静岡コンサルタント株式会社の受注業務・工事一覧

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期 間 2024/06/05~2025/01/15
本業務は、静岡県が管理する伊東市内(15橋)橋梁の橋梁点検を行い、効率的な維持管理に必要な基礎資料を得ることが目的である。橋梁の損傷や変状を的確に把握するために近接目視点検を実施し、橋梁の損傷状況を記録、整理した。点検結果に基づき県の点検システムに入力し損傷度を算出した。健全度をアセットマネジメントとリスクマネジメントの観点から評価した上で道路橋毎の健全度を診断した。診断した結果、I:健全(4橋)II:予防保全(9橋)III:早期措置(2橋)であった。前回点検(R1年)結果で「III:早期措置段階」の橋梁が4橋あった。4橋とも令和4年度に補修工事が行われたが、今回点検の診断結果は、いずれも「II:予防保全段階」と診断した。補修工事が行われたにも関わらず、診断結果が「I:健全」にならなかった要因は、1.大型車や一般車両の交通量が多い(国)135号に架橋されている。2.海に隣接しているため、塩害の影響がある。3.各橋梁で補修すべき箇所を重点に補修されているため、補修されていない箇所に損傷の進行が見られたことなどが要因と考える。
期 間 2024/08/13~2025/01/13
本業務は、(国)301号の二級河川今川を渡河する今川橋と二級河川笠子川を渡河する笠子橋について、橋梁の長寿命化を図るための橋梁補修設計を行うものである。まずは現地調査を行い、橋梁一般図(構造図)の復元、損傷図の作成、損傷写真の整理を行った。調査後は、損傷状況の整理、損傷原因の推定、補修の要否判定、補修工法検討を行った。その後、補修工事を実施するための橋梁補修設計(設計図、数量計算)、施工計画を行った。今川橋の主な補修として、橋台背面処理工(可とう性踏掛版の設置)の設計を行った。軟弱地盤のため、橋台背面が年々沈下し、橋台との段差が生じることによって騒音振動が発生していた。橋台背面処理工により段差を防止し、繰り返し実施していたオーバーレイによる維持管理の負担を軽減する。笠子橋の主な補修として、伸縮装置の取替えの設計を行った。伸縮装置の劣化により桁下に漏水しており、支承周りが腐食性環境となっているため、非排水型の伸縮装置に取替えることにより伸縮装置部からの桁下への漏水を防止する。施工計画として橋面の交通規制計画を行った。また、笠子橋は桁下の補修に仮設足場を要するため、仮設足場の計画を行った。
期 間 2023/07/28~2025/01/15
本業務では、(国)150号の4車化に伴い、新高松川橋を拡幅するための橋梁予備設計を行うことを目的とした。対象橋梁は、昭和46年竣工のRC床版橋であるが、路肩はプレテンPC中空床版橋で拡幅されている。また、橋台が護岸との兼用構造となっており、将来の拡幅に備えて上部工が架けられていない範囲が存在する。このため、既設橋梁を今後も利用する範囲について比較検討を行い、供用中の部分のみを活用する案を採用した。この計画により、ライフサイクルコストを抑えることができ、優れた施工性を確保することができる。上部工形式は、比較検討により、総合的に優れるPC単純プレテンション床版橋を採用した。基礎形式の選定に当たっては、直接基礎形式と杭基礎形式の比較、杭種・杭径の検討を行った。施工性を重視したことから、狭隘な施工ヤードに対応可能な工法として、大口径ボーリングによるPHC杭を採用案とした。予備設計段階の概略施工計画として、主桁等の資機材搬入の可否、上部工架設、下部工及び基礎工、仮設土留工の施工の妥当性を検証した。また、建設予定地では、液状化を生じる恐れがあることが判明したため、既設橋台における対応策を提案した。
期 間 2024/03/14~2024/12/18
本業務は、周智郡森町における「小藪川支川西脇沢」の流域内に、土砂災害を防止するための砂防堰堤を設置することを目的とした測量及び予備設計業務である。測量成果を基に設計検討を行い、最適な砂防堰堤の基本諸元を決定し、事業継続に必要となる全体計画書を作成するものである。砂防堰堤工の計画位置は、静岡県立遠江総合高等学校から約600mに位置し、保全対象の上流には渓岸浸食が見受けられ、不安定土砂の堆積も見られることから、堆積土砂の崩壊に伴う土石流による被害が危惧される。当該箇所における土砂移動の形態は、土石流、堆積、流下区間に該当しており、最大礫径が50cmであることから、土砂とともに流出する流木等を全て捕捉できる透過型堰堤を採用した。砂防堰堤の位置は、比較検討を行い最も経済的となる位置を選定した。測量業務は、周智郡森町における「小藪川支川西脇沢」の流域内に、土砂災害を防止するための砂防堰堤を設置計画を行うにあたり、現地の地形状況を把握するため、基準点測量23点、地形測量2.8ha、路線測量0.36kmを実施した。
期 間 2024/07/30~2024/12/16
本業務は、(主)三島富士線の三島山田川を渡河する駒形橋について、水平力分担構造を設計するものである。資料収集・現地調査を行い、橋梁一般図、構造図の復元、設計条件の整理を行った。復元した上部工構造図より、上部工死荷重反力を算出し、水平力分担構造の設計荷重を設定した。水平力分担構造は、橋梁形式に適合可能な工法を抽出し、構造性、施工性、維持管理性、河川への影響、経済性などから総合的に評価し最適な工法「UWF+ストッパー」を選定した。採用案は、主桁への削孔・アンカー定着が不要であるため、PC鋼材を傷付けて主桁の耐荷性能を低下させる恐れが無く、経済性も優れる。また、既設の橋座に水平力分担構造を配置できないため、竪壁前面にRC縁端拡幅を設け、その上に水平力分担構造を配置した。施工は、単管足場を利用して行い、資機材の搬入は橋面から吊り渡す計画とした。そのため、資機材の搬入時は交通規制(片側交互通行)が必要であり、交通規制の計画も行った。現況調査時に、伸縮装置が破損し、桁下に漏水していることを確認したため、伸縮装置の取替えを計画した。関係機関協議資料として、設計内容より河川占用許可申請書を作成した。
期 間 2024/07/30~2024/12/14
本業務は,(国)414号の一級河川狩野川水系戸沢川を渡河する太田橋(昭和60年架橋,PC単純プレテンホロー桁橋,橋長19.64m,全幅員11.5m,斜角60度)の落橋防止システム設計である。桁かかり長は,必要長を確保している。両端橋台支持の一連の上部構造を有する橋のため落橋防止構造は不要である。また,斜橋が回転できる条件に該当しないため横変位拘束構造は不要である。既設支承アンカーバーはレベル2地震動に対して耐力を有していなかった。静岡県の耐震性能目標は耐震性能2(支承取替え)を基本とするが,プレテン桁は構造的に支承取替えが不可能なため,耐震性能2'(水平力分担構造追加設置)とした。水平力分担構造は,逆打ちアンカーバー,せん断ストッパー,縦型緩衝ピンで比較検討した結果,計画河川断面を侵すことなく,施工性,経済性に優れる逆打ちアンカーバーを採用した。なお,逆打ちアンカーバー台座を構築するにあたって,既設護岸と干渉するため,河川協議の結果,台座下面より上部の護岸を撤去することとした。また,河川内工事のため非出水期施工とし,吊足場による仮設計画では,施工時流量を安全に流下できることを確認した。
期 間 2024/08/06~2024/12/04
(都)新橋茱萸沢線は、過年度業務により、道路設計及び電線共同溝設計を行っている。本路線の道路改良工事に伴い、既設の案内標識が影響するため、移設等の検討が必要となった。本業務は、上記理由による道路案内標識の詳細設計及び電算帳票作成を行うことを目的とする。現在、交差点から南側は一方通行となっており進入禁止の標識となっている。(都)新橋茱萸沢線の完成時には交互通行となるためレイアウトの変更が必要であり、新規のレイアウト(標識板、文字の大きさは既設と同等)を作成した。標識柱においても、設置されてから30年以上経過していることから新規設置することとなった。また、当設計の標識設置箇所は歩道部で電線共同溝が設置される箇所であり、コンクリート基礎の設置は電線共同溝にあたるため設置できないことから、抵抗板付鋼製杭基礎を設置する計画とした。
期 間 2023/08/09~2024/11/29
本業務は、予備設計で検討された砂防堰堤の基本諸元により、設計図書に基づく設計条件および詳細設計に必要な測量調査資料、地質調査資料等を確認するとともに、工事に必要な詳細構造を設計し、経済的かつ合理的に工事費を算出するための資料を作成することを目的とする。堰堤形式は、最大礫径が80cmであるため、透過型堰堤を採用した。また、保全対象に伊東市水道施設が該当したため、伊東市と協議を行った結果、伊東市水道施設は現在使用しており、赤沢地区の水源地となっていることを確認したため、水道施設に影響しないもので配置計画の比較表を作成し、位置の選定を行った。堰堤の内部構造について、従来のコンクリート工法と砂防ソイルセメント工法を活用したSBウォール工法を比較し、経済性に優れるコンクリート工法を採用した。法面工においては、安定勾配での切土が不可能であること、浅い層は周面摩擦力が比較的低く、通常の地山補強土工では補強材長が長くなり適用外となることから、予備設計にてグラウンドアンカー工及び適応可能な網状鉄筋挿入工等から工法比較を行った。結果、経済性に優れ、逆巻施工が可能な網状鉄筋挿入工を採用した。
期 間 2024/02/01~2024/11/29
本業務は、富士市横割地内の県道富士停車場線に電線共同溝の布設計画を行うものである。当該地区は準用河川下堀川の横断や移設が困難な重要地下埋設物(NTT、工業用水道等)、交通量の多い交差点を避ける計画を行うには開削工法では不可だったため、推進工法による検討を行った。縦断計画で推進管路の深さを決めるコントロールポイントとなった埋設物は、工業用水管600mmとの離隔であり、管理者と協議した結果、離隔は推進管のゆるみ高さ以上を確保する事が条件となり、算定結果から1.25mを離隔とした。設計路線の土質は砂礫地盤であり、礫率76%と玉石の一軸圧縮強度が212MN/m2ある事が課題であったが、泥濃式推進工法の中から対応可能な2工法で経済性及び施工性で比較検討を行い、施工性で大差がなかったため、経済性に優れたラムサス工法を採用した。発進・到達立坑の土留工法は、土質条件から硬質地盤専用の油圧式杭圧入引抜機とライナープレート工法で比較検討を行い経済性に優れたライナープレート工法を採用した。また、管の強度計算、立坑土留計算、地盤改良の計算等の各構造計算を行い、許容値内である事を確認した。
期 間 2024/06/27~2024/11/29
本業務は静岡市清水区興津中町地内において静岡県清水港管理局が整備を計画している新興津緑地への国道1号静清バイパスからのアクセス道路(オン・オフランプ)について、設計計画を実施するにあたり必要となるオンランプ0.32km、オフランプ0.26kmの路線測量を実施し、現況地形を把握することを目的とした業務である。