期 間
2022/10/06~2023/03/15
本業務は、令和4年9月23日の台風15号により被災した一級河川安部川水系足久保川足久保奥組地先の護岸34mの被災状況調査、測量、復旧設計である。被災箇所の起終点を設定し、被災写真、被災状況の測量調査により、被災メカニズムを推定した。被災痕跡水位、設計流速により復旧工法をブロック積み護岸と設定し、根入れ、天端高を決定した。河川の形態から対岸の管理用通路から搬入する計画とし、施工機械の登坂能力を満足する坂路を設計した。
期 間
2022/02/02~2022/08/12
相良港海岸(片浜地区)の沖合に設置されている離岸堤(潜堤)は、経年劣化によるブロックの飛散や沈下による断面減少が懸念されており、補充が必要と考えられる。 また、離岸堤(潜堤)の両端には、当該箇所付近を航行する船舶の安全を確保するための標示塔が設けられているが、南側標示塔は損傷している。 本業務は、当該箇所の海岸の安定を図るための離岸堤(潜堤)のブロックの追加等と、南側標示塔の更新について、現行の技術基準に基づき設計を行うものである。
期 間
2021/08/05~2022/03/22
本業務は、二級河川萩間川の広域河川改修事業(防災・安全交付金)について、県事業評価監視委員会に事業評価を諮るため、整備対象河川の事業再評価を行い、必要な費用対効果の算定及び資料作成を目的とした。資産や想定被害額、費用対効果については「治水経済調査マニュアル(案)令和2年4月」に基づき実施した。また、検討結果については、静岡県事業再評価監視委員会で定められた様式に則って整理した。
期 間
2021/12/01~2022/03/15
田子の浦港石油埠頭1号岸壁について、現行基準に基づいた安定性能照査(永続状態、変動状態、偶発状態)を行うことを目的とする。
期 間
2021/07/16~2022/03/15
本業務は、「静岡県第4次地震被害想定」(H25.6.27公表)における静岡海岸の必要堤防高や、過年度の検討結果を踏まえ、堤防嵩上げ等が必要な区間(直立堤)の詳細設計をおこなったものである。なお、業務実施に際しては、隣接工区との整合を図りつつ、「海岸保全施設の技術上の基準・同解説(平成30年8月)」及び最新の知見等を踏まえて検討をおこなった。また、隣接する橋梁部での津波対策に関する対策工法について概略の比較検討をおこない、対策にあたり関係機関と協議が必要な課題等を抽出した。
期 間
2021/09/28~2022/03/15
本業務は、一級河川大井川右岸、川根本町上長尾にある上長尾・高郷の両排水機場に対して、浸水時においても機能を消失しないよう最適な耐水化工法を選定するための予備設計を行ったものである。対象浸水深はL1(上長尾:70cm,高郷:150cm)とし、耐水化工法として4案(1案:電気室内設備の嵩上げ,2案:電気室外壁・扉の水密化,3案:防水壁の設置、4案:電気室全体の嵩上げ)について比較検討を行った。上長尾は隣接する大井川の堤防天端道路の改修に伴い自家発電の搬入出が困難となること、高郷は浮上りに対して安全率を満足せず、遮水対策が高価となることから、両施設とも4案を採用するものとした。
期 間
2021/02/19~2022/01/31
本業務は、二級河川馬込川下流部における河川改修に伴う河床掘削実施にあたり、効率的かつ効果的な掘削方法、関連計画との整合を図った施工スケジュール等を立案し、詳細設計を行ったものである。本川の低水護岸は矢板護岸であり、掘削断面設定に際しては、河床掘削時における矢板護岸への影響を考慮するとともに流況解析により洗堀を受ける箇所については根固め工の設置を想定した掘削断面を提案した。掘削工法は事業期間(令和7年度末完了予定)、事業費に見合う工法として、1工区は小型ポンプ船、2工区は泥上掘削機を提案した。将来的な維持管理を考慮し、坂路工の計画や水制工設置による再堆積抑制効果、津波水門整備後の影響について平面二次元不定流解析により評価を行った。
期 間
2020/12/24~2021/06/30
本業務は、気象庁所管の石廊崎雨量観測所、網代雨量観測所、御前崎雨量観測所において、既往の河川整備基本方針策定業務で作成した降雨強度に対し、それぞれ令和2年12月までの降雨記録データを延伸し、確率雨量を算定するとともに、降雨強度式の作成を行った。また、静岡雨量観測所、浜松雨量観測所、三島雨量観測所および上記3観測所の6観測所における降雨強度の適用範囲(案)の作成および課題の抽出を行い、降雨強度の適用範囲が変わることで基本方針の流量にどの程度の変化が生じるか確認を行った。確率雨量の算定においては、国土技術研究センターが構築した水文統計ユーティリティを使用した。