期 間
2024/01/25~2024/08/22
本業務では、令和元年度に詳細設計が実施された、静岡県富士土木事務所が管理する(一)富士停車場伝法線に架橋予定の(仮称)青葉橋の施工計画の見直しを行った。P1橋脚、A1橋台は施工済みであり、対象は左岸のA2橋台とP1橋脚付近から左岸法尻までの帯工である。P1橋脚付近の既設帯工は橋脚施工時に撤去しているため、本業務で復旧計画を立案した。また、左岸側の既設帯工は橋脚施工後に沈下が確認されていることから、河川管理者との協議の結果、計画河床まで嵩上げすることとした。帯工とA2橋台を同時施工するため、左岸上流側から河川内への工事用坂路兼用の仮締切を計画した。仮締切は常時水位が高いことから仮締切上を工事車両が通行できるように幅員3.0mを確保した。また、仮締切高は不等流計算を行い、橋脚より上流側は大型土のう4段、下流側は大型土のう3段とした。また橋台アプローチ部は、当初計画ではL型擁壁で橋台ウィング端からボックスカルバートまで計画されていたが、橋台ウイング近傍のL型擁壁は河川堤防に食い込んでいる(2Hルールに抵触)ため、これを解消する構造としてL型擁壁の一部をブロック積に変更する案を立案した。
期 間
2023/12/09~2024/08/13
本業務は、静岡県がまちづくりの高度化・最適化およびバーチャル空間に仮想県土を創る「VIRTUAL SHIZUOKA」に実装する、漁港台帳・海岸保全区域台帳の既存インフラ情報を基にしたインフラ基礎データを作成することを目的とした。なおデータの形式は「VIRTUAL SHIZUOKA」に搭載可能なshape 形式とした。
期 間
2023/08/01~2024/07/31
本業務は,「令和4年度(都)西間門新谷線街路整備に伴う設計業務委託((仮)柿田川橋橋梁詳細設計)」において、(都)西間門新谷線(柿田川上流側下り線)の縦断計画の見直しを行ったことに伴い、影響範囲、下り線延長143m、上り線延長145m計延長288mについての道路修正設計を行った。また、新平面線形の上り線120m(橋梁部除く)の路線測量を行った。道路修正に伴い都市計画決定に変更が生じることから、都決資料(道路)の作成、押しボタン式の交差点形状が変わるため警察協議資料を作成し協議を行った。No93+11.00からNo105+11.70間の事業認可資料作成、No92+2.0からNo105+10間の電算帳票作成及び図面修正を行った。
期 間
2023/09/06~2024/06/28
新規路線の(一)河津下田線において過年度業務で設計したU型擁壁(水路)について現場に隣接している小屋の移設が発生しないよう修正設計を行う。
また、(国)135号と(一)河津下田線の交差点部において(国)135号下のボックスカルバートの延伸が必要となり、その詳細設計を過年度業務で実施したが、その際、(国)135号下の町道が通行止めとなり、(国)135号より海側集落への道路が寸断されるため、(国)135号から別ルートでの迂回路を検討していたが、本業務でプレキャストの門型カルバートにすることで、(国)135号下の町道が通行止めとなることを回避できないかの検討を行った。
その結果、(国)135号下の町道をプレキャストの門型カルバート設置の際だけ夜間通行止めとすることで、工事費が1割ほど安くなることが判明したため、現場打ボックスカルバートからプレキャストの門型カルバートに工法を変更することとした。
測量業務として、過年度業務の成果品を基に借地予定箇所の面積計算を行った。
期 間
2023/07/26~2024/06/28
現況には砂防えん堤工事箇所までの道路がないことから、約170mの工事用道路(管理用道路)の計画を行う。工事用道路は、工事完了後、管理用道路として活用する。工事用道路選定にあたり既設水道施設と埋設管(水道管)をコントロールポイントとして、検討案2案を作成し、協議により経済比較で安価となる案を採用案とした。道路詳細設計は、計画幅員4.0mを基本とし、縦断勾配は、約14%(計画縦断勾配13.8545%)と急勾配であり、工事完了後は管理用道路として活用するためコンクリート舗装を行う計画とした。また道路右側に路側ブロック積み工(1:0.5)、道路左側に山留ブロック積工(1:0.4)を設置し、道路左側にPU側溝B300-H300を設置し、路面排水を行う計画である。本業務測量成果は、赤沢右支川砂防の設計計画に必要な路線測量を実施したものである。管理用道路の設計のためのL=0.17kmの路線測量と本堤の設計計画に必要な渓流の追加横断(5本)を実施した。測量の基準は過年度業務の基準点及び仮BMを基準とし整合を図った。
期 間
2023/09/12~2024/06/28
本業務は、予備設計にて決定された設計条件をもとに、工事発注に必要な詳細構造の検討、設計図面の作成、数量算出、積算を行い、報告書にとりまとめた。計画内容は、参画企業との協議を通して配線計画の見直しと調整を行い、特殊部の配置計画、管路条数の設定について合意を得ながら進めた。整備範囲は、起点を富士宮駅西側交差点とし終点を浅間大社南交差点の既存電線共同溝への接続までの両側歩道を対象とした。設計延長は754.17mである.設計上の主たるコントロールポイントは、既存埋設管への影響を抑えることであった。既存埋設管は、上水道管、下水道管、ガス管、企業の送水管である。各占用者との協議・調整にもとづき既存埋設物の支障移設は、最小限となるよう管路の平面・縦断線形の検討を実施した。さらに、工事に向けた支障物の洗い出しを行い、事前移設が必要なものを整理し、施工計画の立案を実施した。本整備に伴い電柱は21本抜柱する。既存埋設物の他、標識柱・信号柱、道路照明柱は事前移設を要する。また、工事発注の予定価格算定を目的とした電算帳票作成においては、県積算システムへ工種毎に数量と必要単価を入力を実施した。
期 間
2023/07/06~2024/06/28
富士市松岡地内にある学校橋は、車道部が橋長5.7mのRCT桁橋で、上流側に歩道部がRC床版橋で拡幅されている。本業務の目的は、(一)鷹岡柚木線の道路拡幅事業に伴い、学校橋の架替えの橋梁予備検討を行い、最適な構造形式を決定することである。当該計画地の河川条件、構造規模等から構造形式一次選定の比較検討案は、(1)PCプレテン床版橋、(2)角太橋、(3)ボックスカルバート、(4)イージーラーメン橋(複合ラーメン橋)の4案とした。一次選定の結果、他案より経済性、維持管理性で優れる(3)ボックスカルバートを二次選定案とした。二次選定では、ボックスカルバートについて、「場所打ち」と「プレキャスト」、「一括施工(全面通行止め)」と「分割施工(片側交互通行規制)」の比較検討を行った。二次選定の結果、場所打ちボックスカルバートは工事期間が長く、河川条件(工事期間の制約)から採用不可となった。プレキャストボックスカルバートについて、一括施工案は分割施工案より経済性(ライフサイクルコスト)、工事期間、施工性で優れるが、工事の実現性を最優先に考え、本業務の採用案は、『プレキャストボックスカルバートの分割施工案』とした。
期 間
2023/11/01~2024/06/28
小杉原橋の既設橋上流部は、昭和43年に架橋された橋長L=8.5mの単純RCT桁橋である。上部工T桁の支点部付近にはせん断ひび割れが発生しているため、過年度業務(橋梁予備設計)において、一般的な補強は困難で、上部工を架替えることが妥当であることを整理している。本業務の目的は、上部工を架替えるにあたり、既設橋台がそのまま利用できるか判断するために安定性を照査することである。既設橋台の安定性の照査は、建設当時(昭和43年)の技術基準に準じて行った。また、既設資料はないため、ボーリング調査(コア削孔)を左右の橋台で各3箇所、合計6箇所行い、既設橋台形状を把握した。ボーリング調査の結果、既設橋台は高さ約2.4m、底版幅約1mの重力式橋台であることを確認した。ボーリング調査結果をもとに計算モデル図を作成し、建設当時の技術基準で安定性を照査した結果、小杉原橋上流部の既設橋台は、常時において転倒と滑動の照査を満足せず、安定性が確保されていないことを確認した。今後、別業務にて既設橋台の取り扱い(そのまま使用する、撤去し新たに構築する等)について検討する必要がある。
期 間
2024/01/18~2024/05/31
本業務は、富士宮市大宮町地内の(一)富士富士宮線において、電線を地中化し無電柱化を設計するために必要な路線測量および、沿線地権者把握のための公図調査を実施するものである。
期 間
2023/07/28~2024/05/31
本業務は、予備設計にて決定された設計条件をもとに、工事発注に必要な詳細構造の検討、設計図面の作成、数量算出、積算を行い、報告書にとりまとめた。計画内容は、参画企業との協議を通して配線計画の見直しと調整を行い、合意を得ながら進めた。整備範囲は、南二日町I.C交差点~誓願寺ガードの1工区と、市役所南交差点付近の2工区の両側歩道とした。設計延長は879.93mである。各工区間は既存ストック管を活用する。設計上の主たるコントロールポイントは、A下水道横引き管、B車道を横断する河川・水路であり、具体的な対応は次の通りである。A下水道横引き管の深さを調査し、本体管路の縦断線形により干渉を回避した。B本体管路を西側へ片側集約し、本体管路縦断方向に対し横断する既存構造物を本体管路にて上越しし、既存構造物への影響を回避した。さらに、工事に向けた支障物の洗い出しを行い、事前移設が必要なものを整理し、施工計画の立案を実施した。本整備に伴い電柱は12本抜柱する。既存埋設物の他、標識柱・信号柱・外灯柱は事前移設を要する。支障となる植樹桝は、明確な理由がある範囲のみ撤去する。その結果、高木16本の伐採を要する。