期 間
2022/09/16~2023/09/14
本業務は、(国)414号静浦バイパスの道路新築に伴い、沼津市多比地内(第2期工区)における基準点測量、地形測量、路線測量を実施し、地形状況を把握することを目的とし、今後見込まれる道路改築事業の設計計画の基礎的資料とするものである。また、公図調査等を実施し関係地権者を把握し、用地測量作業の基本資料を作成した業務である。基準点は公共測量の手続きを踏まえ2級基準点測量3点を実施し、既設基準点(狩野川距離標、伊豆の国市地籍図根点)も既知点とし4級基準点100点を実施した。3級水準測量は隣接工区との整合を図るため実施した。地形測量0.236km2、路線測量1.8kmを実施した。また公図等調査は33.3ha実施し、関係地権者を把握しつつ現地立入りの際には郵送等で周知した。
期 間
2022/07/22~2023/08/31
静岡県袋井土木事務所が管理する(主)吉田大東線に架かる鋼2径間連続鈑桁橋の矢田部橋の耐震補強設計及び補修設計を行った。橋脚の復元設計及び斫り調査を基に既設耐力照査を実施した結果、所定の耐震性を有していないため橋脚柱の耐震補強工法を検討しRC巻立て補強工法を採用した。RC巻立て補強後の構造において河川構造令に適合していることを確認した。既設支承はレベル2地震動に対する耐力を有していないため、支承取替を行うこととした。支承形式は既設沓座への影響が最も少ない小型化ゴム支承を採用した。補修項目は、上部工鋼部材の腐食に対し塗装塗替え工、床版の中性化対策として表面含浸工、床版・橋台・橋脚のひびわれに対しひびわれ補修工、防護柵の腐食に対し防護柵取替え工、桁下への漏水対策として舗装打換え工・橋面防水工を行う。橋脚耐震補強工事時は、ライナープレートによる仮締切を行い、仮締切内に枠組足場を設置する。また仮締切設置時に支障となる既設根固めブロックを撤去し、巻立て施工後に再設置する。支承取替工事時は、橋台部は護岸上部の一部を取壊して作業ヤードとし、橋脚部は吊足場を設置する。橋梁補修工事時は、吊足場を設置する。
期 間
2022/08/02~2023/07/31
本業務は、三島市役所が「三島市都市計画道路整備プログラム」として事業を実施している(都)平田新谷線(L=920m)と(国)136号が交差する平面交差点詳細設計である。(都)平田新谷線は、東駿河湾広域都市圏における都市内主要幹線の一部である(国)1号と並行に走る東西の路線である。(国)1号の慢性化している渋滞緩和対策として当該道路を計画し、交通量の分散を目的とした路線である。(都)平田新谷線は、三島市役所により設計済みであり、その計画を踏まえた(国)136号の交差点設計である。
期 間
2023/01/19~2023/07/21
本業務では、令和元年度に詳細設計が実施された、静岡県富士土木事務所が管理する(一)富士停車場伝法線に架橋予定の(仮称)青葉橋について、施工計画の見直しを行った。
期 間
2022/09/28~2023/07/04
本業務は、(主)藤枝黒俣線の二級河川瀬戸川を渡河する金吹橋(鋼単純合成版桁橋、橋長94.3m)の耐震補強及び橋梁補修設計である。B種の橋であることから、目標とする耐震性能は耐震性能2となる。柱の耐震性能を満足するため、RC巻立て補強工法(補強後の河積阻害率4.7%)を計画した。ケーソン基礎の照査により、補強後の基礎への影響を把握し、補強方法の妥当性を確認した。格子解析を行って、現行基準に則した設計用の反力を算出した。支承部及び落橋防止システムの耐震性能を満足するため、Bタイプの支承への取替えと、河川の状況、添架物の設置状況を踏まえた最も合理的な緩衝チェーンの落橋防止構造を計画した。耐久性能の確保とLCCを考慮し、補修計画を立案した。伸縮装置の非排水化を行うにあたり、乾式止水材による止水方法と、非排水型伸縮装置取替えで比較検討を行い、より優位性がある非排水型伸縮装置への取替えを採用した。橋脚補強工事では大型土のうによる仮締切、落橋防止システム工事と橋梁補修工事では吊足場を設置し、河川に対し安全に流下できる仮設計画を立案した。河川管理者と協議し、選定工法と施工計画の了承を得た。
期 間
2022/10/05~2023/06/30
本業務は、国土交通省が取り組む「ProjectPLATEAU」に参画し、静岡県交通基盤部が所管する戸田漁港における漁港施設台帳情報及び海岸保全区域台帳情報を国土交通省都市局が行う「ProjectPLATEAU」に搭載可能なCityGML形式で作成及び更新することを目的とした。
期 間
2022/12/08~2023/06/30
(主)三島富士線の富士市中里・神谷地内に位置する須津橋交差点は、周辺に富士市立須津小・中学校があり、沿道には住宅が密集している。また、当該交差点北側の市道富士岡中里線の開通に伴い、朝・夕の通勤・通学時間帯には慢性的な渋滞が発生している。本業務では、慢性的な渋滞解消と歩行者の安全確保を目的に、当該交差点の改良方針を決定するための交差点予備設計、交差点東側の両側歩道で整備された須津橋拡幅の概略検討を行った。また、これらの設計・検討に必要な現地測量、現状の交通状況を把握するための交通量調査を併せて行った。交差点予備設計では、将来計画として正規の付加車線幅を設置した計画案、現状の付加車線相当幅を確保した計画案等を作成し、安全性、経済性、周辺用地への影響等を踏まえた比較検討を実施した。橋梁概略検討では、既存橋梁の構造を把握し、既存橋梁の拡幅案、歩道橋の新設案等、交差点計画案に合わせた概略検討を実施した。
期 間
2022/10/07~2023/03/24
土肥港ではフェリーターミナルが位置する屋形地区周辺の施設整備を通して、地域の活性化および観光交流人口の増加を目指しており、令和3年度には施設整備の基本的な計画を作成した。本業務は、これら過年度の成果を基に、屋形地区周辺における、緑地等の施設の詳細設計を実施するものである。関係機関((一社)駿河湾フェリー、東海バス、伊豆市)を集め合同現地立合い会を実施し、整備計画案について説明・見直しを行い、整備方針を決定した。遊歩道について、ルートの詳細検討および舗装構成の決定、転落防止柵等の付帯設備の設計を行った。駐車場(フェリー待機場)について、大型バス等を含む利用状況の整理およびこれを踏まえた舗装構成、車両導線の検討および設計を行った。臨港道路についても、大型バス等への対応を想定した舗装構成の設計を実施した。また、管理用駐車場および駐輪場等の施設内の設備の設計を行った。
期 間
2022/07/28~2023/03/20
本業務は、土砂災害防止法区域調書等に基づいて、土石流に対する砂防計画検討(砂防概略設計)にて決定された計画内容に基づき、砂防堰堤予備設計を実施した。当該箇所は、土石流危険渓流であり、下流に県道、生涯学習センター赤沢会館(指定避難所)などの保全対象があり、地元から土石流対策施設の整備要望が高い。砂防堰堤構造は、最大礫径が80cmであるため、土砂とともに流出する流木などをすべて捕捉できる透過型砂防堰堤を採用した。保全施設である伊東市水道施設(赤沢上大峯水源)を含む下流の保全対象を土石流から守る必要がある。よって、砂防堰堤位置は、伊東市水道施設より上流の位置で3案比較検討を行い、最も経済的となる位置を選定した。砂防堰堤の管理用道路の検討も併せて実施した。平面線形のコントロールとなる埋設している水道管を試掘し、座標、高さ付けを行った。管理用道路は、埋設管(水道管)に影響しない平面線形とし、経済的に優れる計画とした。
期 間
2022/06/15~2023/03/17
本業務は、立地条件に見合った道路整備の方針を定めるため、文化庁等との協議時に提示するための協議資料作成等の会議の補助を目的としている。協議用資料作成は、過年度に行われた景観検討会資料を基に、道路改築計画の変更に必要な事前協議用資料を作成した。作成資料の内容は、整備方針決定のプロセス、重要眺望対象写真、各工区の実施状況、整備方針、改変率、委員意見に対する検討内容等であり、既に完成している萩谷工区、現在事業中の石部工区について決定している構造物の修景や植生等について内容を確認し、報告という形で作成資料に反映した。雲見工区については、計画変更理由を明確にし、過年度計画に対する変更点と現計画の優位性等について検討した結果を協議資料とした。名勝地の現状変更終了届作成は、名勝「伊豆西海岸」現状変更完了届を作成することと、それに係る資料の整理を行った。完成イメージ資料作成は、道路計画が周辺環境と調和していることを確認するため、重要眺望視点からの完成イメージを作成し、事前協議用資料に使用した。イメージ図の素図は鳥瞰と仰瞰の2種類の視点を検討し、重要眺望視点(仰瞰)のフォトモンタージュを作成した。