静岡コンサルタント株式会社の受注業務・工事一覧

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期 間 2022/10/05~2024/03/15
本業務は、(国)136号賀茂郡松崎町雲見地内において建設予定の橋梁・擁壁の予備設計業務である。業務の目的は、幹線道路ネットワーク拡充のための道路拡幅構造物を選定することであるため、狭隘な施工ヤードでの建設が可能な工法であることが求められる。現道は、バス路線として利用されているため、片側交互通行規制(幅員4.0m)の車線を確保した残りの土地で施工ヤードを確保する計画とした。これを満足するため、比較検討案によっては仮設構台・土留め壁を計画した。比較検討では、実現の可能性が高く、経済性にも優れると考えられる鋼単純H桁橋、PC単純プレテンションT桁橋、鋼製桟道橋の計画を立案し、概算工事費を算出した。初期建設費と維持管理費を含めたライフサイクルコスト、構造性、施工性、周辺環境への影響、維持管理性により評価を行い、総合的に優れる鋼製桟道橋を採用案として推奨した。鋼製桟道橋においては、施工手順、工程を中心に施工計画を立案し、実現性を確認した。また、建設予定地は景勝地に当たることから、地形の改変が少なく景観の変化が少ない工法を選択するよう配慮した。擁壁工法は、地形改変の少ない軽量盛土工法を推奨した。
期 間 2023/10/26~2024/03/15
本業務は、(一)富士由比線富士川かりがね橋の開通にあたり必要となる、国土交通省への条件護岸引渡及び検査資料作成、富士川かりがね橋開通式典用パンフレット作成、雁堤説明看板のレイアウト作成を実施した。
期 間 2022/09/06~2024/03/15
本業務は、溢水被害が発生している一級河川泉川 裾野市久根地先(L=450m)において、治水安全度を向上するための護岸予備設計を行った。設計業務では、現地測量成果、被災履歴、現地踏査結果を基に現況流下能力の検証を行い、被災区間を含めた業務区間全体の現状把握をした。その結果(現況流下能力)を基に2つの区間設定を行い、それぞれの縦横断検討を実施した。計画護岸線形は、既存護岸を極力生かすことを基本として捷水路化とならないことに留意した。また、業務区間には市道橋が2橋架設されていることから、各橋梁の必要性について関係機関との協議を行い、新設橋は1橋計画する事で成果を取りまとめた。測量業務では現地状況と河道状況を把握することを目的として、4級基準点測量18点、現地測量0.028km2、河川測量0.49kmを実施した。
期 間 2023/08/01~2024/03/15
本業務は,(主)伊東修善寺線の一級河川狩野川を渡河する修善寺橋(橋長101.0m,有効幅員11.0m,ランガー桁橋(無補剛アーチ),両側歩道)の塗装塗替え設計である。令和2年度実施の塗膜分析調査でPCB汚染物が基準値(0.5mg/kg)以上含有していたため,橋梁アーチ部と高欄部の適切な素地調整方法を選定した。また,写真に発注者が選定した候補色(既設橋と同色)で橋梁アーチ部の色の置換えを行い塗装塗替え後のフォトモンタージュを作成した。素地調整方法は,PCBの完全除去のためI種ケレンを前提とし,従来工法のオープンブラスト工法,新技術の研削材循環型ブラスト工法,剥離剤+ブラストライカー,クリーンレーザー工法で比較した。施工ヤード,経済性を勘案して研削材循環型ブラスト工法を採用した。高欄は,塗装を塗り替えるよりは,取り替えた方がLCCに優れるため,鋼製高欄に取り替えることとした。当該路線は交通量が非常に多いため,夜間片側交互通行で吊足場を設置する計画とした。施工時は歩道を片側ずつ規制するため歩行者の導線も計画した。仮設計画について河川管理者(国土交通省)と協議し,河川一時占用書類を作成した。
期 間 2023/08/23~2024/03/15
静岡県伊東市渚町の国道135号に架かる「渚橋」は、過年度に実施した橋梁点検で上流側(旧橋)上部工(ポステンション方式PC3径間単純T桁橋)に損傷が確認されたため、補修工法検討を行った結果、上流側(旧橋)の上部工のみ架替える方針となった。これを受け、本業務の目的は「橋梁予備設計」として上部工構造形式の比較検討を行い、最適な橋梁形式を決定することである。設計上の制約条件は(1)上部工重量の制約:既設下部工はそのまま利用するため、既設橋と同じ単純桁・支承条件(固定可動支承)とし、新設上部工の重量は既設橋以下にすること。(2)上部工桁高の制約:上部工構造高は90cm以下にすること。(3)塩害対策:鉄筋かぶりは70mm以上確保すること。コンクリート橋は、上部工重量・上部工桁高の制約を満足させた上で、安全性(耐荷性能)を確保できる構造はなかった。そこで、鋼橋から制約条件を満足する合成鈑桁橋と合成床版橋で比較検討を行った。検討の結果、合成床版橋は合成鈑桁橋より経済性(維持管理費用含む)、施工性、維持管理性で優れることが判明した。よって、渚橋上流側の上部工の架け替えに最適な形式は、「3径間単純合成床版橋」とした。
期 間 2023/10/28~2024/03/14
本業務は、二級河川逢初川(延長1.3km)のうち、河川改良計画が完成している開水路区間(L=300m)において、関係者と協議を行うための協議資料作成およびボックスカルバートの修正設計を行った。協議資料作成は、逢初川河川改修区間のうち、発注者にて指示された区間(開渠区間)において、関係機関と円滑に協議を行うための資料として、発注者からの指示の下、作業を行った。ボックスカルバート修正設計は、過年度業務にて詳細設計を実施した1号函渠および2号函渠の2箇所について、設計条件の変更が生じたため、プレキャストボックスの修正設計およびボックス上部の地覆(重力式擁壁)の修正設計を行った。図面修正は、既存設計図面を基に発注者からの指示により修正が必要となる箇所を確認し、作業を行った。
期 間 2022/11/01~2024/03/15
本業務は、(主)藤枝大井川線の道路改築事業に伴い、二級河川瀬戸川を渡河する橋梁の予備設計を実施するものである。資料収集、現地踏査を行い、道路、交差物(二級河川瀬戸川)、地質等の設計条件を整理した。橋長や支間割は、主に河川条件に適合するように検討した。橋長は、橋台の位置を流下断面を阻害しない位置としたうえで、橋座幅、護岸の施工余裕幅等を考慮し、測点が1mラウンドとなるように設定した。検討の結果、橋長は121mで、支間割は1~3径間が適用可能であった。橋梁形式選定は、支間より適合性のある形式を抽出したうえで、架橋位置の設計条件における適合性が高く、経済性に優れると判断した鋼橋2橋種、コンクリート橋2橋種で二次選定比較検討を行った。選定した4橋種は、概略設計、橋梁一般図作成、概略施工方法の検討、概算工事費算出等を行ったうえで、構造性、施工性、維持管理性、経済性(ライフサイクルコスト)等で評価した。その結果、総合的に優れる「鋼3径間連続非合成鈑桁橋」を採用した。基礎形式は、架橋位置の地質条件より、長杭及び礫質土層に適合性が高い場所打ち杭(オールケーシング工法)を採用した。
期 間 2023/08/30~2024/03/15
本業務は、現在整備中である清水港新興津地区(小型船だまり、緑地、海釣り公園等)において、整備区間内に存在する既設大型排水路の設計業務である。当該排水路は、普通河川沢端川へ流下するものであるが、近接する興津江川河口部が堆砂傾向であり、今後の異常降水時には興津江川流域内から想定外の流水が当該排水路に流入する可能性がある。このため、過年度業務(「令和3年度[第33-W6651-01号]清水港緑地等施設整備に伴う排水路測量設計業務委託)において決定された計画流量(流出量)を超過した場合でも、流入増加分が安全に海へ排水できるよう余水排水路の計画検討を実施し、治水安全度の更なる向上を目的とした。本検討では、余水排水路の起終点位置と平面線形、起終点高、水路断面及び水路構造について、全4案の計画案を作成し、比較検討を行い計画案を選定した。ただし、選定した計画案は、国土交通省が管理する防潮堤及び管理道路を開削するため、計画方針、施工方法等に関する関係機関協議資料の作成も併せて行った。
期 間 2023/06/22~2024/03/11
静岡県富士土木事務所が管理する(主)富士川身延線の橋場桟道橋の設計を実施した。橋場桟道橋には情報管路が添架されており、その管理者は国土交通省甲府河川国道事務所である。現況の情報管路は橋場桟道橋耐震対策工事に伴い移設が必要となる。国土交通省との協議により情報管路移設の設計条件が次の通り決定した。移設位置は新設する張出歩道部の横梁側面、管路の支持間隔は2m以下、管路径は現況と同等のφ80、管路の吊金具は現況と同等の2本配管とする。これを踏まえ、情報管路移設詳細設計を実施し、張出歩道部については添架重量や横梁間隔の見直しを含む修正設計を実施した。令和4年度工事において置換コンクリート施工箇所が想定されていた深さに河床岩盤を確認できなかったため、置換コンクリートと岩盤をアンカーで固定する補強検討を行い、現場条件に合致した修正設計を実施した。令和4年度工事の施工状況を踏まえ、橋場桟道橋耐震対策工事の年度毎の工種の検討及び全体工程の見直しを行った。
期 間 2023/09/21~2024/03/07
本業務は、林道ヌカリヤ線を横過する(国)469号勢子辻バイパス建設に伴い必要となるバイパス計画盛土の土留工について工法比較検討と詳細設計を実施するものである。バイパスは「一次緊急輸送路」となることが想定されるため、土留工の重要度は「重要度1」としてレベル2地震動に対する照査を行う設計とした。本計画は過年度実施の箱型函渠計画とバイパス盛土の間を土留めするものとして、バイパスを挟んで左右2箇所の土留工を検討し、検討の結果左右どちらも経済性や維持管理性に優れるテールアルメ工法を採用した。テールアルメ工の基礎については、支持層は玄武岩質溶岩であるが、地表面から2~3m以深となることから、隣接する箱型函渠工と同様に土留工の下面も置換え基礎とし、置換えの方法は、現地発生土を安定処理して置換える方法とした。なお当該地は過年度地質調査結果の地層想定断面図によると、一部置換え深度が2mを超える箇所があり、一般的なバックホウによる安定処理は置換え深度2m以浅であることから、本計画では掘削した軟弱土を空きスペースに仮置きし、固化材と混合した後に元に戻して敷き均し・転圧を行うものとする。