新日本設計株式会社の受注業務・工事一覧

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期 間 2019/10/16~2020/08/31
本業務は駿東郡小山町竹之下地内の(一)竹之下小山線と二級河川鮎沢川との交差部に架橋された「花戸橋」の補修及び耐震補強設計である。花戸橋の現況は橋長=43.88m有効幅=6.00m上部工が三径間単純鉄筋コンクリートT桁橋で下部工は橋台が控え式橋台で橋脚は張出式(円柱)橋脚で構成されている。補修については剥離・鉄筋露出が多く点在していることから左官工法による断面修復を行った。また伸縮装置からの漏水が見られることから伸縮装置の止水を計画した。耐震補強については橋脚の柱がレベル2地震動に対する耐力を有していないこと及び河川阻害率を可能な限り小さくする必要性から薄層巻き立てによる補強を行った。落橋防止システムについては既設の支承に腐食が生じていて支承としての機能を有していないがレベル2対応の支承に取り換えるには現況の支承空間である100mmでは適用支承がない。従って落橋防止システム(水平力分担構造)を設置する計画とした。 落橋防止システムの構造は比較より最適である「緩衝チェーン+せん断ストパー」を設置しレベル2地震動に対応するものとした。なお橋脚の柱の仮設計画は河川内に進入路を構築し大型土のうにより締め切る工法を採用した。
期 間 2020/03/19~2020/08/31
本業務は、富士宮市小泉地内の(一)富士根停車場線と久遠寺川との交差部に架橋された「富士本橋」と、富士宮市中里東町地内の(一)三沢富士宮線と方辺川との交差部に架橋された「堺橋」の長寿命化を図るための補修設計を実施したものである。富士本橋の現状は、橋長=9.00m、有効幅員=6.00m、上部工は単純鉄筋コンクリートT桁橋で、橋台は半重力式橋台である。また、堺橋は橋長=5.10m、有効幅員=6.55m、上部工は単純鉄筋コンクリート床版桁橋で、橋台は小橋台である。両橋梁共に、剥離・鉄筋露出が顕著であり、橋全体に及んでいる。補修工法は損傷面積より富士本橋が吹付け工法、堺橋が左官工法により断面修復を行った。また、中性化深さ試験より中性化の進行が見られることから、損傷部のコンクリートを撤去後けい酸ナトリウム系による表面含浸工法による劣化因子の抑制を計画した。その他として、桁座に漏水、主桁に浸透水が見られたことから、舗装の打ち替え、防水工(塗膜系防水工)の設置を行い、伸縮装置を設型ジョイントに取り換える計画とした。