株式会社東光コンサルタンツの受注業務・工事一覧

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期 間 2024/10/10~2025/03/25
本委託は、茨城県で管理する海岸保全施設(大洗港区海岸)について、資料の収集整理及び現地の点検調査を実施し、施設の健全度を評価した上で長寿命化計画書を策定し、海岸管理者による適切な維持管理に資することを目的とした業務である。対象施設は、近年竣工したばかりの防潮堤、陸閘、水門、土堤、波除堤等の計11施設であり、陸上目視・海上目視・潜水目視調査により損傷状況を確認し、またその規模を計測した。なお変状図作成においてはドローン撮影も自主的に併用し、作業の効率化を図っている。結果、変状なし(d判定)若しくはc判定となるひび割れを確認し、その健全度はD評価またはC評価という状態であった。また天端高の確認について、各施設の必要天端高の値に対し、竣工検査時の整備天端高が満足しているかの確認を行い、全施設問題ないことを確認した。従って現時点では施設の機能は低下しておらず、経過観察を基本とした維持管理方針とする旨を長寿命化計画書に記載した。また長寿命化計画書には、定期点検の内容・時期や補修する時期、さらに施設の配置特性上、重点的に調査を行う必要がある箇所についても併せて記載した。
期 間 2024/09/11~2025/01/28
本委託は、茨城県で管理する茨城港大洗港区の岸壁3施設について、過年度に作成した維持管理計画書に基づき定期点検(陸上目視・海上目視)を行い、劣化度診断を実施する業務である。第3埠頭西岸壁について、上部工及び本体工にb判定となる欠損が確認され総合評価はBとなる。しかしながら現時点で施設の機能低下は見受けられていないため経過観察を基本とし、今後岸壁法線の移動・沈下をはじめとした施設の機能低下が見受けられた時点で、対策・補修工法を検討するよう提案した。また第3埠頭東岸壁および第4埠頭岸壁についても、施設の機能低下は見受けられなかったため、経過観察を基本とした。また西岸壁・東岸壁に付属する受衝板付防舷材について、東岸壁側の受衝板付防舷材全8基のうち、2基にa判定となるゴム欠損や取付金具の欠落が見受けられたため、更新する旨の提案と概算工事費を総合評価内で提示した。また各岸壁の付帯設備(車止め・V型防舷材等)についても、a判定となる部材については更新するよう提案し、その概算工事費も併せて提示した。
期 間 2023/09/01~2024/03/15
舞阪漁港では、既存漁港施設の効率的な維持管理、長寿命化及びライフサイクルコストの縮減化を図ることを目的として、平成20、21、27年度に施設の老朽化状況を把握するための簡易調査を行い、平成27 年度に機能保全計画書の作成が行われている。 本業務は、主要部材が鋼構造の防波堤、岸壁、護岸の計15施設、臨港道路7施の簡易調査(重点項目)と設詳細調査を行い、機能保全計画書のとりまとめを行った。今年度評価は鋼材に加え上部工、エプロンについても調査しすべての部材を踏まえて健全度を評価している。 その結果、鋼材については、一部腐食による開孔が確認されたが、腐食速度も標準値相当と判断され鋼材の健全度は「C」評価となった。  上部工、エプロンについてはエプロンのひび割れ、沈下が確認された。いずれも健全度が「B」評価と判定された。
期 間 2023/12/16~2024/03/25
本業務は、港湾施設を計画的かつ適切に維持管理し、施設の安全性を確保するとともに、改良・更新コストの最小化を図りつつ長期にわたって有効に活用してくために、維持管理計画に策定された港湾施設について、詳細定期点検を行い、施設状況を確認したものである。また、施設の劣化状況を踏まえ、必要に応じて電位測定等の追加調査や維持管理計画の見直しの必要性について検討した。現地調査として、陸上から施設全体の目視可能な部材について劣化・損傷状況等の目視調査、船上にて施設全体の海面上の部材について劣化・損傷状況等の目視調査および、潜水士により、海面下の部材について劣化・損傷状況等の調査を行い、記録等を整理した。最終的に調査目的、調査内容、調査結果を整理して報告書を作成した。