基礎地盤コンサルタンツ株式会社の受注業務・工事一覧

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期 間 2022/12/03~2024/03/28
本業務は、既往の衛星SAR解析で変位が確認された三倉地滑り、上西之谷地滑りについて、土砂災害防止法に規定する公示図書を作成するため、机上調査及び現地調査により危害のおそれのある土地の区域を設定し、とりまとめ、整理することを目的として実施した。
期 間 2023/07/25~2024/03/06
本業務は、上西之谷地すべり区域のA2ブロックにおいて地質調査にて、地層厚とすべり面の把握、並びに地すべり調査にて、各調査孔の地すべり観測を実施し、地盤特性検討並びに機構解析を行った。調査ボーリングを2箇所で行い、孔内傾斜計および地下水観測孔を設置するとともに地盤伸縮計を3基設置した結果、地すべり性の変動が認められた。さらに地表面の変動状況を把握するために干渉SAR画像解析を行い、地表踏査にて変動箇所を確認した。総合解析とりまとめでは、土質定数の推定、支持層の設定、すべり面の推定、地盤特性検討、機構解析を行った。次年度以降の方針として、ボーリング調査および出水期における地すべり観測を提案した。
期 間 2023/10/26~2024/03/06
本業務は掛川市上西之谷地区のA3ブロックにおいて調査ボーリングおよび地すべり観測を実施することを目的とした。調査ボーリングにおいて調査地の地質は風化し土砂化が著しい泥岩砂岩混在岩を主体とすることを確認した。地すべり観測はBV-1-5で孔内傾斜計観測、BV-1-6Wで地下水位観測を行った。BV-1-5では降雨に関わらず断続的に変動していることが認められ、その変動量は163mm/34日となった。総合解析とりまとめでは、土質定数の推定、支持層の設定およびすべり面の推定を行った。次年度以降の方針として地すべり特性を把握するために出水期における地すべり観測を提案した。
期 間 2023/10/24~2024/03/06
本業務は掛川市上西之谷地区のB1ブロックにおいて調査ボーリングおよび地すべり観測を実施することを目的とした。調査ボーリングにおいて調査地の地質は風化し土砂化が著しい泥岩砂岩混在岩を主体とすることを確認した。地すべり観測はBV-2-1,2-2 で孔内傾斜計観測、BV-2-1W、2-2Wで地下水位観測を行ったが、観測期間中に降雨量が少なかったため地すべり変動は認められなかった。総合解析とりまとめでは、土質定数の推定、支持層の設定およびすべり面の推定を行った。次年度以降の方針として地すべり特性を把握するために出水期における地すべり観測を提案した。
期 間 2023/06/24~2023/11/30
本業務は掛川市上西之谷地区のA3ブロックにおいて調査ボーリングおよび地すべり観測を実施することを目的とした。既往調査において推定された地すべりブロックの主側線上で調査ボーリングを計2本行った。調査ボーリングにおいて調査地の地質は風化し土砂化が著しい泥岩砂岩混在岩を主体とすることを確認した。地すべり観測はBV-6 で孔内傾斜計観測、BV-5で地下水位観測を行ったが、観測期間中に降雨量が少なかったため地すべり変動は認められなかった。総合解析とりまとめでは、土質定数の推定、支持層の設定およびすべり面の推定を行った。次年度以降の方針として地すべり特性を把握するために出水期における地すべり観測を提案した。
期 間 2023/06/13~2023/11/30
本業務は上西之谷地すべり区域のBブロックにおいて地すべり特性を把握することを目的とした。現地踏査より地すべりブロックを想定し、地すべり頭部および末端部で調査ボーリングを本孔と別孔の計4本行った。調査ボーリングにおいて調査地の地質は風化し土砂化が著しい泥岩砂岩混在岩を主体とすることを確認した。地すべり観測は本孔で孔内傾斜計観測、別孔で地下水位観測を行ったが、観測期間中に降雨量が少なかったため地すべり変動は認められなかった。総合解析とりまとめでは、土質定数の推定、支持層の設定、すべり面の推定、地盤特性検討、機構解析および安定解析を行った。次年度以降の方針として出水期における地すべり観測を提案した。
期 間 2023/05/18~2023/11/30
本業務は上西之谷地すべり区域のHブロックにおいて、地すべり動態観測を実施し、地盤変動状況を把握することを目的とした。パイプ歪計観測では6/2の台風2号時に表層で変動を記録したが、これは地すべり末端部に認められる小ブロックの変動を記録したものであり、Hブロック全体では明瞭な地すべり変動は認められなかった。地下水位観測では、降雨時には水位上昇が認められ、最高でGL-1.1m付近まで上昇した。次年度以降の方針として今年度別途業務でHブロック周辺の地すべりブロックで観測孔の設置が行われているため、それぞれの地すべりブロックの関連性を確かめるために出水期において地すべり観測を継続して行うことを提案した。
期 間 2023/03/21~2023/10/31
上西之谷地区の地すべりブロック(F及びE2)において変動状況を把握した。調査は孔内傾斜計、地盤伸縮計、自記水位計観測を行った。FブロックはR4年度に横ボーリング工が施工されており、本業務は対策工施工後1年目にあたる。観測結果より地すべり性の変動がなく、対策工の効果も確認できたため、概成と判定した。ただし、対策工の効果維持管理のため定期点検等が必要であることを提案した。E2ブロックでは孔内傾斜計観測において、過年度より同深度で累積変動が認められるため、地すべりが生じている可能性がある。ただし、観測開始から5年間で大雨時を経験している上で、変動量は基準値未満であるため、対策工の必要性は低いと判断した。
期 間 2022/10/05~2023/02/21
本業務は上西之谷地すべり区域のHブロックにおいて、斜面末端部に設置されたふとんかごの変位が地すべりによるものであるかを確認するための初期調査を目的とした。現地踏査より地すべりブロックを想定し、主側線上で調査ボーリングを本孔と別孔の計4本行った。調査地の地質は破砕質の泥岩を主体とし、硬質な砂岩礫が混在することを確認した。地すべり観測は本孔でパイプ歪計観測、別孔で地下水位観測を行い、初期値を取得した。総合解析とりまとめにおいては土質定数の推定、支持層の設定およびコア観察よりすべり面を想定した。次年度以降の方針として地すべり観測の継続と追加ボーリングを提案した。
期 間 2022/03/10~2022/10/31
上西之谷地区の地すべりブロック(F及びE2)において変動状況を把握した。調査は孔内傾斜計、地盤伸縮計、自記水位計観測を行った。対策工として横ボーリング工が施工されており、BV-1'、3'では水位の低下が認められる。一方で9月の豪雨時に過年度最高水位が記録されたが、地すべり性の変動は見られなかった。E2ブロックにおいても9月の豪雨時に過年度最高水位を記録し、孔内傾斜計観測においては同深度で累積変動が認められるため、地すべりが生じている可能性があるが、変動量は微量である。今後も観測を継続し、Fブロックでは対策工の効果を確認すること、E2ブロックでは地すべり変動の確認を行うことを提案した。