期 間
2022/02/15~2022/08/15
本業務は、袋井土木事務所が管理する新青田トンネル、敷地トンネル、敷地(歩道)トンネルの3トンネルについて、定期点検を取り行い、点検結果をまとめ、報告書の作成を行う業務である。点検に先立ち、現地踏査、及び資料収集調査にて、各トンネルの状態や、規制方法等の検討を行ったのち、現地点検を実施し、健全性の判定を行った。点検結果は、すべてのトンネルにて健全性は2判定であった。各トンネルの詳細は、新青田トンネルでは健全度ランク2a判定を17箇所(材質劣化16箇所、漏水1箇所)確認した。敷地トンネルでは、2a判定を6箇所(材質劣化3箇所、漏水3箇所)確認した。敷地(歩道)トンネルでは、2a判定を7箇所(材質劣化7箇所)確認した。定期点検の結果、3トンネルとも健全度ランクの2a判定であるため、今後の対応方針としては重点監視を行うことが必要である。また、2a判定の変状に対しては計画的に補修対策を施すことが望ましいため、維持管理便覧に従い、補修対策工法の提案を記載した。
期 間
2021/07/02~2022/02/25
本業務は、山岳トンネルの照明設備LED化に伴う更新詳細設計を行うものである。設計対象は2本(大日トンネル、谷栗トンネル)であり、同一の路線(接岨峡線)であるため設計条件は同様である。設計速度が40km/h、設計交通量が基準輝度を低減できる1万台/日未満であり、反射率の高いコンクリート舗装であることから、照明器具の配列は同規模の山岳トンネルで採用の多い千鳥配列が有利となる。以上の条件を踏まえて照明計算を行い、性能規定値・推奨値を満たす最適な器具種別の選定、最大設置間隔の算出を行い、初期設備費、電力費、補修費を含む20年間のライフサイクルコストによる経済比較を行った。比較においては、照明メーカー3社によるトップランナー方式を採用し、照明器材仕様書に基づく標準設計も併せて実施した。これにより選定したメーカー値を使い、工事発注に必要となる器具配置等の参考図面、仕様書等を作成した。入口照明の晴天・曇天時の調光方式は、球切れの判断がしやすいように減灯ではなく減光とした。接続道路照明は、支柱は再使用とし照明器具のみ更新し、LED化を行った。
期 間
2021/06/26~2021/11/30
本業務は、山岳トンネルのトンネル設計施設設計を行い、工事発注に必要な図面・報告書の作成を行うものである。設計速度が40(30)km/h、計画交通量が基準輝度を低減できる1万台/日未満であり、反射率の高いコンクリート舗装であることから、基本照明器具の配列は同規模の山岳トンネルで採用の多い千鳥配列が経済的に有利となる。設計条件から決定した照明方式と基準値に基づき照明計算を行い、性能規定値・推奨値を満たす最適な器具種別の選定、最大設置間隔の算出を行い、初期設備費、電力費、補修費を含む20年間のライフサイクルコスト比較を入口照明も含めて実施した。これにより選定した器具形式を用い、工事発注に必要となる器具配置等の参考図面、仕様書を作成した。入口照明の晴天・曇天時の調光方式は、球切れの判断がしやすいように減灯ではなく減光方式を採用とした。照明制御盤は、支柱を新設し共架タイプの照明制御盤を採用とした。また、塗装色については、ふじのくに色彩・デザイン指針(社会資本整備)に基づきダークグレーとした。図面、仕様書を基づき数量計算書、概算工事費及び電算帳票の作成を行った。