期 間
2025/09/06~2025/12/26
本業務では、岩国・青木町江尻川の既設砂防堰堤メンテナンス事業において、ボーリング調査6本、総掘進長58mによる基礎地盤調査を行い、地盤特性および構造の把握から設計・施工上の基礎資料を総括した。ボーリング調査を上流側堰堤で3本、下流側堰堤で3本、それぞれ堰堤の中央部と両袖部で実施した結果を要約すると、次のようになる。(1)堰堤構成材料は部分的にコンクリートで練り積みされた粗石積を主体とし、この堰堤が強風化によってマサ土化した花崗岩に直接支持される。(2)外見上の堰堤躯体にほとんど損傷はない一方、堰堤の粗石積に部分的に空隙が確認されるので,内部での劣化、細粒分の流出、施工上の不均質など、潜在的な安定性低下の兆候に対応するため、堰堤の嵩上げや増厚による断面補強の必要があること。(3)花崗岩はDH級岩盤の軟岩であり、N値>50を示すので、堰堤の基礎地盤として対応できる力学的な強度は備えている。しかし、袖部直下の地盤に侵食による径2m程度のパイプ状の横穴の存在から、高透水性で細粒分流出が起こりやすいことが示唆され、パイピング防止や湧水防止などの水理的な対応が必要な地盤であること。
期 間
2025/06/09~2025/12/26
本業務は工業用水管の老朽度ランクの評価を目的とした。試掘は埋設管付近までを機械掘削、管体以深を人力掘削とした。試掘時は管体付近の土壌・地下水を採取し、試験機関に分析を依頼した。評価では鋼管は設計安全率、ダクタイル鋳鉄管は許容腐食深で評価した。評価の結果、ダクタイル鋳鉄管に減肉を伴う腐食が認められ、老朽度ランクは2であった。土壌は腐食性ありで、さらにその土壌には硫黄分を含む石炭殻が認められ、腐食性の強い土壌であった。また、地中レーダ探査や床版橋の耐荷力照査を提案し実施に対する承諾を得た。なお、業務数量は試掘、土壌・地下水分析が6箇所、管体調査のうち鋼管が2箇所、ダクタイル鋳鉄管が4箇所であった。
期 間
2025/04/18~2025/09/30
この路線内には脆弱な地質が分布していることがこれまでの事業履歴から明らかになっており、当該業務の主たる目的は、道路開削による地すべり斜面および切土法面の安定性を評価し、それらの工学諸問題に対する対策について検討することである。内容としては、現計画(末端開削)における地すべりの対策案、一方では地すべりを回避する方策として側道の敷設位置の見直し計画について検討し、側道の予備設計を行った。
期 間
2025/01/15~2025/08/29
本業務では、三田川地下道に対して補修設計を実施した。三田川地下道は、通路部と階段部・スロープ部の側壁がタイル張りになっており、タイルに規模の大きい浮きやひび割れが認められた。側壁がタイル張りとなっているため、躯体表面の変状状況を確認することは困難であったため、タイルにひび割れが生じている箇所を部分的に剥がして、躯体表面の変状状況を確認した。その結果、躯体表面にもひび割れが生じている状況が確認された。そこで、ひび割れが生じているタイルは全て剥がし、躯体のひび割れを補修してから、タイルを補修する設計とした。これにより、タイル表面だけではなく、躯体の変状状況も考慮した適切な設計に繋げることができた。
期 間
2025/02/25~2025/06/30
本業務の目的は,一般国道490号(絵堂萩道路)道路改良の設計および施工計画の策定に必要な地質情報を収集し,それらの情報を取りまとめることである。
期 間
2024/10/09~2025/05/30
岩国市の砥石川、大谷川、古宿川、通津川では、砂防ダムの老朽化に伴うメンテナンスが必要とされており、補修工事が計画されている。
本業務では、砂防ダムの補修工事による周辺井戸への水質等の影響を把握するための基礎資料として水質調査等を実施した。また、砥石川については、今年度の令和6年12月から令和7年3月末に補修工事が完了した。工事前(令和6年10月)と工事中(令和7年1月)、工事後(令和7年5月)に水質調査を行った。
期 間
2024/07/29~2025/03/31
本業務では、貴船横断歩道橋を対象に補修設計を実施した。当該歩道橋の上部工形式は、鋼I桁(デッキプレート形式)下路橋であり2主桁で構成されていた。特徴として桁下の広範囲に腐食が確認され、板厚減少による耐荷力低下といった問題が予見できた。主構造部材である主桁に対して綿密な板厚測定を行ったが、板厚減少は認められなかった。ゆえに、耐荷性能に問題はないと評価した。補修設計に際しては、制約下での塗替え塗装工を計画した。鉛を有しており、塗膜剥離剤を用いた2種ケレンかつ錆転換型塗装工法を採用した。一般的なRc-II塗装系よりもLCCの観点で経済性に優れる工法を採用でき、合理的かつ経済性に優れた設計を実施した。
期 間
2024/06/18~2025/02/28
本業務では,原畑地区の急傾斜地対策において,関係者間の調整が可能なよりよい対応のために,過年度設計の代替案について,予備設計と詳細設計を行った。工法比較の結果,待受け擁壁構造の前出しによる法線変更を最適案として計画した。前出しによって,法枠工を不要とすることができる。また,擁壁は一連の壁構造ではなく,ラップ構造として重力式擁壁を最小規格として小型化することができる。落石防護柵付属の壁構造は崩土の待受け=崩土ポケット容量の確保とこのための衝撃力対応,堆積土圧対応が可能である。ただし,擁壁の前出しでは躯体直下に軟弱層の存在が懸念されることから,基礎地盤の確保のためのバックホウ方式での簡易な置換工を併用する。施工時に軟弱層か否かの判断が難しい場合には,簡易貫入試験で確認して置換範囲を決定するのがよい。このほか,過年度設計の調整のために,排水路は急傾斜地中央部から既存水路への接続を計画し,また工事用道路では中央部からと西側からの2本の進入ルートを候補としている。
期 間
2024/04/12~2025/03/28
本業務では、主要県道下関長門線が二級河川木屋川を渡河する箇所に架かる既設橋梁を対象に、更新するための橋梁詳細設計を実施した。上部工形式はPC単純ポストテンションバルブT桁橋、下部工形式は逆T式橋台を採用した。また、既設橋梁の撤去設計も併せて実施した。技術上の創意工夫事項としては、本橋梁におけるそれぞれの橋台形状の特徴を勘案したうえで、山口県のデータベースよりその特徴に特化した傾向を把握し、最適な対策として竪壁にひび割れ抑制を目的とした補強鉄筋を配筋する計画とした。また、ひび割れ抑制の観点から最適なリフト割を検討し、設計に反映させた。
期 間
2024/04/12~2025/03/31
本業務は、一般国道490 号・絵堂萩道路の絵堂IC から雲雀山トンネルに至るバイパス区間の美祢工区(延長約4km)において、補強土予備設計および法面詳細設計を行うものである。