期 間
2022/02/09~2023/03/20
栃山川水系の小石川、黒石川、木屋川で、「令和3年度[第33-K1522-01号]栃山川水系ほか河川調査に伴う設計業務委託(津波シミュレーション)」で実施された津波シミュレーションの解析結果を基に、河川津波対策として水門案、堤防嵩上げ案における費用便益分析を実施した。その結果、小石川で浸水被害額が大きくなったため、津波対策の費用対効果が高いことが明らかとなった。この結果と橋梁架け替え等を含む河川改修の状況を踏まえ、各対策方法の経済性や施工性などを評価し、最適な河川津波対策を提案した。
期 間
2021/11/16~2022/11/30
本業務は、栃山川水系黒石川、木屋川及び小石川水系小石川の津波対策を検討する目的で、最新の漁港津波対策を反映した上で各河川の津波遡上シミュレーションを実施したものである。H25年度の津波シミュレーションで用いた計算モデルに対して、地形データは静岡県の3次元点群データを用いて更新し、構造物データは関係機関に確認して修正を行い、朔望平均満潮位も更新した。津波シミュレーションの外力は東海単独モデルであり、構造物条件として現況堤防高および堤防嵩上げ(無限壁堤防)の2ケースの計算を実施した。津波シミュレーションの結果は、河川縦断図および平面図(浸水深分布図および水位分布図)として整理した。