期 間
2021/12/09~2022/07/29
本業務は、山口県が管理する橋梁について予防保全的な対策のために点検を行い、その健全度を診断する点検業務である。調査手法においては「山口県橋梁点検要領(案)」に準拠して行うものとする。また、道路照明点検もあわせて行った。
期 間
2021/12/23~2022/06/30
一般国道437号の大島大橋の補修設計業務である。補修内容はアルカリ骨材反応に起因するひび割れの進展抑制のための止水対策検討である。補修方針については過年度の長寿命化検討で整理済みであり、本業務では過年度の成果をもとに、補修方針の精査および詳細設計を実施した。伸縮装置からの漏水対策として排水樋と止水プレートを用いた適切な排水処理を実施し、下部工天端の滞水および柱部への伝い水対策として、排水溝の設置、水切板の設置および表面保護工の設置を提案設計した。また、P3橋脚とP4橋脚の中間部にある伸縮装置については、構造上、桁下からの止水対策が困難であったため、二重止水を踏まえた伸縮装置の取替えを検討した。
期 間
2021/08/18~2022/03/31
本業務は、橋梁の補修設計を実施するにあたり、現橋梁の損傷・劣化の状況、原因、進行状況等を把握し、補修・補強設計に必要な資料を収集し、適切な補修・補強設計を実施する。
期 間
2022/03/15~2022/09/30
本業務は、美祢市秋芳町青景ほか地内に位置する寺家橋・第4桂坂橋・秋吉カルバートについて、その性能を維持し長寿命化を図るための補修計画設計業務である。対象となる寺家橋・第4桂坂橋・秋吉カルバートは、架設後の経年等に起因した損傷が一部で発生している状況にある。 このため、上部工・下部工について、詳細調査による健全度の判定・評価を実施した上で、合理的かつ経済性に配慮した補修設計を実施し、工事発注に必要な図面・報告書を作成することを目的とする。
期 間
2020/06/26~2022/03/31
当業務は老朽化した橋梁を更新するため、橋梁詳細設計および付帯する測量を実施したものである。詳細設計は、迂回路及び仮橋、橋梁上部工、下部工について実施し、測量は基準点測量、路線測量、用地測量を実施した。橋梁形式は比較検討を行い、プレテンション方式単純中空床版橋+逆T式擁壁とした。さらに現況河道の計画計上を検討し、河川協議資料作成を行うとともに、コンクリート品質確保対策の検討を行い、協議資料を作成した。
期 間
2020/11/12~2021/04/30
本業務の対象橋梁5橋について変状調査および健全度評価を実施したところ、3橋で架け替えが妥当との結論を得た。そのため、2橋は補修設計を、3橋は箱型函渠予備設計を実施した。調査実施計画立案の段階で概略のライフサイクルコストを試算し、補修または架け替えの判断について見通しを立て、それに基づいて過不足の無い調査項目・数量を提案・実施した。一般に架け替えとなる場合、詳細調査で行った試験のうち結果が活用されない項目が生じることが多いが、本業務では無駄のない調査を実施した。予備設計では構造物形式の選定根拠と内空断面寸法の決定根拠に重点を置き、今後実施される詳細設計において必要となる前提条件を整理した。
期 間
2020/07/16~2021/06/18
五郎万橋は鋼I桁下フランジの大規模欠損と共に、下部工基礎地盤に顕著な洗堀が生じている。基礎洗堀は渓流の水衝部であり有効な補修対策工がなく、架け替えを検討した。橋梁形式を含む構造物の形式比較検討を行い、現場打ちボックスカルバートが最適との結果を得た。河川管理者(市)との協議の結果、カルバートの適用について了承を得た。また、道路線形を改良し、現道を迂回路として利用しながらカルバートの築造を行う計画とした。激しい水流による吸出しの懸念があるため、置き換え基礎の材料は栗石を用いた。河川にカルバートを設置する際に必要な根入れ深さに対する埋め戻し材料も栗石とし、流失防止のため表面はフトン篭とした。
期 間
2020/11/20~2021/09/14
本業務は上関大橋において,緊急調査,詳細調査,応急対策,3D測量,委員会対応,検討会議資料作成等を実施し,関連する業務及び施工者と協働して,検討会議報告書としてとりまとめた.死荷重状態で負反力が生じるという構造的な特徴を持つ「ドゥルックバンド橋」という構造特性を踏まえた応急復旧工事を段階的に進め,事故発生から約1か月で島民の生活道路としての渋滞解消を回復し,約4か月後には橋面開放ができるまでの応急対策を実施することができた.また,構造的弱点となる鉛直PC鋼棒の原因を究明し,同形式の橋梁に対して今後の維持管理に対する提言を整理した.維持管理の重要性を再認識させる業務であった.
期 間
2020/11/20~2021/09/30
本業務は、令和2年11月に主要県道光上関線上関大橋で発生した段差の復旧のため、対策工法の検討および復旧検討会議の運営を行うものである。実施内容は以下のとおり。(1)検討会資料作成、(2)主桁―橋台連結工設計、(3)グラウンドアンカー工設計、(4)ヒンジ部照査、(5)検討会に向けた現況再現(事故前)、(6)検討会に向けた事故後再現、(7)本復旧対応に向けた解析、(8)本復旧対応に向けた計測・結果整理、(9)計測データと再現計算の照合、(10)ヒンジ部PCケーブル図面作成、(11)打合せ協議・調整(1月末)、(12)打合せ協議・調整(第4回検討会)、(13)検討会報告書作成、(14)工事誌作成
期 間
2020/04/23~2020/08/31
本業務では、老朽化した上五ノ瀬橋の架替えの設計計画に必要な基礎地盤に関する地盤情報(支持層深度や各地層の工学的性質等)を得ることを目的とし、調査ボーリング4箇所(計23m)、標準貫入試験(計8回)を実施した。計画準備段階では、空中写真による地形判読や地表地質踏査を行い、調査位置周辺の地形や道路アクセス状況等を確認した上で、最適な調査実施計画書を作成し、受発注者協議により業務実施方針を決定した。総合解析とりまとめでは、地層構成および各地層の特徴、地下水位、地盤定数設定、支持層および基礎形式検討、設計施工上の留意点等について検討・評価を行った。まとめでは、本業務の調査成果を要約し整理した。