期 間
2025/07/22~2026/03/27
本業務は、松崎港海岸の南川水門について、L1津波及びL1津波を生じさせる地震動に対しての耐震・対津波性能を確保するとともに、「松崎町津波防災地域づくり推進計画」における計画整備高さT.P.+7.50mに嵩上げ改良(嵩上げ高1.5m)するための実施設計を行った。構造は、既設水門本体を改良及び嵩上げし、本体の安定性及び高さを確保した上で、津波時に水没してもその後も確実にゲート開閉可能となるよう開閉装置形式を変更し、操作設備、非常用発電機設備等の機器及び油圧ユニットを津波の影響を受けないよう、水門横に新設する架台上に設置する形式とした。架台上部に設置する機器の保護方法は、保護をしない場合も含めて3案で比較した結果、他案と比較して耐用年数が僅かに劣るが、経済性で最も安価な「保護カバーなし案」を採用した。また、耐震性能照査及び津波時の照査を実施し、NGとなった箇所について、曲げ補強及びせん断補強を実施する計画とした。施工計画については、現機能確保を目的として、施工時に既設カーテンウォールに大型土のうを接地させて既設海岸堤防の高さを確保する計画とした。
期 間
2025/03/27~2026/03/13
本業務は、静岡県が想定する津波対策として、焼津漁港焼津内港地区の第1船渠内港岸壁西岸壁(B-3区間)の背後に新設する防潮堤の基本・詳細設計である。当地区の防潮堤のデザインは、別途「焼津漁港内港地区エリアデザイン検討会」にて計画されており、基本的にその内容を設計に反映した。さらに別途防潮堤建設位置にて地質調査を提案し、過年度の地質調査を補完し、液状化判定や基礎工検討の基礎資料とした。設計区間は、過年度成果にて地質縦断的に地層構成・層厚が大きく異なるため、B-3-1区間とB-3-2区間に区分されており、各区間にて安定性照査、地震応答解析を実施し、構造諸元を決定した。具体的には、B-3-1区間は、「20cm嵩上げ+地盤改良」、B-3-2区間は、「20cm嵩上げ」のみの対策で必要堤防高を確保する計画とした。また、防潮堤整備にあたり、臨港道路の道路幅員構成や区画線の一部変更が伴うため、簡易な道路予備設計と交差点設計を実施した。
期 間
2025/08/27~2026/02/22
本業務は、令和6年度に策定された新川水門排水機場長寿命化計画に基づき、新川排水機場の除塵設備改修に必要な資料の作成を目的とし、スクリーン、除塵機、傾斜コンベア、ホッパの詳細設計を行ったものである。除塵機の形式は、既設と同じ走行式除塵機(移動ワイヤロープ式、トラッシュカー)とした。現行基準への適合化に伴い、各設備は大型化するが、綿密な配置検討によりスクリーン、除塵機、傾斜コンベア、ホッパは既設同様の諸元、配置となるよう設計した。スクリーン更新工事のための仮締切は、工期の制約、クレーン配置スペースの制約ならびに施工時水位が高いことから角落しゲートを使用する方法とし、施工時出水の緊急ポンプ運転に備え、1水路ごとの更新工事として計画した。
期 間
2024/10/22~2025/11/29
茨城県常陸太田工事事務所管内に位置する土石流危険渓流の山口沢川(1級河川久慈川水系里川の支川)に新設する砂防堰堤の予備設計を実施した。現地踏査で現地状況を確認し、過年度成果の内容について確認し、渓床堆積土砂量や礫径、pH値の再調査や基準点、計画流出量等の見直しを行い、全体計画書を作成した。現地踏査結果等から基本事項を整理し地質条件や設計条件、環境条件を整理した。基本事項を基に、配置設計を行い計画対象地に適した堰堤型式として透過型堰堤を採用した。また、堰堤の計画候補位置を3箇所抽出し、施設効果量を検討して整備率を満足する堰堤高を検討した。配置設計の結果から各案の施設設計検討を行い、安定計算や一般図の作成、景観検討を行った。検討結果から概算工事費を算出し、比較一覧表を取りまとめ最適案を選定した。計画箇所では付替道路が必要となることから、道路設計も含めて比較検討を行った。最適案を対象に施工計画検討を行い、概略の施工計画や転流工の概略検討を行った。検討結果を踏まえ総合的な検討を行い、詳細設計に向けた留意事項を整理した。
期 間
2024/10/25~2025/06/30
本業務では都市計画道路 中大野中河内線および酒門六差路交差点改良整備事業に係る交通量推計・交通解析・対策立案を行った。交通量推計にあたっては、ミクロな交差点解析を実施することから、交差点の方向別交通量を用いた現況再現性の確認の他、携帯端末の位置情報プローブデータ(人流データ)を用いた移動経路を確認して再現性のチェックを行った。改善案の検討に際しては、無信号交差点の検討、信号交差点の検討に加え、ラウンドアバウトによる処理の可能性についても検討を行った。また、延伸した場合についても検討を行い、概略の費用便益分析を実施して整備優先度についても検討した。
期 間
2024/09/27~2025/06/30
本業務は、過年度実施済みの現況堤防の耐震性能照査結果及び堤防嵩上げ予備検討結果を踏まえ、No.40からNo.92(L=5.2km)について、堤防嵩上の予備設計を実施した。設計延長が非常に長いため、既設護岸や背後との土地利用や地盤高等を考慮し、検討区間を6つに分類した。基本断面形状は、堤防の嵩上げが基本となるため、区間ごとに嵩上げ方法や粘り強い構造にする必要性を整理して、比較決定した。一方、施工検討では、工事用進入路や工事用道路の位置について整理した。さらに、詳細設計に向けて必要となる協議先や申送り事項を整理し、スムーズに詳細設計へ移行できるように配慮した。
期 間
2024/12/20~2025/06/30
本業務では、一般県道下土狩徳倉沼津港線の狩野川第三架橋について、整備時及び未整備時の将来交通量推計を行い、費用便益比(B/C)を算出し、事業実施による整備効果の確認を行った。交通量推計では、検討箇所周辺ネットワークの追加及びゾーンの細分化を行うことで、再現性の向上を図った。費用便益分析は将来交通量推計結果を用い、「費用便益分析マニュアル(令和7年2月 国土交通省 道路局 都市局)」に基づき実施し、費用便益比に現れない事業効果と併せて整理し、事業評価監視委員会に提出する再評価資料を作成した。
期 間
2024/08/09~2025/03/26
静岡県松崎港海岸の既存南川水門について、L1津波及びL1津波を生じさせる地震動に対しての耐震・耐津波性能を確保する水門改良予備設計をおこなう。南川水門地点のL1津波高はTP+10.6であるが、地域との合意により施設計画はTP+7.50で整理されている(嵩上高1.50m)。そのため、水門施設は津波による越水を許容する施設として設計をおこなった。コスト面より既設水門土木施設を活用した改修を検討し、大きくなった津波荷重に対して安定するようにゲート設備改良、土木躯体改良をおこなった。同時に、津波越水に対し開閉機能を確保できるように電気系設備は別途架台を構築し配置する計画とした。維持管理として土砂堆積による不完全閉塞対策を検討した。
期 間
2024/08/27~2025/03/21
本業務は常陸大宮土木事務所管内の砂防堰堤について、現況堆砂量および今後の堆砂傾向を把握することで、計画的な維持管理を行うための基礎検討結果とすることを目的に実施した。対象堰堤84基のうち、除石管理計画の対象とする堰堤を抽出し、67基が抽出された。抽出には堰堤周辺のLPデータが存在していること、不透過型堰堤であること、土石流区間に位置していることを条件とした。抽出された堰堤は堰堤諸元・堆砂状況の現地確認を実施した。また、LPデータから縦横断図を作成し、既往資料や縦横断図の勾配変化、現地確認結果から元渓床勾配および元地形線を推定した。現況地形線と元地形線に囲まれた空間から現況堆砂量を推定し、堰堤竣工からの経過年と現況堆砂量から年あたりの堆砂速度を算出した。また縦横断図から、計画捕捉量や堆砂率を算出した。堆砂率は平常時堆砂線より下方の空間の体積と現況堆砂量の比から算出した。この堆砂率から除石優先度を評価した。本業務の検討結果はデータベース形式の一覧表および堰堤ごとに作成した除石管理調書に取りまとめた。
期 間
2023/09/22~2025/03/14
本業務は、福田漁港内の突堤(B)、内防波堤、防砂堤の3施設に対して、基本設計成果をベースに耐震・耐津波対策の実施設計と電算帳票作成を行った。突堤(B)は、海上からの施工計画(浚渫や水中コンクリートによる腹付け)を考えた。防砂堤は、陸上からの施工計画(上部工コンクリート嵩上げ)を考えた。内防波堤は、別途追加地質調査を提案し、液状化判定の結果をもとに地盤改良(浸透固化処理)範囲を最小となるように再設定した。当該施設は、防砂堤に接続する施設であるため、陸上からの施工計画を考えた。関係機関協議資料として、対策工法に関する水産庁協議資料、漁協への工事説明用資料を作成した。