静岡コンサルタント株式会社の受注業務・工事一覧

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期 間 2023/12/01~2025/03/21
当該業務箇所周辺には狩野川を渡る橋が少なく、特に「徳倉橋」では朝夕の通勤時間帯を中心に慢性的な交通渋滞が発生し地域の生活及び経済活動に大きな影響を与えていることから、静岡県では、(一)下土狩徳倉沼津港線の橋梁改築事業による(仮称)狩野川第三架橋の整備を計画している。本業務は、(一)下土狩徳倉沼津港線の橋梁改築事業で新たに建設される道路の道路詳細設計及び取付道路詳細設計を行った。道路詳細設計では、左岸側徳倉工区及び右岸側長伏工区において、道路予備設計(B)で決定した平面線形を基に、的場工区に接続する境川渡河部橋梁までのL=485mの平面縦横断計画を行った。取付道路詳細設計では、本線の道路整備に伴い、徳倉工区及び長伏工区、的場工区の3工区を対象に付替えや新設する必要がある市町道L=1154mの道路詳細設計を実施し、現況機能の復旧を図った。また、現況土地利用状況や用排水系統を把握し、平面縦横断計画と整合が取れた用排水計画を行った。本業務中には、3地区(徳倉・長伏・的場)で地元説明会を実施しており、説明会で提示、配布する図面及び資料を作成し、内容を議事録に取りまとめた。
期 間 2025/03/11~2025/09/05
本業務は、(主)熱海大仁線の一級河川狩野川水系古川を渡河する大野橋2(昭和49年架橋、鋼単純非合成鈑桁橋、橋長25.0m、全幅員8.2m、斜角45度)の耐震対策設計である。既設支承はレベル2地震動に対して耐力を有していないため、目標とする性能は「耐震性能2」とし、支承の取り替えを行うこととした。取り替える支承は、積層ゴム支承、鋼製支承、高面圧ゴム支承で比較検討した結果、支承高のコンパクト性、施工性、経済性の観点から最も優れる「高面圧ゴム支承」を採用した。桁かかり長は,現状で必要長を確保している。両端橋台支持の一連の上部構造を有する橋のため落橋防止構造は不要である。本橋は水平面内で回転する斜橋のため横変位拘束構造が必要である。横変位拘束構造は取付箇所の検討により、RC反力壁が橋座面に設置できる「横桁付きブラケット形式」を採用した。施工計画は、大野橋2の危機管理水位記録をもとに施工時水位を設定し、吊足場を設置しても施工時流量が安全に流下できることを確認した。
期 間 2024/10/08~2025/07/31
当該業務箇所周辺には狩野川を渡る橋が少なく、特に、徳倉橋では朝夕の通勤時間帯を中心に慢性的な交通渋滞が発生し、地域の生活や経済活動に大きな影響を与えていることから、県では、(一)下土狩徳倉沼津港線の橋梁改築事業による「狩野川第三架橋」の整備を計画している。  本業務は、第三架橋両台背面に位置する補強土の予備・詳細設計を実施する。  過年度より、同付近の設計を行っている。地質調査の結果、深度50m前後の軟弱な地盤であることが判明している。先ずは左岸盛土部の軟弱地盤対策の設計、次に右岸・左岸の町道や市道と立体交差するため、そこにはボックスカルバートの設計を行った。  本業務としては、上記、過年度業務で実施したボックスカルバートのウイングに巻き込む擁壁の予備・詳細設計を行った。当該地に適合する工法としては、L型擁壁・補強土壁が挙げられ、補強土壁の中には、直壁のものや壁前面に勾配が付いたものがあるため、静岡県の新技術・新工法を参考に工法比較を行い、結果、壁前面勾配3分のジオテキスタイルで、その中でも経済性・施工性に優れるジオテキスタイルとしては後発のトリグリッドを採用した。
期 間 2024/07/18~2025/07/31
本業務は、河津下田線道路新設事業に関する補強土壁と大型水路の詳細設計を実施するものである。また大型水路の詳細設計の実施に必要となる大型水路予備検討(線形・構造形式の検討)、町道BOX施工時に必要な町道迂回路(仮設道路)の詳細設計、河津下田線の道路改築に必要な電算帳票作成業務を併せて実施する。  大型排水路は、当初設計時にはJAの事務所がありそれを迂回する計画としていたが、現状JAの事務所は撤去されさら地となっていることからJAの土地を買収し、より河川線形がよいものに変更する計画とた。その中で、当初設計では県道脇を通る河川であったため、全線に渡り土留めを兼ねたU型水路としていた。今回の計画では一部、県道から遠ざかる箇所があり、ブロック積護岸とすることで、経済性にも配慮した設計とした。  次に、補強土壁は、河津下田線の道路規格変更に伴う幅員増大に伴う壁位置変更による見直しを行った。  更に、町道BOX施工時に必要な町道の迂回路については、当初設計時にはなかった新たな条件が地元から挙がったことから、こちらも設計の見直しを行った。
期 間 2024/12/18~2025/07/31
(都)池田楠ヶ洞線は、過年度業務「平成30年度[第30-C5407-01号](都)池田楠ヶ洞線県単独街路整備事業に伴う測量・設計業務委託 (13-01)」にて道路詳細設計を実施しており、その後部分的な道路修正を行ってきた。本業務では、当該路線の一部区間で、右側用地買収が困難となり平面線形及び道路構造物を暫定的に摺り付けるため、道路修正設計及び電算帳票作成を行った。道路修正設計では、事業進捗を滞らせないよう、可能な限り完成形の施工範囲を確保するため、左側歩道は完成形で施工し、右側歩道は施工しないことで車道縮小区間を設けて現況摺り付けを行った。車道縮小区間は、現道端より路肩幅員W=0.5mが確保可能となる曲線半径を2つ組み合わせた場合、最小車道幅員がW=4.7mとなり、1車線当りW=2.75mを確保できず、道路中心線を設置しない計画とした。沿道には用地買収困難地と隣接用地に跨る一連のブロック積を計画していたが、施工範囲を隣接用地内に納めるため、ブロック積及び端部処理の計画を複数立案した。排水計画では、上流側現況排水構造物と下流側施工済み排水構造物を接続するため、暫定形排水構造物を計画した。
期 間 2024/07/30~2025/07/28
本業務は、(国)135号の山側の約1kmと海側の0.15kmを対象として0.03km2の現地測量と電線共同溝予備設計を実施した。以下の項目に沿って業務を進めた。(1)参画企業からの配線計画を基に、設計条件の整理、地中化方式の選定、特殊部・一般部の断面選定を実施した。(2)沿道利用状況や既設占用物件状況等に基づき平面縦断線形を設定し、図面を作成した。(3)海側の0.15kmの既設排水側溝を活用した無電柱化の検討を実施した。本電線共同溝の整備により電柱を36本抜柱する。山側は、歩道への電線共同溝設計を標準として既存埋設物への影響を把握し、詳細設計に向けた課題として管理者と共有した。主なコントロールポイントは、4箇所の車道横断水路、2箇所の河川横断であった。対応方針を提案し、採用案を決定するとともに裏配線や既存ストック管の併用による無電柱化の提案を実施した。海側の既設排水側溝を活用した無電柱化事業は、全国のモデル地区であるため実現に向けて管路の配管位置、条数等を側溝断面に整理し、管理者との協議を行い課題を整理した。海側の事業区間は、施工及び竣工までの期間短縮のために詳細設計の優先区間と位置づけた。
期 間 2024/07/18~2025/07/31
対象橋梁は、(一)南伊豆松崎線において、二級河川岩科川を渡河する橋梁である。橋長L=22.0mの鋼単純合成鈑桁橋であり、1962年(62年経過)に架橋された。B種の橋であることから、目標とする耐震性能は耐震性能2あるいは2’となる。竣工図書は、上部工設計図のみであったため、寸法調査による確認、補完を行って、耐震補強設計の基礎となる構造図を整備した。支承取替の設計において、斜角が小さい影響により、通行止めを前提としなければ取替が行えないことから採用不可能であることを整理した。水平力分担構造の設計において、比較検討を行って、経済性や構造性に優れ、総合的に評価が高い「PRF緩衝ピン」を提案し、詳細設計を行った。横変位拘束構造の設計において、比較検討を行って、経済性と施工性、維持管理に優れ、総合的な評価が高い「上部工ブラケット+RC突起」を提案し、詳細設計を行った。耐震補強工事によって、支承周りに新たな構造を設けることになり、将来的な維持管理が困難になるため、同時に補修することが必要であることを整理し、伸縮装置の詳細設計を行った。以上に関する施工計画を行い、河川管理者との協議資料を作成した。
期 間 2024/10/08~2025/06/30
本業務は、一級河川黄瀬川(裾野市石脇地先)において、農業用水の取水口である佐野堰(桶門)付近にて過去に溢水被害が発生していることから、現況の流下能力を照査し、流下能力不足区間が発生した場合は、その溢水対策案を検討することが目的である。測量業務は、流下能力の検証に必要となる現地測量(A=0.032km2)、路線測量(L=0.34km)を実施した。現況流下能力の照査は、現況断面形状が不均一であることから不等流計算で行った。断面の照査は不等流計算結果を基本とし、溢水箇所が湾曲部の外カーブ側であることを考慮して湾曲補正をかけた水位+余裕高1.0mが護岸天端を超えていないかで評価した。結果は、H.W.Lを満足する断面であったが、湾曲補正を掛けた左岸(外カーブ側)が余裕高不足となった(L=280m)。対策工の検討は、(1)河道掘削案、(2)重力式擁壁による護岸かさ上げ案、(3)特殊提(プレキャスト製品)による護岸かさ上げ案の3案比較を行った。比較結果から施工時期に限られず、概算工事費が最も安価である(3)特殊提(プレキャスト製品)での護岸かさ上げ案を採用した。
期 間 2024/10/29~2025/06/30
本業務は、静岡県熱海市伊豆山治作に位置する二級河川逢初川において、これまで未調査区間であった箇所の測量を行い、測量成果を基に護岸詳細設計を行うことが目的である。また、当該改修区間は、河川計画と並行して市道計画を行うが、本業務では河川改修工事を優先して実施するための設計図面作成と数量計算書等の工事資料を作成するものである。護岸形式は景観を配慮した自然石積とし、河床勾配が1/7.5と急勾配であるため植石を施した底張りコンクリートを併設する計画とした。また、背後地と護岸天端高との高低差が発生する区間は、小型の土留擁壁を計画し、背後地の利便性に配慮した。工事期間の流水切り廻し計画においては、事業の特殊性から通年施工が行える規模の仮設流量を設定し、河川切り廻し計画を行った。
期 間 2024/09/19~2025/06/27
本業務は、過年度に設計済である一級河川潤井川を渡河する(仮称)青葉橋の橋台背面の取合い構造物について、令和7年度の非出水期から予定している工事を予定通り着手できるように河川法の許可申請書を作成することを目的とする。また、小潤井川右岸側の雨水貯留施設から小潤井川への放流管新設についても、河川法の許可申請書を作成する。なお、青葉橋は過年度に許可申請書を作成済であり、A1橋台、P1橋脚は完成、A2橋台は工事中である。