静岡コンサルタント株式会社の受注業務・工事一覧

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期 間 2023/08/04~2024/01/12
本業務は,(主)熱海大仁線の宮上橋,宮川橋,(一)田原野函南停車場線の月多坂橋,(一)韮山韮山停車場線の洞川橋の橋梁補修設計である。いずれも定期点検で早期措置段階と診断された橋梁である。橋種は,全てRC単純床版橋であり,現地踏査の結果,主版下面の広範囲に鉄筋露出が確認された。その損傷原因の推定と適切な補修工法を選定するため中性化試験を提案し実施した。損傷原因は中性化の進行であり,耐用年数120年における中性化の進行予測を行った結果,さらに中性化が進行することが判明した。そこで,断面修復を行うとともに再アルカリ化可能な表面含侵工法を併用することとした。また,主版下面への雨水の回り込みを防止するため水切りを設置することとした。洞川橋以外は,橋台橋座部への漏水が生じていたため,非排水型伸縮装置に取り替えることとした。足場が必要となる橋梁の桁下補修は,吊足場で行う計画とした。月多坂橋は,橋台下面の一部が洗掘していたため,普通土のうで背替えをした後,型枠を設置し無収縮モルタルを充填することとした。以上の補修を行うことで,健全性Iに回復することができ,橋梁の長寿命化につながる。
期 間 2023/03/10~2024/01/15
本業務は、(主)藤枝天竜線既設日向上橋の下流に計画する新設橋の橋梁詳細設計である。令和4年9月の台風で、既設橋の橋台付近が被災を受け、道路は一部冠水した。本県道は地域住民にとって重要な生活道路であるため、笹間地区の道路改良計画に伴い、日向上橋は架け替えることになった。新設橋は橋長38.6m、有効幅員7.0mの単純橋である。上部工形式は、予備設計業務(過年度業務)で決定している鋼合成鈑桁橋である。橋面の線形は曲線となるため、上部工は枝桁構造としバチ形状とした。上部構造は合成桁として設計したが、本橋が通行止めになると迂回路はないため、不測の損傷が床版に生じた場合に、床版打替え時に片側交互通行での施工(半断面施工)が可能になるように非合成桁としての照査も行った。橋台形式は逆T型橋台で、風化砂岩泥岩互層を支持層とする直接基礎とした。左岸橋台は支持層が浅いこと、背面の地山掘削規模を小さくするため、段差フーチングとした。橋台は、河川を大型土のうで仮締切りを行いオープン掘削で施工する。上部工は河川内にベントを設置し、移動式クレーンによるステージングで架設する計画とした。
期 間 2022/09/16~2023/12/15
本業務は、(一)富士停車場線での電線共同溝整備において、地形、地質、道路交通状況、沿道利用状況、既設占用物件状況等の調査結果に基づき、施工性、経済性、機能性、維持管理、安全性、環境等の総合的な技術検討を行い、最適な整備手法の選定を目的とする。予備設計範囲は、蓼原大橋交差点を起点とし、国道1号との宮島東交差点を終点とする両側歩道の約1,892mとした。また、測量業務として4級基準点測量35点と現地測量A=50,300m2を実施した。設計業務は、参画企業調整会議による配線計画を基に特殊部の配置、管路条数を決定し、各管理者の合意を得ながら業務を進めた。電線共同溝方式、特殊部規格、管路構造は、現地状況や地下埋設物調査及び経済比較等を行い決定した。また、線形計画のコントロールポイントを洗い出し、対応をとりまとめ、予備設計の成果とした。主たるコントロールポイントは、整備路線に対し横断している河川(下堀、川成掘り)、川成地下道であった。横断手法は、平面・縦断線形基準をもとに添架案、占用橋案、推進案、管崩し案による比較検討を行い現地状況、用地的制約、経済性、施工性を考慮し採用案を決定した。
期 間 2022/10/01~2023/12/15
本業務は、(国)136号の葭ヶ窪橋の耐震補強及び橋梁補修設計である。葭ヶ窪橋は、橋長60mの鋼単純上路式ワーレントラス橋で、昭和54年に架設され、現行の基準で求められる耐震性能を有していないことや架橋後44年が経過し老朽化による健全性の低下が見られることから耐震補強と橋梁補修が必要となっている。耐震補強は、落橋防止システムを構築することを目的として既設の照査を行い、支承部の補強が必要と判断した。支承部の補強は、施工が可能で、既設支承と同等の厚さとできるレベル2地震動に対応した高面圧ゴム支承に取り替えることとした。また、支承を取り付ける支点上の部材について、耐震性能照査を実施し、耐震性能が不足する対傾構の取り替えを設計した。本橋はトラス橋で地震時の挙動が複雑になる等の理由で、非線形動的解析を用いて設計を行った。仮設構造物設計として、ジャッキアップのための補強材や水平方向の変形を拘束する鋼製ストッパーの設計を行った。橋梁補修では、塗装塗替え、床版のひび割れ補修及び断面修復、伸縮装置の取り替え、橋面防水工等を設計した。以上の設計内容を踏まえ、施工計画として工程計画や施工計画図の作成を行った。
期 間 2022/07/12~2023/12/15
本業務は、慢性的な渋滞が発生している(主)伊東修善寺線の修善寺駅周辺において、交通の円滑化、渋滞の緩和のため、修善寺駅北口交差点~修善寺駅交番前交差点区間の道路改良の検討を行った。また、伊豆市の新中学校開校に向けた通学路の安全対策のため、生徒のバス利用の増加が見込まれる柏久保バス停留所付近の歩道整備の検討を行った。修善寺駅北口交差点~修善寺駅交番前交差点の区間においては、(国)136号と(主)伊東修善寺線の交差点である横瀬交差点を起点に、交通量ピーク時には1km以上の渋滞が発生しており、その原因として交差点間隔がせまいこと、右折車線が未整備であることが挙げられる。そのため、当該区間全線に右折車線を設置することを基本に、交差市道の一方通行化や通行制限、交差点廃止案等を検討した。その後、並行して進められている別途業務で各案の将来交通量推計結果から整備効果の検証を行い、その結果、修善寺駅入口交差点を廃止する案に決定した。柏久保バス停留所の検討においては、バス運行会社との協議結果を踏まえ、極力用地買収の少ない、最小限の停車スペースを確保する案に決定した。
期 間 2023/07/12~2023/12/15
本業務は、下田土木が管理する大田子横断歩道橋の定期点検業務である。業務の目的は、安全かつ円滑な交通を確保すること、沿道や第三者への被害の防止を図るために損傷及び変状を早期に発見し、維持管理に必要な基礎資料を得ることである。過年度点検(令和元年度)では主桁、支承部に腐食がみられたため、健全性の判定区分はIII(早期措置段階)と判断されたことから、令和3年度に補修工事が行われた。本業務の定期点検は、判定区分IIIの主桁、支承部が補修(塗装塗り替え)されていたため、健全度はI(健全)と判定した。しかし、下部構造の漏水状況は補修(原因除去)されていなかったため、過年度業務と同様にII(予防保全段階)と判断した。結果、本業務での歩道橋の健全性はIIとした。
期 間 2023/05/15~2023/11/30
(国)414号線多比地区に架かる橋梁(2号暗渠工)の場所打ちコンクリート床版下面が著しく損傷(断面欠損・鉄筋露出)していた。本業務の目的は、2号暗渠工の修繕設計を行うことである。2号暗渠工の修繕方法は協議の結果、既設上部工を撤去し、上部工のみプレキャストRC床版に架け替えることになった。既設下部工はそのまま利用するため、既設上部工を取壊し、覆工板で仮復旧するときに現地調査(既設下部工の平面座標及び高さの測量)を行った。上部工の架替え設計(2号暗渠工の床版復旧計画)の具体は、設計条件の整理、平面形状及び床版厚の決定、防護柵の検討、施工順序の検討である。
期 間 2022/09/21~2023/10/31
本業務は、慢性的な渋滞が発生している(主)伊東修善寺線の修善寺駅周辺において、交通の円滑化及び伊豆市の新中学校開校に向けた通学路の安全対策のため、道路改良計画を立案するうえでの基礎資料として、交通状況の把握のための交通量調査及び交差点解析を行った。また、別途発注している「令和4年度(主)伊東修善寺線道路改築に伴う修善寺駅周辺渋滞対策検討業務委託」により立案された計画案(交差点の統廃合等)の方向別交通量を推定した。交通量調査は、伊東修善寺線の交差点5箇所において、平日(晴天時・雨天時)の朝夕のピーク時間(朝6:30~9:00、夕17:00~19:00)に実施することで、通勤・通学時間帯の修善寺駅周辺の道路状況を把握した。その結果、晴天時の交通量が雨天時と比べて2割程度多いことが判明した。将来交通量推計は、「第3回東駿河湾都市圏総合交通体系調査(パーソントリップ調査)」における将来配分データをもとに、本業務で実施した交通量調査結果を踏まえて、別途業務で立案された計画における将来交通量推計を実施した。推計結果は、別途業務で立案された計画の基礎資料として活用した。
期 間 2023/05/30~2023/10/30
本業務は、一級河川戸沢川(伊豆の国市小坂地先)における、河川管理斜路の設計を行うものである。当設計は、過年度に実施した業務設計成果を基に、地権者の要望を踏まえて設計を行った。地権者の要望は、以下の5項目であった。1.提内地側の土羽構造を擁壁構造に変更、2.堤外地側に田圃の水が抜けない根入れの深い見切工の設置、3.田圃から側溝に流す余水吐の現況復旧、4.田圃区間は地盤や溜め水等の影響を考慮し同構造物を延伸、5.田圃への既設斜路の復旧であった。その中でも主となる擁壁構造は、プレキャストL型擁壁、現場打ち重力式擁壁を比較し、プレキャストL型擁壁を採用した。地質条件は不明瞭であるため、施工段階で平板載荷試験を行い、地耐力を確認することを条件に直接基礎とした。付帯施設は、地権者の要望を尊重しつつ現況復旧とした。
期 間 2022/09/16~2023/09/29
本業務は、(一)富士富士宮線での電線共同溝整備において、地形、地質、道路交通状況、沿道利用状況、既設占用物件状況等の調査結果に基づき、施工性、経済性、機能性、維持管理、安全性、環境等の総合的な技術検討を行い、最適な整備手法の選定を目的とする。予備設計では、富士宮駅側交差点を起点とし浅間大社南交差点部を終点とする両側歩道の約776mを予備設計範囲とした。また、測量業務として4級基準点測量5点と現地測量A=16,800m2を実施した。業務は、参画企業調整会議による配線計画をもとに特殊部の配置、管路条数を決定し各管理者の合意を得ながら業務を進めた。電線共同溝方式、特殊部規格、管路構造は、現地状況や地下埋設物調査および経済比較等を行い決定した。また、線形計画のコントロールポイントは洗い出し、対応をとりまとめ予備設計の成果とした。主たるコントロールポイントは、以下の点である。起点部、終点部交差点内における既存埋設物および埋設管への影響調整であった。対応として電線共同溝の平面・縦断線形と管路の浅層埋設により既存埋設物への影響を回避した。