三井共同建設コンサルタント株式会社の受注業務・工事一覧

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期 間 2023/02/21~2023/07/31
静浦漁港の津波対策として検討を進めている口野地区の海岸保全施設整備を対象とし、これらの施設を整備した場合(with時)と、整備しない場合(without時)に関する費用対効果の分析を行う。技術的特徴としては、浸水域の世帯数について、過年度事業評価から設定方法を変更し精度向上を図った。設定方法としては、1.「国土地理院基盤地図情報建築物の外周線」を建物ごとの面積を整理。2.250mメッシュで整理された「R2国勢調査世帯数」を建物の面積の比率で按分し、建物ごとの世帯数を算出。3.建物の重心位置を設定し、重心位置が属する「5地震重ね合わせ10mメッシュデータ」に建物の世帯数を割り振り。4.浸水メッシュの世帯数を集計。また、費用便益分析の評価方法についてはNPV法とCBR法の他に、補助評価方法としてEIRR法による経済的内部収益率評価法を実施し、社会的割引率との比較によって事業の投資効率性の判断を行った。
期 間 2022/09/29~2023/06/23
本業務は一級河川大井川右岸、川根本町上長尾にある上長尾排水機場、高郷排水機場の両施設が、大井川の計画規模降雨における浸水想定区域に位置することから、浸水時においても機能を消失しないよう耐水化対策として電気室の地盤を嵩上げするために必要な擁壁等の詳細設計、及び既設電気設備の移設設計を行ったものである。対象浸水深はL1(上長尾:70cm,高郷:150cm)であり、隣接する計画道路と同等高まで嵩上げ盛土を行うものとした。設計に際しては、L1浸水時の残留水位も考慮した擁壁の安定検討を行った。また、現位置で新たに実施された土質調査結果のN値が予備設計時の値より小さいことから、現況地盤解析として円弧滑りを実施した。擁壁設計では、省力化の観点からPC擁壁を採用し、転倒、滑動に対しては許容値を満足する結果を得たが、支持力が不足する結果となったことから、地盤処理検討を実施した。また、円弧滑りについては、上長尾排水機場では安全率を満足するものの、高郷排水機場では安全率を満足しない結果となったことから、擁壁の断面拡大、地盤処理(置換)等の対策検討を行い、擁壁基礎の地盤処理と合せた置換工法を採用した。
期 間 2022/11/17~2023/06/30
熱海市を流下する二級河川糸川、初川、熱海和田川の河川整備計画の内、広域連携事業(津波対策水門整備)において、一定期間が経過したことにより時点評価を行うための費用対効果分析を実施した。また、費用対効果分析結果を用いて、「静岡県事業評価監視委員会」の審議資料を作成した。費用対効果の検討にあたっては、河川整備計画策定時のL1津波氾濫解析結果を対象として、治水経済調査マニュアル(案)R2.4に則り、資産・被害額及び総便益を算定した。また、収集した資料を用いて、津波対策事業の残事業費及び維持管理を算定し、これらの総和を事業費とした。便益と事業費を比較することにより、事業の費用対効果を算定した。
期 間 2022/09/29~2023/05/31
本業務は、田子の浦港依田橋地区に船揚場と泊地を整備するにあたり、港湾計画を変更(軽易な変更)するために必要な港湾計画書及び同計画資料の素案を作成することを目的とする。田子の浦港港湾計画変更(軽易な変更)に伴い、静岡県地方港湾審議会へ諮るための港湾計画書及び港湾計画資料の原案作成をした。また、静岡県地方港湾審議会説明資料及び質疑への対応、根拠資料として想定問答集の作成を実施した。
期 間 2022/03/03~2023/03/15
静岡海岸では、海岸侵食の進行に伴い高波浪発生時には被害が発生する恐れがあり、台風襲来時等にはリアルタイムでの遠隔映像監視が必要である。本業務は、清水海岸において越波被害が過去に発生している地点のリアルタイム監視を目的として、CCTV監視制御設備設置工事のための実施設計を行い、工事発注に必要な資料を作成する。また、清水区の駒越より北側は「名勝三保松原」の特別規制地域及び「日本平・三保松原県立自然公園」の特別地域であるため、構造物の新築や現状変更に厳しい規制がかかっていることから、これらの許可申請に係る協議資料の作成等を併せて実施した。CCTV設備設置予定地点は名勝規制地区内のため、関係機関協議を行い、景観や環境等に配慮した設計を行った。監視対象は、越波/侵食時の消波装置及び周辺施設の浸水状況等、補助照明の照射範囲を超えるため、夜間の撮影も可能である高感度タイプを採用、レンズへの砂の付着対策としてウォッシャー設備を採用した。システムにおいては、巴川情報管理システムに取込み監視制御すると共に、先行して配置される清水海岸Webカメラでの映像公開方式にて一般に映像を公開するシステムを設計した。
期 間 2022/08/11~2023/03/24
本業務は、相良須々木海岸(4,109m)の津波対策事業で、平成26年から令和8年までを事業期間とし、レベル1の津波に対して海岸堤防を海抜+10.0mに嵩上げる工事を実施している。この津波対策事業については、前回の再評価から5年が経過することから、「静岡県交通基盤部、くらし・環境部、文化・観光部所管公共事業再評価実施要綱」に基づき、令和5年度に事業再評価を行う必要がある。本業務は、令和5年度以降の事業の必要性について、平成29年度に行った事業再評価業務委託の成果を参考に便益、費用、事業の進捗等の視点から費用対効果の分析を行い、再評価検討を実施するための資料作成を目的とする。過年度評価は浸水メッシュサイズを50×50としているが、本検討は10×10にメッシュを細分化し、便益計算の精度向上を行った。また、本業務は残事業に対する検討のため、既に実施された整備によって得られる便益が年毎に投資される事業費を大きく上回っている状況であり、経済的内部収益率の算出が困難である。そのため、事業開始時点の経済的内部収益率と評価年を事業開始年とした経済的内部収益率の2パターンで算出を行い評価を行った。
期 間 2022/10/06~2023/03/15
本業務は、令和4年9月23日の台風15号により被災した一級河川安部川水系足久保川足久保奥組地先の護岸56m及び17m合計2か所の被災状況調査、測量、復旧設計である。被災箇所の起終点を設定し、被災写真、被災状況の測量調査により、被災メカニズムを推定した。被災痕跡水位、設計流速により復旧工法をブロック積み護岸と設定し、根入れ、天端高を決定した。1箇所は、支川の合流部の上流側に位置し、天端浸食及び河床の張コンクリートの流出により護岸が崩壊した。対策工は、張コンクリートの復旧に加え、天端部の肩部には浸食防止用のフトンカゴ工を配置した。
期 間 2022/10/06~2023/03/15
本業務は、令和4年9月23日の台風15号により被災した一級河川安部川水系足久保川足久保奥組地先の護岸34mの被災状況調査、測量、復旧設計である。被災箇所の起終点を設定し、被災写真、被災状況の測量調査により、被災メカニズムを推定した。被災痕跡水位、設計流速により復旧工法をブロック積み護岸と設定し、根入れ、天端高を決定した。河川の形態から対岸の管理用通路から搬入する計画とし、施工機械の登坂能力を満足する坂路を設計した。
期 間 2022/02/02~2022/08/12
相良港海岸(片浜地区)の沖合に設置されている離岸堤(潜堤)は、経年劣化によるブロックの飛散や沈下による断面減少が懸念されており、補充が必要と考えられる。 また、離岸堤(潜堤)の両端には、当該箇所付近を航行する船舶の安全を確保するための標示塔が設けられているが、南側標示塔は損傷している。 本業務は、当該箇所の海岸の安定を図るための離岸堤(潜堤)のブロックの追加等と、南側標示塔の更新について、現行の技術基準に基づき設計を行うものである。
期 間 2021/08/05~2022/03/22
本業務は、二級河川萩間川の広域河川改修事業(防災・安全交付金)について、県事業評価監視委員会に事業評価を諮るため、整備対象河川の事業再評価を行い、必要な費用対効果の算定及び資料作成を目的とした。資産や想定被害額、費用対効果については「治水経済調査マニュアル(案)令和2年4月」に基づき実施した。また、検討結果については、静岡県事業再評価監視委員会で定められた様式に則って整理した。