株式会社中部綜合コンサルタントの受注業務・工事一覧

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期 間 2022/07/29~2024/03/22
本業務は浜松市天竜区船明地内の『船明上塚急傾斜地』における急傾斜地崩壊対策工法の策定を目的とする擁壁工詳細設計業務である。船明上塚急傾斜地は北側斜面を1工区、南側斜面を家屋に影響する斜面状況より2工区A~C区間に分けて検討している。本業務では1工区および2工区B・C区間についてまとめている。保全対象となる人家は14棟である。急傾斜地崩壊対策工法の検討は静岡県が発刊している「急傾斜地崩壊対策事業の手引き(令和2年3月)」に記載される待受け式擁壁の工法選定フローを基に一般的な待受け擁壁である重力式擁壁ともたれ式擁壁の2つが考えられ、令和5年度地質調査結果から崩壊土砂の厚さや土質定数等条件を基に比較検討している。斜面と接して配置する重力式擁壁またはもたれ式擁壁、斜面と離して設置する重力式擁壁、これに補強土防護擁壁(QKウォール)を加えた最大4案で比較検討を行い、全て斜面と接して配置する重力式擁壁を採用した。法面対策工について安定勾配での切土は長大法面となり崩壊の危険性が高くなるため、1工区では現場吹付法枠工、2工区B・C区間では現場吹付法枠工+グラウンドアンカー工による抑止工を計画している。
期 間 2023/06/06~2024/03/22
本業務は浜松市天竜区船明地内の『船明上塚急傾斜地』における急傾斜地崩壊対策工法の策定を目的とする擁壁工詳細設計業務である。船明上塚急傾斜地は北側斜面を1工区、南側斜面を家屋に影響する斜面状況より2工区A~C区間に分けて検討している。本業務では2工区A区間について検討している。保全対象人家は14棟である。急傾斜地崩壊対策工法の検討は静岡県が発刊している「急傾斜地崩壊対策事業の手引き(令和2年3月)」に記載される待受け式擁壁の工法選定フローを基に一般的な待受け擁壁である重力式擁壁ともたれ式擁壁の2つが考えられ、令和5年度地質調査結果から崩壊土砂の厚さや土質定数等条件を基に比較検討している。山側に配置変更することで支持地盤を風化泥岩として構造計算を満足する斜面と接して配置する重力式擁壁またはもたれ式擁壁、緩い崩積土1(dt1)のままであるが斜面と離して設置する重力式擁壁、これに補強土防護擁壁を加えた全4案で比較検討を行い、斜面と離して設置する重力式擁壁を採用した。ただし、建物補償が必要である。なお、擁壁背面は安定勾配で切土できるため、法面保護工として植生マット工を計画し景観性に配慮している。
期 間 2023/03/16~2024/03/15
本業務は磐田市大平地内に位置する(一)横川磐田線における、道路改築を目的とする測量・設計業務である。 業務箇所の現道は狭い箇所で幅員が側溝を含まず3.3m程度と乗用車でもすれ違いが出来ず、待避場を利用し交互通行の状況で、見通しも悪いため以前から改善要望が出されている。 道路の北側は全体に山林が迫り、南側は(二)敷地川が流れ、斜面は急勾配で路面と河床の高低差が約15mあり、道路は山林を切土し設けられている。 本業務では道路南側は谷が迫っているためブロック積が施工出来る程度とし、道路北側の山林を切土し拡幅を行う計画とする。 山林の切土にあたり、別途業務において地質調査を実施しており、表土となる崖錘堆積物及び緩い極風化頁岩は層厚が1m程度あるいが、基盤となる強風化頁岩は浅い深度で確認されている。 山林の切土は道路土工切土工斜面安定工指針による切土勾配範囲から1:0.8勾配で切土し、岩盤箇所はモルタル吹付を行い、表土の部分はラウンディングを行うことで安定化を図り、植生基材吹付を行う。
期 間 2023/08/28~2024/03/15
本業務は、浜松市天竜区春野町堀之内地先における一級河川不動川の河川災害復旧を目的とする測量・設計業務委託である。 一級河川不動川は令和4年9月23日~24日の台風15号により左岸の護岸上部斜面が崩落し、斜面下部の護岸ブロック積を押し倒し護岸が崩壊した。 令和4年災の災害復旧としてブロック積護岸の復旧工事を進めていたが、令和5年8月23日から24日の大雨(時間最大29mm、24時間連続129mm)により斜面崩壊が再び発生した。この斜面崩壊により施工中の起点側のブロック積に変状が発生し、終点側の既設ブロック積が延長約6m増破した。 斜面崩壊は基盤岩である泥岩が斜面全体に露岩しているが、斜面頭部のオーバーハングや斜面中腹には崩土が覆い、不安定な状態である。 施工時の安全を確保するため、斜面頭部のオーバーハングや中腹の崩土は不安定な部分を除去し、斜面はモルタル吹付けを行う。 斜面は概ね落ち切っていると考えられ、安全を考慮しブロック積は短スパンに区切り施工するものとし、ブロック積の基礎部は施工時の床掘より岩盤ではない部分があり、起点から中央付近まで土台基礎に変更する。
期 間 2022/10/07~2024/03/19
本業務は、静岡県無電柱化推進計画に基づき、DID 地区内の緊急輸送路である(国)301 号において電線共同溝詳細設計を行うことを目的とする。 本業務区間の隣接工区は、過年度までに設計が終わっていて工事も一部施工済みであり、本区間の工事は隣接工区の延伸として計画した。また、浜名橋添架部は、浜名橋西側のCC-BOXの位置が浜名橋に近づいて施工されたため、見直し設計を行った。 委託箇所は、静岡県湖西市新居町新居地内に位置する国道301号の浜名橋から東側約230mの一般県道新居浜名線交差点までの区間である。(国)301号は、バス路線となっており、交通量も比較的多い。 地下埋設物は、資料収集及び現地調査した結果、水道管、下水道管(計画)、ガス管、工業用水管及び雨水排水路が埋設されている。 電線共同溝は、歩道に計画したが、一部歩道がない区間は民地に近い位置とした。縦断的には、ガス管φ400㎜(幹線)を避け、下水道管の影響範囲が広いため、下越しとした。
期 間 2023/07/28~2024/03/18
本業務は、静岡県島田市相賀地先における相賀谷川支川釜ノ沢を計画地とした砂防堰堤の詳細設計である。予備設計で検討された砂防堰堤の基本諸元及び堰堤位置に基づき、地質調査資料を踏まえたうえで、詳細構造を設計した。堰堤工は、重力式コンクリート構造を採用し、透過型堰堤(堤高6.0m、堤長L=28.5m)とした。基礎地盤は、風化泥岩(許容支持力600kN/m2,摩擦係数0.6)である。河床に岩盤が確認され砂防堰堤前面の洗堀が予想されない地質であったため前庭保護工は設けず、本渓流の末端(床固工)までの区間は取合せ部(L=11m)及び取合水路工(L=41m)を整備することとした。他に、点検や除石等の維持管理性の確保のため、堰堤下流までの管理用道路(L=43m)及びクレーンの転回場を計画した。管理用道路は島田市の管理河川を渡河するため、河川占用に関する協議を行った。施工計画として、コンクリート打設計画となるリフト施工図を作成し、25t吊ラフテレーンクレーンの作業ヤードを設けた工事用道路を計画した。
期 間 2023/11/29~2024/03/15
 本業務は、静岡県が管理する横断歩道橋について点検を行い、損傷及び変状を早期に発見し、安全かつ円滑な交通を確保するとともに、沿道や第三者への被害の防止を図るための効率的な維持管理に必要な基礎資料を得ることを目的とする。  点検対象は、湖西市新居町地内に設置されている横断歩道橋である。今回は2巡目の定期点検であることから、損傷の進行状況や前回点検後に補修した箇所の再劣化状況を把握を行った。点検にあたっては、桁下が高いため高所作業車での点検とした。また、それに伴い交通規制に関する協議用資料の作成を行った。  点検は、各部材(上部構造、下部構造、階段部、その他)の損傷について点検を行い損傷箇所の図化、部材単位の健全性の診断及び横断歩道橋毎の健全性の診断を行った。さらに、必要に応じて触診や打音検査等の非破壊検査を併用して行った。  点検の結果、第三径間目の高欄、第四径間目の階段部(蹴上げ)に孔食を伴う腐食及び第六径間目の高欄に断面欠損を伴う腐食は、海岸線から比較的近く飛来塩分による塗膜の経年劣化に加え、雨水による湿潤状態が原因であり今後も損傷は進行すると予測されるため、判定区分をⅢとした。
期 間 2023/07/04~2024/03/06
本業務は、静岡県が管理する橋梁の損傷及び変状を早期に把握することにより、安全かつ円滑な交通を確保するとともに、沿道や第三者への被害の防止を図るため、「静岡県橋梁点検マニュアル 令和2年度版」に基づく橋梁点検を実施し、効率的な維持管理に必要な基礎資料を得ることを目的とする。 点検対象橋梁は、全37橋で全て定期点検(B)である。現地踏査の結果、桁下が高い橋梁は無く、徒歩及び脚立による点検とした。三ノ橋は、桁下への進入口が車道内にあるため、安全を考慮し、交通誘導警備員による交通規制(片側交互通行)を行った。日向子橋BOXは、桁下への進入口が海側にあり、干満、潮位及び波浪により点検できない時期があるため、注意が必要である。また、桁下が40㎝程度と低い橋梁があったため、渇水期に点検を行った。 点検の結果は、緊急を要する損傷は無かった。前回点検にて判定3の橋梁は、補修が行われていた。道路維持工事で補修が行われ、損傷が解消されている箇所もあった。 診断の結果、判定3の橋梁は無く、判定1を5橋、判定2を32橋とした。
期 間 2022/10/18~2024/03/22
本業務は、一級河川天竜川水系丹谷沢右支川において、過年度成果及び基礎調査成果、現地測量データを基に砂防堰堤位置、堰堤形式・規模及び基本諸元を決定するものである。当該渓流の最大礫径は0.5m以上であるため、静岡県の運用に基づき、砂防堰堤形式は透過型砂防堰堤又は部分透過型砂防堰堤を比較検討し、経済性及び構造特性で優位となる透過型砂防堰堤を選定した。次に、地形条件等より堰堤候補地を6案(うち参考1案)抽出し、各案について施設効果量を算出し堤高を決定の上、本体工設計を実施した。比較検討した結果、第2案(堰堤高8.5m・堤長34.5m、計画流出土砂1817m3・計画流出流木101m3・整備率100%)を堰堤適地とした。本案は、経済性、機能性、適地性、維持管理性の面で、最も有効な配置計画となっている。また、管理用道路や取合水路を比較的短くでき、適地性・維持管理の面において他案と同等以上である。施工計画検討では、工事用道路は大型重機による効率的な施工が可能な幅員構成とし、想定ルートを検討した。詳細設計に向けた課題整理及び地質調査の提案を行った。
期 間 2022/10/05~2024/01/31
本業務は、磐田市敷地地先における二級河川敷地川の河川災害復旧を目的とする設計・用地調査業務委託である。 二級河川敷地川は、令和4年台風15号の豪雨による護岸の崩壊、堤防の決壊・越水、令和5年台風2号の豪雨により護岸の崩壊、仮設堤防の決壊等の被害が発生した。 災害復旧は河川等災害関連事業(関連)として令和4年災において改良復旧が決定しているが、用地補償の問題から堤防構造の変更に対し護岸詳細設計を行う。また、未舗装区間の堤防舗装、築堤に影響する上下水道管の移設設計を行う。 用地調査業務では、改良復旧として行われる築堤盛土により影響する附帯工作物及び立竹木の調査を行う。 護岸詳細設計では、稗田橋から八十田橋までの右岸において、築堤により影響する柿の木を避けるため、築堤の法勾配を1:1.5とし、法尻に重力式擁壁を設ける計画とした。 八十田橋から家田橋の左岸は舗装された市道であるため(関連)により堤防舗装が計画されているが、その他の未舗装区間について堤防舗装の設計を行う。 上下水道管の移設は、築堤盛土の外側に簡易土留めを行い簡易土留めにより囲われた中に配管しコンクリートで巻き立てる構造とした。