作成したものである。航空レーザ測深の作業数量は厚東川周辺と厚狭川周辺の計測面積A=7.80km2を実施した。
期 間
2025/03/27~2025/03/31
山口県では、デジタル技術を活用したインフラメンテナンスの高度化・効率化を図るため、現在の目視点検に加え、航空ALBレーザ測深による3次元の地形データの取得や360°カメラ搭載UAVによる画像撮影による新たな河川の変状監視手法を確立している。本業務は、過年度業務の事例を参考に、「阿武川の河川変状監視手法」に基づき、基礎データの収集のため、阿武川の河道状況を航空(ALB)により水面下を含む3次元の地形データの取得及び阿武川の河道状況を360°カメラ搭載UAVにより連続画像を撮影した。航空レーザ測深は計測面積A=6.96km2、360°カメラ搭載UAV連続撮影は河口部から阿武川ダムの区間L=25.8kmを実施した。
期 間
2024/09/18~2025/03/31
本業務は、山口きらら博記念公園(広域公園)A=130.3haを対象に予防保全型に類型した公園施設・建築物について健全度調査を実施したうえで、健全度、緊急度判定を行い、計画的な修繕・更新を行うための公園施設長寿命化計画を策定したものである。
期 間
2024/11/22~2025/03/31
本業務は、コントロールポイントへの影響を回避したルート案の検討を行うため、概略設計及び平面交差点予備設計、公図等転写連続図作成を行ったものである。概略設計は、現道拡幅案(1案)とバイパス案(2案)を検討した。平面交差点予備設計では現道拡幅案について設計を行った。また現道区間は曲線が小さく見通しも良くない区間であり、通学路にも指定されていることから、現道の安全対策を立案した。
期 間
2024/09/10~2025/03/14
本業務は国道181号(米子市長砂町~昭和町)の1.37km区間において、電線共同溝事業の一環として埋設管調査およびBIM/CIMモデル作成を実施したものである。埋設管調査では三次元地中レーダ探査機を用いて車道・歩道部を面的に調査し、埋設管敷設位置を把握した。その結果に基づき、現況埋設管モデルと電線共同溝計画モデル、地表面モデルを統合した三次元モデルを作成した。完成した三次元モデルは、今後の設計施工への有用性を鑑み不明管位置や調査不明瞭区間の明示、既設埋設管と計画線の干渉部位などの抽出・明示を実施した。統合モデル作成にあたっては、補足の手押しレーダやGNSS測量、側溝深さなど必要な情報を補足的に取得し、品質向上に努めた。
期 間
2024/10/15~2025/01/31
本業務は、「令和4年度主要県道下関美祢線交通安全(通学路緊急対策)工事に伴う設計業務委託 第1工区」について、R6.8.5の県警協議結果(本線停止線位置変更)を踏まえて成果一式を修正したものである。
期 間
2023/03/29~2024/08/30
本業務は、地形の三次元データを取得し、付替道路の詳細設計業務での利用を目的とした。 木屋川治水ダム建設事業において、(一)大河内地吉線付替の詳細設計に必要な地形情報をUAVレーザ測量で取得し、三次元点群データを作成した。取得した三次元点群に地上レーザ等の現地補備測量で三次元地形情報を反映させ、詳細な三次元地形モデル(A=0.21km2)を作成した。また、現地状況把握のためのUAV空中写真撮影(垂直写真・斜め写真)を実施した。
期 間
2023/07/24~2024/05/31
二級河川木屋川水系真菰川の改修により、河道を「築堤+パラペット構造」となる。本業務は、この区間に接続する排水路の樋門予備・詳細設計を行った。直線区間に排水されること、HWL以下が耕作地であることから、河川法線の引堤は計画していない。
施設は、内空が幅1m・高1mの小型樋門(近接排水路を統合)で、河川断面を勘案し、胸壁をパラペット位置に併せ、河川断面を侵さない形状とした。ゲートは、常時水がない、堤内地盤高が高い等の理由で、止水性を確保できる「上ヒンジ式ゲート」を採用した。地質調査により液状化が発生する結果となったことから、静的解析による耐震性能照査を実施し、耐震性能3が確保できる構造とした。
期 間
2023/06/30~2024/03/29
本業務では、木屋川治水ダム建設事業に伴う付替道路計画策定における、長大法面、橋梁、および盛土計画箇所の地質状況把握を目的として、ボーリング調査および解析を実施した。調査を行った一般県道の付替道路では、ダムの嵩上げに伴い尾根、谷の連続する山岳地を通過するルートとなり、多くの切土、盛土、橋梁が計画されている。本業務では橋梁予定箇所で3本26m、切土計画箇所で4本59m、盛土計画箇所で3本24m、合計掘削長109mのボーリング調査を実施した。また、調査結果の解析によって、切土部に厚い風化帯が分布し、切土勾配や法面対策工の検討を要する点や、盛土基礎地盤の表層に軟弱な粘土が分布する状況について報告した。