株式会社中部綜合コンサルタントの受注業務・工事一覧

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期 間 2024/07/01~2025/01/31
本業務は、浜松市中央区和地町地先における二級河川花川の河川災害復旧を目的とする測量・設計業務委託である。 二級河川花川は、令和6年6月28日の豪雨(最大24時間雨量168mm)による増水により、落差工水叩き下流の護床工が流出し、河床が洗掘されたことで左岸ブロック張背面が吸い出され崩壊した。 災害復旧として、流出した護床工は設計流速に対し安定する重量かつ経済性で勝る2.0tタイプのブロックにより河床の安定を図る。 護床工は流出を免れたものもあるが、重量の不足や噛み合わせタイプであるため、撤去し新たなものを設置する。また、護床工の端部は弱点となるため、端部はコンクリートにより間詰を行い、洗掘を防止する。 落差工の取付擁壁(重力式擁壁)は基礎部が洗掘し背面が吸い出されているが、擁壁の構造は健全である。既設ブロック張は設計流速に対し不安定であるため、新たなブロック張を使用し復旧する。 ブロック張の天端高は既設の高さに合わせるが、被災水位の高さに近く、上部からの浸食が懸念されるため天端には縦帯工を設置する。
期 間 2024/07/01~2025/01/31
本業務は、浜松市浜名区三ヶ日町平山地先における二級河川宇利山川の河川災害復旧を目的とする測量・設計業務委託である。 二級河川宇利山川は、令和6年6月28日の豪雨(最大24時間雨量141mm)による増水により、水位は河岸高に対し1/2以上に達した。 今回の増水により落差工下流に設置されていた袋詰玉石工が不安定化し流出した。既設護岸は河川改修当初は自然石積により構築されていたが、河床の低下に伴い洗掘が進んでいる箇所は根継工が設置されていた。 袋詰玉石工が流出したことで自然石積に設けられた根継工の基礎部が洗掘され根継工が沈下し、根継工の沈下に追従して自然石積の沈下、亀裂が発生し左岸延長約30.5m、右岸延長約31.2mに渡り被災した。 護岸は必要な根入れを確保し、被災箇所の上下流に合わせ周囲と調和を考慮した粗面仕上げのコンクリートブロック積により復旧する。 落差工は、護床工が設置されていないため河床が大幅に低下し、落差工が二段に落ちる形状となっている。落差による更なる河床洗掘を防止するため、落差工下流部には設計流速に対し安定する大きさの護床ブロックを設置する。
期 間 2024/02/15~2024/11/18
 本業務は、静岡県袋井土木事務所が管理する姥淵橋、久保川橋、蛭池橋の3橋について、損傷調査の結果に基づき補修工法の検討及び詳細設計を行い、橋梁の長寿命化を図るものである。  まず、橋梁位置の現況調査を行い、貸与資料(過年度橋梁点検結果、橋梁台帳)との整合性を目視及び簡易な計測により確認し、補修設計に使用する橋梁一般図を作成した。  続いて、過去点検結果を基に損傷調査を行い、調査結果を損傷図や損傷写真帳としてとりまとめた。損傷調査により確認された各損傷について、補修方針に則り補修の要否判定を行い、補修箇所を抽出した。  補修が必要と判断された損傷については詳細設計を行い、構造性や施工性、経済性等の総合的な評価による比較検討により、最適工法を選定した。また、補修設計内容に対して必要な仮設備を検討し、施工計画を作成した。  姥淵橋及び久保川橋については、それぞれ(二)倉西川、(二)磐田久保川を横過するため、河川管理者(静岡県袋井土木事務所 維持管理課、企画検査課)と協議を行い、河川条件・施工条件及び河川占用許可申請書の審査を受けた。
期 間 2024/01/06~2024/06/28
本業務、浜松市中央区上島地先における二級河川馬込川、上島緑地北側右岸において、部分的に上下流の堤防高と比較し低い区間があり、治水対策を検討・計画するにあたり、詳細な現地地形を把握することを目的とする測量業務である。
期 間 2022/07/29~2024/03/22
本業務は浜松市天竜区船明地内の『船明上塚急傾斜地』における急傾斜地崩壊対策工法の策定を目的とする擁壁工詳細設計業務である。船明上塚急傾斜地は北側斜面を1工区、南側斜面を家屋に影響する斜面状況より2工区A~C区間に分けて検討している。本業務では1工区および2工区B・C区間についてまとめている。保全対象となる人家は14棟である。急傾斜地崩壊対策工法の検討は静岡県が発刊している「急傾斜地崩壊対策事業の手引き(令和2年3月)」に記載される待受け式擁壁の工法選定フローを基に一般的な待受け擁壁である重力式擁壁ともたれ式擁壁の2つが考えられ、令和5年度地質調査結果から崩壊土砂の厚さや土質定数等条件を基に比較検討している。斜面と接して配置する重力式擁壁またはもたれ式擁壁、斜面と離して設置する重力式擁壁、これに補強土防護擁壁(QKウォール)を加えた最大4案で比較検討を行い、全て斜面と接して配置する重力式擁壁を採用した。法面対策工について安定勾配での切土は長大法面となり崩壊の危険性が高くなるため、1工区では現場吹付法枠工、2工区B・C区間では現場吹付法枠工+グラウンドアンカー工による抑止工を計画している。
期 間 2023/06/06~2024/03/22
本業務は浜松市天竜区船明地内の『船明上塚急傾斜地』における急傾斜地崩壊対策工法の策定を目的とする擁壁工詳細設計業務である。船明上塚急傾斜地は北側斜面を1工区、南側斜面を家屋に影響する斜面状況より2工区A~C区間に分けて検討している。本業務では2工区A区間について検討している。保全対象人家は14棟である。急傾斜地崩壊対策工法の検討は静岡県が発刊している「急傾斜地崩壊対策事業の手引き(令和2年3月)」に記載される待受け式擁壁の工法選定フローを基に一般的な待受け擁壁である重力式擁壁ともたれ式擁壁の2つが考えられ、令和5年度地質調査結果から崩壊土砂の厚さや土質定数等条件を基に比較検討している。山側に配置変更することで支持地盤を風化泥岩として構造計算を満足する斜面と接して配置する重力式擁壁またはもたれ式擁壁、緩い崩積土1(dt1)のままであるが斜面と離して設置する重力式擁壁、これに補強土防護擁壁を加えた全4案で比較検討を行い、斜面と離して設置する重力式擁壁を採用した。ただし、建物補償が必要である。なお、擁壁背面は安定勾配で切土できるため、法面保護工として植生マット工を計画し景観性に配慮している。
期 間 2023/03/16~2024/03/15
本業務は磐田市大平地内に位置する(一)横川磐田線における、道路改築を目的とする測量・設計業務である。 業務箇所の現道は狭い箇所で幅員が側溝を含まず3.3m程度と乗用車でもすれ違いが出来ず、待避場を利用し交互通行の状況で、見通しも悪いため以前から改善要望が出されている。 道路の北側は全体に山林が迫り、南側は(二)敷地川が流れ、斜面は急勾配で路面と河床の高低差が約15mあり、道路は山林を切土し設けられている。 本業務では道路南側は谷が迫っているためブロック積が施工出来る程度とし、道路北側の山林を切土し拡幅を行う計画とする。 山林の切土にあたり、別途業務において地質調査を実施しており、表土となる崖錘堆積物及び緩い極風化頁岩は層厚が1m程度あるいが、基盤となる強風化頁岩は浅い深度で確認されている。 山林の切土は道路土工切土工斜面安定工指針による切土勾配範囲から1:0.8勾配で切土し、岩盤箇所はモルタル吹付を行い、表土の部分はラウンディングを行うことで安定化を図り、植生基材吹付を行う。
期 間 2023/08/28~2024/03/15
本業務は、浜松市天竜区春野町堀之内地先における一級河川不動川の河川災害復旧を目的とする測量・設計業務委託である。 一級河川不動川は令和4年9月23日~24日の台風15号により左岸の護岸上部斜面が崩落し、斜面下部の護岸ブロック積を押し倒し護岸が崩壊した。 令和4年災の災害復旧としてブロック積護岸の復旧工事を進めていたが、令和5年8月23日から24日の大雨(時間最大29mm、24時間連続129mm)により斜面崩壊が再び発生した。この斜面崩壊により施工中の起点側のブロック積に変状が発生し、終点側の既設ブロック積が延長約6m増破した。 斜面崩壊は基盤岩である泥岩が斜面全体に露岩しているが、斜面頭部のオーバーハングや斜面中腹には崩土が覆い、不安定な状態である。 施工時の安全を確保するため、斜面頭部のオーバーハングや中腹の崩土は不安定な部分を除去し、斜面はモルタル吹付けを行う。 斜面は概ね落ち切っていると考えられ、安全を考慮しブロック積は短スパンに区切り施工するものとし、ブロック積の基礎部は施工時の床掘より岩盤ではない部分があり、起点から中央付近まで土台基礎に変更する。
期 間 2022/10/07~2024/03/19
本業務は、静岡県無電柱化推進計画に基づき、DID 地区内の緊急輸送路である(国)301 号において電線共同溝詳細設計を行うことを目的とする。 本業務区間の隣接工区は、過年度までに設計が終わっていて工事も一部施工済みであり、本区間の工事は隣接工区の延伸として計画した。また、浜名橋添架部は、浜名橋西側のCC-BOXの位置が浜名橋に近づいて施工されたため、見直し設計を行った。 委託箇所は、静岡県湖西市新居町新居地内に位置する国道301号の浜名橋から東側約230mの一般県道新居浜名線交差点までの区間である。(国)301号は、バス路線となっており、交通量も比較的多い。 地下埋設物は、資料収集及び現地調査した結果、水道管、下水道管(計画)、ガス管、工業用水管及び雨水排水路が埋設されている。 電線共同溝は、歩道に計画したが、一部歩道がない区間は民地に近い位置とした。縦断的には、ガス管φ400㎜(幹線)を避け、下水道管の影響範囲が広いため、下越しとした。
期 間 2023/07/28~2024/03/18
本業務は、静岡県島田市相賀地先における相賀谷川支川釜ノ沢を計画地とした砂防堰堤の詳細設計である。予備設計で検討された砂防堰堤の基本諸元及び堰堤位置に基づき、地質調査資料を踏まえたうえで、詳細構造を設計した。堰堤工は、重力式コンクリート構造を採用し、透過型堰堤(堤高6.0m、堤長L=28.5m)とした。基礎地盤は、風化泥岩(許容支持力600kN/m2,摩擦係数0.6)である。河床に岩盤が確認され砂防堰堤前面の洗堀が予想されない地質であったため前庭保護工は設けず、本渓流の末端(床固工)までの区間は取合せ部(L=11m)及び取合水路工(L=41m)を整備することとした。他に、点検や除石等の維持管理性の確保のため、堰堤下流までの管理用道路(L=43m)及びクレーンの転回場を計画した。管理用道路は島田市の管理河川を渡河するため、河川占用に関する協議を行った。施工計画として、コンクリート打設計画となるリフト施工図を作成し、25t吊ラフテレーンクレーンの作業ヤードを設けた工事用道路を計画した。