期 間
2023/07/24~2025/03/28
本業務は木屋川の河川改修に伴い、支川真菰川に建設するL3号樋門の予備設計および詳細設計、川裏ゲートの設計業務である。L3号樋門の内空断面は、排水路が受け持つ流量から、樋門としての最小断面1.0m×1.0mとした。地質調査から得られた地盤条件をもとに、樋門形式を検討した結果、残留沈下量が5cm以内となったため、剛構造として取扱い、地盤改良工を併用することで施工時支持力の確保を計画した。また、計画箇所の地盤に対して液状化の判定を行った。ゲート形式については比較検討を行い、川表側はフラップゲート、川裏側はスライドゲートを採用した。事業工程計画の立案では、計画地周辺の各事業についてPMを行った。
期 間
2024/07/22~2025/03/31
本業務は、山陽小野田市中央町二丁目から平成町地内において、設計に必要な測量を行った。内容として4級基準点測量10点、地上レーザ測量0.02km2、打合せ協議1業務である。現地踏査において地形等を把握したのち、4級基準点測量を行った。三次元点群測量においては、監督職員と協議の結果、LidarSLAMを使用し作業の効率を図った。縦横断データファイル作成時においては、過年度の成果と比較検討を行い、精度検証を行った。また、現地作業においては、諸葛警察署に道路使用許可書を提出し、安全管理の徹底を図った。その結果、設計に必要な基礎資料を作成する事が出来た。
期 間
2024/08/09~2025/03/31
本業務は、都市計画街路新開作二軒屋線街路整備工事において、電線共同溝の計画に支障がある交差点照明の配置および灯具の設計を行ったものである。交差点3箇所において、電線共同溝詳細設計の計画および地下埋設物の位置を確認し、構造物に影響が出ないように道路照明および信号機の配置の検討を行った。道路照明の配置は、平均路面照度、照明均斉度の基準に合致しているか確認した。配置計画にあたり、単独柱型照明灯、統合柱型照明灯について照度分布図を作成し、照明と信号が近接している箇所については統合するようにした。地下埋設物をさけることが困難な箇所については、基礎工の検討を行い杭基礎を採用した。
期 間
2024/12/23~2025/03/31
主要県道下関美祢線のJR山陽本線高架橋北側の盛土区間において、横断管(φ300)が老朽化によって破損し、歩道部の陥没が発生した。本業務は、この横断管について復旧工法の詳細設計とそれに伴う測量及び地質調査を実施したものである。施工箇所の県道は盛土により築造されたものであり、開削工法による改築は道路交通に及ぼす影響が大きいほか、工事費も割高となる。このため、現道交通に影響のない推進工法を基本とし詳細設計を行った。ボーリング調査では、道路盛土の定数及び室内土質試験のサンプルを得る目的で道路盛土法面と立坑位置で実施した。施工計画の検討では、進入路が狭隘なため、拡幅と進入可能な施工機械の選定を行った。
期 間
2024/10/21~2025/03/28
本業務は、一般国道490号改良工事に必要な法面工詳細設計及び盛土の設計を実施した。法面工詳細設計はトンネルの起点側及び終点側坑口法面を対象とした。法面対策工は1:0.8の切土斜面にモルタル吹付工及び鉄筋挿入工を行う計画とした。2箇所の盛土予定地では現道の盛土に腹付け盛土を行うことによる道路の拡幅が計画されている。新規盛土部では軟弱地盤が分布することから、円弧すべりによる盛土の安定計算、軟弱地盤の沈下計算、並びに盛土箇所の支持力計算を行った。その結果、現場条件及び経済比較に基づき、中層混合処理工法を選定した。
期 間
2024/04/01~2025/03/31
本業務は、工事監督支援業務を行うことにより監督職員を支援し、厚狭川広域河川改修事業に係る工事及びその関連業務等の品質確保を図ることを目的とする業務である。河道掘削工事及び維持浚渫工事の合計10工区の工事発注に伴い、発注資料を作成し、地元及び関係機関との調整に必要な資料作成を行った。工事着工後は、施工状況の確認及び設計図書と現場状況との照合・立会いを行い、工事の進捗状況の把握を目的として、デジタルカメラやUAVを用いて定点撮影を実施した。定点撮影により得たデータは、新技術であるCIMPHONY Plusを利用し、2次元平面図を重ねたクラウドサービス上の地図へ登録した。これにより、位置情報と時間情報を持ち合わせたデータを地図空間上で表現することで、現場の最新状況や時間的変化の把握が容易になり、監督職員及び事業主管課への情報共有の簡略化を図ることができた。業務履行上の問題等を解決するため、月に1度打合せ協議を実施し、業務及び工事における問題点の抽出とその対応を協議し、今後の作業予定を決定した。業務成果として、業務実施報告書、打合せ記録簿、業務計画書、引継事項記載書などをとりまとめ、電子成果で納品した。
期 間
2024/07/22~2025/03/31
都市計画道路新開作二軒屋線道路L=0.6kmにおいて、各種協議における合意形成時間の短縮と判断の迅速化および住民との合意形成などを目的として活用する3次元モデルの作成を行った。詳細度300(一般部の土工部の影響範囲が確認できる程度のモデル)で3次元化をした。これを活用して、走行およびVRシミュレーションを実施し、発注者から求められたリクワイヤメントを満足した。これらの内容を取りまとめた報告書の作成を行った。
期 間
2024/08/23~2025/03/31
本業務は、一般県道豊浦豊田線の単独道路改良事業における道路概略設計を行ったものである。当該区間は、幅員狭小で道路線形も悪く、過去に死亡事故が発生していることから、安全で円滑な交通の確保が求められている。本業務では、検討区間周辺の道路改良状況、交通量等を踏まえ、第3種第3級・設計速度50km/hの道路条件にて、道路改良のルート比較を行った。第1案:線形を重視した案、第2案:渡河位置を変更した案、第3案:残地の発生を極力抑えた案を立案し、それぞれ設計図・概算工事費を作成した。また、立案した3案にて、経済性、土地利用性などの比較及び長所・短所を整理した関係機関協議資料の作成を行った。
期 間
2024/11/01~2025/03/28
本業務は、主要県道岩国大竹線と一般県道新岩国停車場線の交差点において、横断函渠と舗装の段差に起因する騒音・振動等を軽減するための対策を検討したものである。
期 間
2024/04/23~2025/03/31
本業務は、山口県が管理する橋梁やトンネル、道路附属物等の維持管理を計画的かつ効率的に推進するための各種資料のとりまとめ・作成を行った。山口県において、令和5年度に実施した定期点検の結果を、「全国道路施設点検データベース」へ登録した。また、登録した診断結果を、県が管理する「橋梁管理一覧表」「トンネル管理一覧表」「橋梁用マスターデータ」へ反映した。橋梁に関するデータの整理については、山口県が実施したトンネル、橋梁等の維持管理に関する工事および設計業務の電子成果を「オンライン型電子納品システム」に登録した。山口県内の市町等に他機関からの調査ものの依頼を行い、問合せに対応して、調査の回答をまとめた。