期 間
2025/08/22~2025/12/26
本業務は、下関市豊北町田耕地内にある一般国道435号の道路改良工事に伴う函渠工事において、設計に必要な地質調査を行ったものである。函渠は国道を横断する河川沿いに計画されている。調査ボーリングは、函渠計画箇所の内、下流側端部で1箇所実施した。主な調査数量は、ボーリング1箇所L=6m、標準貫入試験計3回である。地質断面想定図は、地表踏査結果及び調査ボーリング結果に基づき作成した。函渠計画位置の基礎地盤はN値50以上の軟岩相当の岩盤が分布することを確認した。また、地層毎にN値に基づき地盤定数を算定した。
期 間
2025/08/22~2025/12/26
本業務は、美祢市東厚保町山中ほか地内において、令和7年8月豪雨により発生した河川護岸災害(5箇所)、道路災害(1箇所)について、災害復旧工事に伴う測量及び設計を行ったものである。現地協議では、発注者立会のもとで被災原因と復旧延長の確認を行った。測量作業においては、河川内で危険を伴うためKYKを徹底し、安全管理に努めた。被災写真は、被災範囲の全景、起終点及び被災状況等が査定資料として明確に判断できるように撮影・整理を行った。災害査定設計においては、被災原因及び河川特性を十分把握したうえで復旧工法を決定した。災害査定設計資料を取りまとめ、成果品としてとりまとめた。
期 間
2025/06/20~2025/12/26
本業務は、一般国道191号の粟野橋(橋長L=111.0m)において、橋梁の長寿命化メンテナンス更新工事に伴い必要となる照明施設設計を実施したものである 。現地踏査により電源引き込み箇所や地下埋設物等の周辺状況を精査した。施設照明の概要や設計交通量を基に、平均路面輝度や輝度均斉度、視機能低下グレアの検討を行い、最適な光源および灯具配光を選定した 。設計範囲は配電線路経路等詳細設計および橋梁照明施設詳細設計であり、配置配線図や据付図等の設計図作成、工種ごとの数量算出を行った 。また、関係機関との協議についても本業務内で資料作成および調整を行い、成果としてとりまとめた。
期 間
2025/08/25~2025/12/26
本業務は、令和7年8月豪雨により崩壊した粟野川河川護岸の災害復旧に必要な測量及び設計を実施したものである。現地協議では、発注者の立会のもと、起終点の確認、被災状況及び被災原因を確認した。特に被災した護岸については被災メカニズムを作成し、査定設計の基礎資料とした。査定写真は、被災範囲の全景、起終点の設定根拠、被災状況及び工事用道路の位置等の現地状況が査定資料として明確に判断できるよう、UAVを活用し、撮影・整理した。災害査定設計に関する各基準に準拠し、復旧工法の検討、災害査定に必要な図面・数量計算の作成を行った。河川災害箇所については、河川特性表(A表)及び設計流速算定表(B表)の作成を行った。
期 間
2025/07/09~2025/12/26
美祢油谷線は美祢市大嶺町を起点とし、下関市豊田町を結ぶ主要県道である。計画区間は大嶺町白岩地域に位置し、線形不良による安全上の課題を解消するため、過年度に道路概略設計を実施した。本業務は、過年度設計を踏まえ、事業効果の早期発現を図るため、車線数を1車線とする第3種第5級への修正設計を行い、関係機関との協議資料を作成した。
期 間
2025/08/13~2025/12/26
本業務は、下関土木管内で発生した災害について、災害復旧工事に伴う測量および設計を行ったものである。災害復旧工事の対象箇所は、一般県道長府前田線と一般県道田ノ首下関線の2箇所における一部の区間であった。測量業務として、平面測量および横断測量を実施し、設計業務として災害査定設計を実施した。また、長府前田線については、事前協議の対象となったため、関係機関協議資料の作成も実施した。災害査定設計の結果、両箇所ともに吹付法枠工を採用した。採用した吹付法枠工について、工事発注用資料として図面、数量計算書や施工計画図の作成を行った。
期 間
2025/09/10~2025/12/12
本業務は、渓流内に堆積している不安定土砂の流出を抑止し、下流保全施設への被害を未然に防ぐため、谷止工1基の詳細設計を行ったものである。また、谷止工設置に伴い必要となる約55mの工事用道路設計を実施した。谷止工の位置選定においては、発注者との合同現地踏査を行い、現場状況から渓床及び渓岸に堅固な地盤が見られる位置を選定した。また、ダム堤高については、渓床勾配の緩和により、縦横浸食の防止と不安定土砂の流出を抑止することができる必要最小限度の高さとした。測量業務では、これらの設計に必要な基準点測量、渓間工測量及び工事用道路測量を行った。また、補償費算出に必要な用地測量と立竹木調査を行った。
期 間
2024/12/27~2025/11/28
本業務は、令和3年度全国道路・街路交通情勢調査実施時の道路状況と現況の道路状況の比較を行い、その変化を把握するものである。道路状況の変化把握としては、交通量調査基本区間の変更が必要な箇所を整理した。調査方針案の作成としては、交通量調査単位区間の設定、観測区分及び観測時間の設定、休日観測区間の設定を行った。調査発注用基礎資料作成としては、交通量調査単位区間一覧表、交通量調査単位区間設定図、交通量調査地点位置図を作成した。その結果、県内の各土木建築事務所における交通量調査業務が円滑に発注できる資料を作成することができた。
期 間
2025/06/27~2025/11/28
本業務は、2級河川川棚川の災害復旧工事の際に崩壊した護岸掘削法面に対し、崩壊対策の立案及び施工計画の再検討を行ったものである。崩壊した護岸掘削法面は県道の路肩部に位置し、崩壊に伴う供用車両への影響が懸念された。そのため、当該地の地質調査ボーリング結果に基づき斜面安定解析を実施し、仮設時の安全率を確保できる1:1.1の掘削勾配で崩壊部を切り直す切土計画を立案した。県道は交通量も少なく、崩壊部をゆるく切り直しても片側交互通行が可能であったため、土留工などの仮設部材を使用せずに、経済性・施工性で優れる方法を採用することができた。これらの内容を報告書としてとりまとめた。
期 間
2025/06/12~2025/10/31
本業務は、令和7年8月豪雨により被災した岩国市守内地内の二級河川錦川の測量、及び災害査定設計を実施したものである。現地協議では、被災原因の確認、発注者立会のもとによる起終点の確認を行った。査定写真は、被災範囲の全景、起・終点及び被災状況等の現地状況が査定資料として明確に判断できるように撮影・整理を行った。現地状況及び災害査定設計に関する各基準に準拠し、構造形式を含めた復旧工法の検討を行い、災害査定設計を行った。また、復旧工事に必要となる工事用道路、仮排水の検討を行った。測量図及び災害査定設計内容をもとに、河川災害箇所については、河川特性表(A表)及び設計流速算定表(B表)の作成を行った。