期 間
2025/09/05~2025/12/19
本業務は焼津漁港に属する護岸の点検調査及び機能保全計画更新を行う業務である。業務対象の漁港施設は「前の川右岸護岸」の1施設である。点検においては、陸上目視調査に加え、潜水士による潜水目視調査を実施し、護岸のひび割れや欠損等の損傷の程度を把握した。また、付帯施設として護岸上部工にガードレールが整備されていたため、本業務にて点検調査を実施した。ここで、点検調査により得られた結果を基に、対策工法検討を行い、各対策における今後50年間を見据えたライフサイクルコストを算出した。算出したライフサイクルコストを基に比較検討を行った上で、本業務対象施設の対策案を立案した。これら、点検調査結果及び対策工法検討、ライフサイクルコスト算出結果を踏まえ、機能保全計画を更新した。
期 間
2025/03/26~2025/09/30
下関市内の2級河川、普通河川を対象に土砂洪水はん濫により大きな被害の懸念がある流域を抽出し、後出業務の土砂洪水はん濫対策を目的とした河床変動解析を伴う業務のための基礎資料を作成した。資料収集の上、過去の災害事例を精査し、土砂洪水はん濫の災害及び類似した災害実績を確認した。土砂洪水はん濫の災害発生は見受けられなかったため、流域の特徴に関する調査及び保全対象に関する調査を実施し、土砂洪水はん濫により大きな被害の懸念がある流域を抽出した。流域の特徴として、地点A(河床勾配1/200以上・流域面積3km2以上の地点)より上流の生産土砂量を算定し、高い発生ポテンシャルを有する流域を抽出した。保全対象に関する調査では、土砂洪水はん濫災害の想定はん濫区域を設定し、災害時要援護者関連施設や公共施設、地域防災計画に記載のある避難所、住宅、道路、橋梁等の保全対象をカウントし、被害ポテンシャルの高い流域(水害リスクの高い流域)を抽出した。結果は基礎資料として利用が容易となるように位置図を用いて分かりやすく取りまとめた。なお検討においてはGIS(地理情報システム)を活用した。
期 間
2025/03/26~2025/09/21
本業務は、茨城県が管理する国・県道のうち、死傷事故率が高い区間等を対象に、事故データや現地調査などから事故の要因分析を行い、交通事故削減に寄与する効果的な対策案を策定した。また、それらの成果を国土交通省常陸河川国道事務所や外部有識者等で構成される茨城県移動性・安全性向上委員会等の資料として作成した。
期 間
2024/09/18~2025/03/31
本業務は、山口県内の5箇所の県立公園を対象とした「公園長寿命化計画(H30年度)」のうち、萩ウェルネスパーク、亀山公園、片添ヶ浜海浜公園の3箇所を対象に見直し・更新を行ったものである。5公園(きらら博記念公園、維新百年記念公園、萩ウェルネスパーク、亀山公園、片添ヶ浜海浜公園)のうち、きらら博記念公園は他社が担当し、維新百年記念公園は当社が別業務として担当し、並行して見直し・更新が行われた。H30年度計画で予防保全型管理型に分類された施設について健全度調査を行う他、施設整備の要望や利用者の声を指定管理者にヒアリングし、計画に反映させた。健全度調査では当社が開発した専用アプリを使用し、調査の正確性の向上や調査員の削減、スピードアップを図った。長寿命化計画の策定に当たっては、健全度の判定レベル、更新・補修費用、使用見込み期間、施設整備の優先度の考え方について、他受注者と協議を行い各公園で共通化を図ると共に、年次計画の策定では長寿命化対策は5公園間で協調しながらの進行となることを考慮して平準化を行った。
期 間
2024/09/18~2025/03/31
本業務は、山口県内の5箇所の県立公園を対象とした「公園長寿命化計画(H30年度)」のうち、維新百年記念公園を対象に見直し・更新を行ったものである。5公園(きらら博記念公園、維新百年記念公園、萩ウェルネスパーク、亀山公園、片添ヶ浜海浜公園)のうち、きらら博記念公園は他社が担当し、萩ウェルネスパーク他2公園は当社が別業務として担当し、並行して見直し・更新が行われた。H30年度計画で予防保全型管理型に分類された施設について健全度調査を行う他、施設整備の要望や利用者の声を指定管理者にヒアリングし、計画に反映させた。健全度調査では当社が開発した専用アプリを使用し、調査の正確性の向上や調査員の削減、スピードアップを図った。長寿命化計画の策定に当たっては、健全度の判定レベル、更新・補修費用、使用見込み期間、施設整備の優先度の考え方について、他受注者と協議を行い各公園で共通化を図ると共に、年次計画の策定では長寿命化対策は5公園間で協調しながらの進行となることを考慮して平準化を行った。また、本業務の一部として、敷地の一部において4級基準点測量及び現地測量を行った。
期 間
2024/08/09~2025/06/26
本業務は、一級河川江尾江川の河川改良に伴う市道吉原沼津線の権太給橋架け替えの橋梁詳細設計(L=36.5m)、旧橋撤去設計を実施するものである。追加地質調査結果を反映し、予備設計時の回転杭φ800(斜杭)から中掘り鋼管杭φ800(直杭)へ基礎形式の変更を行うことで、施工工期短縮とコスト縮減を図った。架橋位置は軟弱地盤であることから、上部工形式は軽量化を図るため鋼単純合成鈑桁橋を採用した。架設方法はトラッククレーンベント架設工法とし、高圧線との近接箇所は保安距離を確保した架設計画を立案した。旧橋撤去設計では、周辺民家への騒音・振動の影響を考慮し、ワイヤーソーによりブロック解体し撤去する計画とした。また、現道の占用物件の移設、切り回し、新設橋への添架等の調整を行うため、各関係機関との占用者調整会議を実施し、事業推進の円滑化を図った。
期 間
2024/08/29~2025/03/14
本業務は、令和4年度に策定した水災害対策プランに基づき、流域治水の取組を推進するため、新たな取組の効果検証を行うとともに、実施している取組の進捗管理を行うことを目的とする。江尾江川流域における新たな取組として、河川隣接地における遊水地の整備が計画されており、整備効果について検討した。整備効果は河道1次元不定流計算、氾濫原二次元不定流計算による氾濫シミュレーションについて、流域対策施設を解析モデルに反映し氾濫解析を実施した。整備前後の浸水域及び浸水深等を整理し、越流堤の敷高や延長の諸元を3パターン程度変え、整備効果を比較検討し、越流堤諸元を設定した。
期 間
2024/10/11~2025/03/18
本業務では、老朽化する河川構造物の適切な維持管理に資することを目的とし、常念川水門及び大谷川放水路の長寿命化計画の更新を実施した。長寿命化計画の更新にあたり、施設諸元や点検・整備記録等を収集・整理した。この結果を踏まえ、対象施設に関連する八反田橋警報局、池田警報局、栗原水位観測局を長寿命化計画の対象に含むものとした。次に、既往計画策定以降の点検・整備実績や指針・ガイドラインの改訂等を踏まえ、計画的な保全に関する基本的事項を見直した。これに加えて、各装置・機器の延命化や維持管理費用の削減に資する新技術等の活用を検討し、そのコスト縮減効果を整理した。これらの検討結果を基に、河川管理施設のライフサイクルタイム約50年程度の機器・部品等の耐用年数やその維持管理費用を考慮した長期保全計画を作成した。長期保全計画は標準案、長寿命化案、新技術導入案に加えて、その平準化案を含めた計5案を作成し、予防保全型維持管理の導入や新技術等の活用によるコスト縮減効果を整理した。以上の検討を踏まえ、国土交通省報告資料として対象施設の長寿命化計画を更新した。
期 間
2024/09/27~2025/03/17
本業務は、静岡県が管理する沼川第2放水路の制水門及び排砂水門、ポンプ施設、吐出部(暗渠)について、機械設備及びその他設備(土木施設等)に対して、現地調査及び管理・点検記録等を踏まえて総合評価を行うとともに、整備・更新の評価と実施方針の見直し等を行い、施設の信頼性確保やライフサイクルコストの縮減を図るための長寿命化計画を更新した。過年度策定されていた長寿命化計画をもとに、現時点の設備の整備更新状況を反映し、健全度評価の見直しを行った。ゲート及びポンプの更新マニュアルより耐用年数の設定を行い、実施時期の平準化及び新技術の活用等をふまえ、ライフサイクルコストを算出し、長寿命化計画書の更新を行った。
期 間
2024/09/12~2025/03/15
本業務は、茨城県古河市の国道125号、国道354号の橋梁6橋について、橋梁定期点検要領(平成31年3月国土交通省道路局国道・防災課)に基づき、橋梁点検を実施したものである。現地点検に先立ち、現地踏査を行い、各橋の現場に適合する点検手法等の検討を行い、点検計画を策定した。点検計画は、点検実施計画書にとりまとめて提出した。点検作業において緊急な対応の必要性が懸念される損傷においては、道路管理者へ即座に連絡を行い、応急対策の方針の提案した。さらに修繕業者の応急対策作業への工事立会いを実施し、対策結果について道路管理者へ報告を行った。各橋梁の点検結果は、部材毎の損傷の評価を行い、総合健全度判定を診断するとともに、「判定区分(1~4)」を提案し、道路管理者との協議の上、判定区分を決定した。また、点検および診断の結果の記録については、国土交通省の「点検記録様式」の仕様でとりまとめて道路管理者である茨城県へ提出するとともに、国土交通省に提出するための様式についても作成を行った。