静岡コンサルタント株式会社の受注業務・工事一覧

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期 間 2023/02/17~2024/03/15
本業務は、伊豆市修善寺地先に位置し、一級河川修善寺川の流域内に属する土石流危険渓流(谷戸沢右支川)の砂防施設設計業務である。当該流域の流域内には3つの渓流があり(右支川、中央支川、左支渓)このうち左支渓に流木止め工と渓流保全工の詳細設計を行うことが目的である。過年度に不透過型砂防堰堤の詳細設計を行っており、引き続きの業務である。流木捕捉工は3案で比較選定を行いSSS型流木捕捉工を採用とした。渓流保全工は、下流にある既設床固に接続するものとし、自然河道に近い形態になるように計画した。計画河床勾配を1/10と設定し、床固め工(H=2.9m)を3基計画した。護岸形式は、実績のある右支川の渓流保全工、下流の流路に合わせて3面張りの流路とした。計画断面は計算結果(設計水深0.4m、余裕高0.6)から最小断面(H=1.0m、B=1.5m)とした。流末は既存道路をコルゲート管(φ500)が横断している。この箇所については橋梁案とボックスカルバート案で比較を行い、現場打ちボックスカルバートとし今後設計を行う。
期 間 2023/09/05~2024/03/15
本業務は、伊豆中央道・修善寺道路の無料化延期に伴い、(一)韮山伊豆長岡修善寺線への流入車両対策として、(一)韮山伊豆長岡修善寺線と(一)静浦港韮山停車場線を結ぶバイパスの道路概略設計を行うことを目的とする。
期 間 2023/03/21~2024/03/15
本業務は、本業務は、(国)135 号内にある横断函渠及び道路沿いにおける道路側溝において、雨水流出量に対する現状を確認し、排水機能の向上を図る対策を検討する。この対策に基づき、整備を具体化するための実施設計を取りまとめた。国道横断部はボックスカルバート900×900とし、横断部を改修するにあたり影響する範囲の国道路面排水路の改修計画も行った。 測量業務は、設計計画に必要な現地測量を実施したものである。測量の基準は過年度業務にて使用した基準点を基に実施した。業務名:平成23年度(第23-I2006-01号)(国)135号県単交通安全施設整備に伴う測量・設計業務委託(交差点予備設計)(23-I2006-01-1301)「実施数量: 現地測量:0.006km2、路線測量0.26km」
期 間 2023/07/19~2024/03/15
本業務は、国道136号(下田市西本郷地内)において、歩道拡幅に伴い山側斜面の掘削が発生することから、構造物の形式比較検討と選定工法の詳細設計を行った。形式比較検討は、一次選定にて「道路土工-切土工・斜面安定工指針」より適用可能な工法を抽出し、抽出された工法にて二次選定(比較検討)を行った結果、最も経済性に優れ、地形改変量が少ない擁壁工(もたれ式擁壁)を選定することとした。また、当該斜面には人頭大の転石・浮石が存在するため、落石対策として落石防護柵をもたれ式擁壁天端に設置する計画とした。形式比較検討にて選定されたもたれ式擁壁と落石防護柵について、詳細設計を実施し、設計図・数量計算書作成、施工計画等を行った。
期 間 2023/02/07~2024/03/15
本業務は、静岡県の管理する(一)下土狩徳倉沼津港線の橋梁改築事業における境川渡河部の橋梁詳細設計である。現地踏査・資料収集より設計条件を確認した結果、道路線形の変更に伴い、橋長24.6m、斜角は50°となった。予備設計で選定された橋梁形式(プレテンション方式PC単純T桁橋)は、橋長等の変更に対応可能であるため、採用した。上部構造は、斜角が小さいため、ねじりモーメントや負反力を考慮した設計を行った。ねじりモーメントに対しては横方向の鉄筋量を増加させ、負反力に対してはゴム支承の圧縮ばねを取り入れた解析を行うことで構造を成立させた。支承条件を比較した結果、構造性・経済性に優れるA1側を固定とした。躯体高より逆T式橋台を選定し、基礎工は、予備設計より鋼管杭(中掘り杭工法)とした。杭径比較の結果、経済性に優れるφ800を選定し、杭配置は、側方移動に対する安全性を確保して決定した。また、圧密沈下対策としてSL杭とした。基礎・下部工は大型土のうによる仮締切を河川内に設ける計画とした。その際は、雨量記録より算定した施工時流量を流下可能な河川断面とした。上部工はトラッククレーンによる一括架設を計画した。
期 間 2022/10/05~2024/03/15
本業務は、(国)136号賀茂郡松崎町雲見地内において建設予定の橋梁・擁壁の予備設計業務である。業務の目的は、幹線道路ネットワーク拡充のための道路拡幅構造物を選定することであるため、狭隘な施工ヤードでの建設が可能な工法であることが求められる。現道は、バス路線として利用されているため、片側交互通行規制(幅員4.0m)の車線を確保した残りの土地で施工ヤードを確保する計画とした。これを満足するため、比較検討案によっては仮設構台・土留め壁を計画した。比較検討では、実現の可能性が高く、経済性にも優れると考えられる鋼単純H桁橋、PC単純プレテンションT桁橋、鋼製桟道橋の計画を立案し、概算工事費を算出した。初期建設費と維持管理費を含めたライフサイクルコスト、構造性、施工性、周辺環境への影響、維持管理性により評価を行い、総合的に優れる鋼製桟道橋を採用案として推奨した。鋼製桟道橋においては、施工手順、工程を中心に施工計画を立案し、実現性を確認した。また、建設予定地は景勝地に当たることから、地形の改変が少なく景観の変化が少ない工法を選択するよう配慮した。擁壁工法は、地形改変の少ない軽量盛土工法を推奨した。
期 間 2023/10/26~2024/03/15
本業務は、(一)富士由比線富士川かりがね橋の開通にあたり必要となる、国土交通省への条件護岸引渡及び検査資料作成、富士川かりがね橋開通式典用パンフレット作成、雁堤説明看板のレイアウト作成を実施した。
期 間 2022/09/06~2024/03/15
本業務は、溢水被害が発生している一級河川泉川 裾野市久根地先(L=450m)において、治水安全度を向上するための護岸予備設計を行った。設計業務では、現地測量成果、被災履歴、現地踏査結果を基に現況流下能力の検証を行い、被災区間を含めた業務区間全体の現状把握をした。その結果(現況流下能力)を基に2つの区間設定を行い、それぞれの縦横断検討を実施した。計画護岸線形は、既存護岸を極力生かすことを基本として捷水路化とならないことに留意した。また、業務区間には市道橋が2橋架設されていることから、各橋梁の必要性について関係機関との協議を行い、新設橋は1橋計画する事で成果を取りまとめた。測量業務では現地状況と河道状況を把握することを目的として、4級基準点測量18点、現地測量0.028km2、河川測量0.49kmを実施した。
期 間 2023/08/01~2024/03/15
本業務は,(主)伊東修善寺線の一級河川狩野川を渡河する修善寺橋(橋長101.0m,有効幅員11.0m,ランガー桁橋(無補剛アーチ),両側歩道)の塗装塗替え設計である。令和2年度実施の塗膜分析調査でPCB汚染物が基準値(0.5mg/kg)以上含有していたため,橋梁アーチ部と高欄部の適切な素地調整方法を選定した。また,写真に発注者が選定した候補色(既設橋と同色)で橋梁アーチ部の色の置換えを行い塗装塗替え後のフォトモンタージュを作成した。素地調整方法は,PCBの完全除去のためI種ケレンを前提とし,従来工法のオープンブラスト工法,新技術の研削材循環型ブラスト工法,剥離剤+ブラストライカー,クリーンレーザー工法で比較した。施工ヤード,経済性を勘案して研削材循環型ブラスト工法を採用した。高欄は,塗装を塗り替えるよりは,取り替えた方がLCCに優れるため,鋼製高欄に取り替えることとした。当該路線は交通量が非常に多いため,夜間片側交互通行で吊足場を設置する計画とした。施工時は歩道を片側ずつ規制するため歩行者の導線も計画した。仮設計画について河川管理者(国土交通省)と協議し,河川一時占用書類を作成した。
期 間 2023/08/23~2024/03/15
静岡県伊東市渚町の国道135号に架かる「渚橋」は、過年度に実施した橋梁点検で上流側(旧橋)上部工(ポステンション方式PC3径間単純T桁橋)に損傷が確認されたため、補修工法検討を行った結果、上流側(旧橋)の上部工のみ架替える方針となった。これを受け、本業務の目的は「橋梁予備設計」として上部工構造形式の比較検討を行い、最適な橋梁形式を決定することである。設計上の制約条件は(1)上部工重量の制約:既設下部工はそのまま利用するため、既設橋と同じ単純桁・支承条件(固定可動支承)とし、新設上部工の重量は既設橋以下にすること。(2)上部工桁高の制約:上部工構造高は90cm以下にすること。(3)塩害対策:鉄筋かぶりは70mm以上確保すること。コンクリート橋は、上部工重量・上部工桁高の制約を満足させた上で、安全性(耐荷性能)を確保できる構造はなかった。そこで、鋼橋から制約条件を満足する合成鈑桁橋と合成床版橋で比較検討を行った。検討の結果、合成床版橋は合成鈑桁橋より経済性(維持管理費用含む)、施工性、維持管理性で優れることが判明した。よって、渚橋上流側の上部工の架け替えに最適な形式は、「3径間単純合成床版橋」とした。