静岡コンサルタント株式会社の受注業務・工事一覧

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期 間 2024/06/11~2025/03/14
現在、静岡県では一級河川狩野川を渡河する橋長155.3mの橋梁の歩道部として徳倉橋側道橋の上部工を施工中であり、側道橋の完成にあわせて右岸側取合道路部の改築工事も進めている。右岸側取合い道路部の施工には、道路排水の流末となる狩野川を管理する国土交通省と調整や、徳倉橋側道橋に添架が計画されている上水道等の占用者との協議が必要となることから、本業務では、関係機関との協議が円滑に進むよう徳倉橋側道橋の施工に伴い改築が必要となる取合道路部について、排水計画及び施工計画の検討等を行った。道路排水(流末水路)設計では、過年度業務で国土交通省と計画調整した結果より設計条件を設定し、施工済み可変側溝のインバートCoを増設して排水勾配を逆向きにする排水計画を検討した。当該計画を行うに当り、排水系統の確認、排水ルート変更に伴う追加流域分を考慮した水路断面の流下能力照査を行った。右岸歩道部の施工検討では、徳倉橋側道橋から歩道下に布設される占用管の配管計画に必要な平面縦断計画の素案を作成し、占用者との施工調整会議を実施した。河川協議資料作成では、変更流末水路計画と徳倉橋側道橋の変更に関する資料を作成した。
期 間 2023/08/30~2025/03/10
本業務箇所は、国道136号と県道伊東修善寺線が交差する横瀬交差点を中心に、前後約200~300mの区間である。当該交差点は慢性的な渋滞が発生しており、特に朝夕の通勤・通学時間帯には1km以上の渋滞が発生している。この渋滞は国道136号の線形不良による視距不足、県道伊東修善寺線の通行車両数に対する車線不足が過去の調査・検討で主な要因として挙げられている。本業務では、上記要因を解消するための国道136号の線形改良、県道伊東修善寺線の車線数増加に伴う修善寺橋の架け替えを踏まえた道路概略検討・橋梁概略検討を実施した。道路概略検討では、過去の交通解析結果をもとに、必要な道路幅員を整理し橋梁概略検討に資する設計条件を決定した。また、橋梁架橋位置に合わせた国道136号の平面計画案を全6案作成した。橋梁概略検討では、道路概略検討で与えられた条件及び一級河川狩野川の河川条件等を踏まえた橋梁架橋位置の検討、径間数の検討を実施した。道路・橋梁概略検討で作成した検討案(全6案)は、経済性、施工性、安全性等を踏まえた治水上、道路計画上の評価から比較検討を行い、総合的に優位となる案を選定した。
期 間 2024/09/03~2025/03/05
本橋は、第一次緊急輸送路である(国)414号にかかる三本松橋の端横桁狭隘部の補修設計である。本橋は、1966年に架橋された橋長26.0mの鋼単純合成鈑桁橋である。架橋位置はR=40mの曲線部であり、3本の主桁は直線に配置され、曲線による幅員変化は枝桁が配置されており、端横桁はフルWEB構造となっている。このため、端横桁とパラペットの離隔が200mm程度と非常に狭隘となっており、これまでの点検や補修設計では端横桁背面側(パラペット側)の損傷が見逃されていた。本業務では、端横桁背面側の狭隘部の損傷を把握し、施工可能な補修設計を行い、本橋の長寿命化を図ることを目的とする。  狭隘箇所である端対傾構背面側は、360°カメラによる写真撮影や超音波肉厚測定器を用いて鋼材の腐食状況を把握し、腐食箇所は当て板補修により架橋時の断面性能を確保した。背面側の塗装塗替は、狭隘箇所であり十分なケレンができないことを考慮し、4種ケレンで防錆効果の期待できるパワー防錆NKRN-66を採用した。
期 間 2023/10/04~2025/02/28
本業務は、(一)湯ケ野松崎線の宝橋(賀茂郡松崎町池代地内)から那賀川橋(賀茂郡松崎町大澤地内)の狭隘な谷地形区間L=2.3kmにおける整備計画案策定に加え、那賀川橋から(主)下田松崎線交差部について、バイパス案を含めた整備ルート決定のための概略設計を行った。また、整備計画案策定区間L=2.3kmについては、大沢温泉集落から宝橋の区間で待避所等の局所改良を含めた整備方針を検討、策定した。測量業務の用地測量では公図調査を行い、概略設計区間の関係地権者を確認するための資料作成を行った。
期 間 2024/05/09~2025/02/28
本業務は、二級河川逢初川中流部開渠区間(開渠区間起点~市道岸谷2号線付近)において、市道岸谷本線等の交通規制が最小限となるような施工計画の検討を行った。今後の課題として、当施工計画は護岸工事だけでなく、逢初川両岸に計画している道路工事との同時施工を想定した施工計画としている。しかし、現在熱海市が計画している道路背後地(民地との高低差処理)の構造が決定していないため、当施工計画の数量算出範囲は道路側溝端部までとして、全体施工日数を算定した。今後、道路背後地の構造が決定した場合、施工ステップ及び施工日数の見直しが必要である。また、市道伊豆山神社線付近に計画されている函渠工に対し、河川法第24条及び第26条に関する許可申請書類を作成した。
期 間 2024/07/31~2025/02/28
(国)136 号当該事業区間(静岡県賀茂郡松崎町雲見~松崎)は、独特の海岸地形を有する名勝「伊豆西海岸」及び「富士箱根伊豆国立公園」に指定され、地域の重要な観光資源でもあり、道路事業は名勝地の「景観保全」と「安全で円滑な交通の確保」を両立する道路整備を目指す必要がある。本業務は、過年度業務にて作成した文化庁との名勝の現状変更申請に係る協議用資料作成業務である。業務内容は、今年度に実施した関係機関との協議状況を踏まえ、雲見工区-区間3における工事実施に向けて地形改変申請書類作成と名勝検討委員会への説明用資料作成を行うものである。申請範囲は、区間3の海側擁壁工に限定し書類作成を行った。また、説明資料は、既に完了した石部工区の実績を含めた内容として、「雲見~松崎拡幅」全体概要が分かる資料を作成した。
期 間 2024/03/28~2025/02/28
本業務は、富士宮市小泉地内において一級河川久遠寺川を渡河する(一)富士根停車場線の富士本橋について、旧橋部(RCT桁橋部)の架け替えに伴う橋梁予備設計及び旧橋部の上部工撤去設計を行うものである。橋梁予備設計では、最初に資料収集、現場踏査を行い、周辺環境や施工時に支障となる物件等の確認、設計条件を整理した。設計条件を基に、橋長や斜角等を設定し、橋梁形式1次選定を行った。本橋架橋位置の施工条件を考慮し、狭い施工ヤードで架設可能で、経済性に優れる橋梁形式として、「鋼単純合成H桁橋」、「イージーラーメン橋」を選定した。地質条件より、河床に床付けるために杭基礎とする必要があり、施工が可能な杭基礎工法として「中堀杭工法」、「マイクロパイル杭工法」を選定した。選定した橋梁形式と基礎形式の組み合わせより、橋梁形式2次選定を行った結果、「イージーラーメン橋」で基礎は「中堀杭工法」を採用した。理由は、最も杭本数が少なくでき、経済性や施工性(工期短縮)が優れることが挙げられる。その他、既設の旧橋部上部工を撤去する設計を行った。撤去は、河川内にベントを設置して、上部工を分割してから吊り撤去を行う計画とした。
期 間 2024/06/26~2025/02/28
本業務は、『「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律」における土砂災害警戒区域等指定の手引』令和5年3月(以下、「手引き」という)に基づき、過年度の新規箇所抽出業務で抽出した土砂災害警戒区域等の候補箇所(以下、「候補箇所」という)の基礎調査実施方針の参考とするための資料を作成することを目的とした。作業は熱海市内、伊東市内で新規抽出された土石流と急傾斜382箇所で実施する基礎調査の優先順位付けを行った。
期 間 2024/06/07~2025/02/28
本業務は(都)西間門新谷線の第5工区電線共同溝予備設計と、第4工区電線共同溝修正設計を実施した。予備設計では、橋梁添架区間を除いた348.955mを対象とし、以下の項目に沿って業務を進めた。(1)参画企業からの配線計画を基に、設計条件の整理、地中化方式の選定、特殊部・一般部の断面選定を実施した。(2)沿道利用状況や既設占用物件状況等に基づき平面縦断線形を設定し、図面を作成した。(3)施工計画作成、数量計算書作成、概算工事費算出を行った。電線共同溝整備により電柱を8本抜柱する。主なコントロールポイントは、道路排水側溝、既存占用物件及び既存占用物件の将来計画である。水道管・ガス管の将来計画が電線共同溝計画に干渉するため、電線共同溝計画を考慮した将来計画を検討することで既存占用物管理者の了承を得た。また、参画企業と協議を行い、全ての参画企業から計画について了承を得た。修正設計では、道路設計における平面縦断線形の変更に伴い、電線共同溝管路の平面・縦断線形の図面修正(N=14枚)を行った。また、数量計算書を作成し電算帳票(データリストN=51枚)を作成した。設計延長は141.870mである。
期 間 2024/08/15~2025/02/14
菊川市沢水加地先の土砂災害(特別)警戒区域「沢水加南沢」において、土石流対策施設の概略設計を行うことを目的とする。「沢水加南沢」の流域内の土砂量、流木量、礫径の調査を行い基本条件を整理した。結果、当該現場は最大礫径が30cmと小さく、静岡県の基準では不透過型堰堤が採用される。しかし、当該現場は計画流出流木量が多く、不透過型砂防堰堤構造単体では、流木の捕捉を完全に行うことはできない。よって、流木捕捉工を併設する必要があるが、流木捕捉工の構造比較を実施し、比較の結果、不透過型堰堤+本堤上部に流木捕捉工を設置する工法を採用した。採用した構造にて、設計図面、数量計算、概算工事費を作成し、それを基に全体計画協議資料の簡易版の作成を行った。