静岡コンサルタント株式会社の受注業務・工事一覧

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期 間 2021/02/23~2021/06/30
本業務は、新規路線である一般県道河津下田線の賀茂郡河津町縄地地内における法面工事中に法面が崩壊したため、その法面補強の詳細設計を実施するものである。  なお、別業務である地質調査業務内において法面対策工法の概略検討を行い、工法は地山補強土工に決定した。地山補強土工とした理由は、地質調査により地すべり末端部の可能性が高く、末端部を切土した場合著しく安定を損なうため、切土工は避けた。また、グラウンドアンカー工は計算の結果、受圧板の反力が許容値を満足しないため不採用とし、地山補強土工とした。  工事中の法面崩壊であったことや既に用地買収が完了していることから、用地買収地内で対策を行うこととした。   法面対策後に再度崩壊することがないように、法面保護工として、表流水による浸食防止や凍上による表層崩壊の緩和等が期待できる高い耐食性や排水性能のある法面保護工を採用した。  地質調査の結果、降雨時に地下水位上昇が顕著なことが判明したことから、崩壊部及びその周辺の未崩壊部を含めた法面工事箇所全体に横ボーリング工を行い降雨時の地下水位上昇を抑えることとした。
期 間 2020/03/12~2021/03/26
本業務は、主要地方道富士川身延線の富士宮市長貫地内に存する橋場桟道橋(昭和39年架橋)における耐震補強及び拡幅のための補強土工法(PCW工法)についての詳細設計業務である。耐震対策であるPCW工法(橋梁埋設方式)は、過年度に比較検討のうえ決定した工法である。PCW工法設計は、橋梁延長内の3断面で検討を行い、内的安定(連結鋼棒の検討)および外的安定(転倒、滑動、支持力)において、いずれも安定性を満足するように構成部材を決定した。PCW工法の背面材料は通常は気泡混合軽量盛土(エアモルタル)であるが、本橋では河川管理者との協議のうえ背面材料をコンクリートとした。
期 間 2019/08/02~2021/03/19
本業務は、土石流危険渓流に指定されている「洞川支川洞川」において、予備設計にて決定された計画内容に基づき、砂防堰堤詳細設計および電算帳票作成を行うことが目的である。また、本流域にある2渓流(A,B)のうち、A渓流が本業務の対象渓流であり、この渓流に配置される砂防堰堤2基が業務対象である。
期 間 2020/07/23~2021/03/18
本業務は、土砂災害防止法の既指定箇所のうち、急傾斜地崩壊対策施設がある箇所において、平成17年度までに設計された旧基準の急傾斜地崩壊対策施設について、施設台帳等の既存資料や現地調査により施設の概要等を把握し、旧基準施設の安定計算を実施して安全性評価を行った。その結果により特別警戒区域の設定を行った。
期 間 2020/08/12~2021/02/19
本業務の目的は、沼津土木事務所が管理する(主)三島富士線の小浜橋および(主)三島裾野線の粳橋について、橋梁の現況踏査、必要に応じた橋梁補修の検討、補修設計、仮設構造物の検討、施工氣検討を実施することである。小浜橋は、橋長5.13mのRC床版橋である。H29点検では、主桁の鉄筋露出・うきが著しいため、III判定であった。補修設計では、コンクリート部材の断面修復のほか、中性化試験の結果より中性化が進んでいる対策として表面保護工を設計した。塩化物含有量試験の結果、床版コンクリートの損傷は塩害によるものではないと判明した。粳橋は、橋長3.8mのRC床版橋である。H29点検では、主桁の鉄筋露出が著しいため、III判定であった。補修設計では、コンクリート部材の断面修復のほか、一部の床版下面鉄筋の腐食・減肉が激しく、破断している鉄筋もあったため、炭素繊維プレートによる床版補強工を設計した。
期 間 2020/11/26~2021/03/22
本業務の目的は、富士土木事務所が管理する(主)富士川身延線の芝富橋について、将来的に予定される落橋防止システムおよび耐震補強の詳細設計に必要な調査、資料作成を行うことである。現地寸法調査、一般図作成、鉄筋探査、はつり調査、試掘調査および落橋防止システムの要否検討を実施した。芝富橋は、橋長60.0 mの3径間連続コンクリートアーチ橋である。本橋は、3径間連続のラーメン構造であることから、落橋防止システムの設計を行うに当って、非線形動的解析により耐震性能を確認する必要があった。本業務で実施した現場調査は、動的解析を行うための基礎資料収集であり、今後の耐震補強・落橋防止システム設計に利用される。落橋防止システムの要否検討について、本橋のラーメン構造が耐震性の観点から成立すると仮定した時、落橋防止構造・横変位拘束構造の省略条件に該当する。また、耐震補強・支承補強のための水平力分担構造については、非線形動的解析の結果を以て要否検討を行う必要がある。既設桁かかり長は、必要桁かかり長を有していないため、縁端拡幅が必要である。
期 間 2020/06/30~2021/03/19
(国)469号バイパスは、御殿場市仁杉交差点から(国)469号現道を結ぶ計画延長L=1.6km、標準幅員W=25.0m、都市計画路線(都)御殿場高根線の一部として計画されている。現在、1期工区となる(国)138号BP交差点から(市)0108号との現道擦り付けまでの区間(L=0.9km)は、道路詳細設計を行っており、用地買収もほぼ完了し、順次施工を行っている。当設計区間は、平成26年度に予備設計を行っており、また、別途業務にて(国)469号バイパスの将来交通量推計調査を行っている。本業務は、(国)469号バイパス将来交通量推計調査をもとに、詳細設計完了区間から(国)469号現道へ接続するL=0.72km区間の道路予備設計を行うものである。また、当設計区間内の交差点箇所についての交差点予備設計(N=3箇所)を行うものである。さらに、土壌汚染状況調査、土壌汚染対策図面の作成、1期工区で施工したボックスカルバート内の証明設計を行うことを目的とする。
期 間 2021/01/19~2021/03/15
本業務の目的は、田子の浦港管理事務所が管理する鈴川臨港道路の鈴川跨線橋(A1-P4)について、令和2年度版橋梁点検マニュアルに基づく橋梁点検を実施し、効率的な維持管理に必要な基礎資料を得ることである。本橋の点検対象区間は、連続RC中空床版橋である。A1-P3の桁下は隣接する田子の浦埠頭(株)の作業ヤードである。P3-P4間は臨港道路3号線の跨道部である。徒歩・はしご・脚立および高所作業車を用いて近接目視点検を行った。点検の結果、健全度II(リスクマネジメント)の橋梁全体の判定区分は、「II:予防保全段階」であった。予防保全の観点から措置を講ずることが望ましいと判断した。
期 間 2020/03/26~2021/03/15
本業務は、(主)下田松崎線の道路改築に伴い(1)法面対策工、(2)落石防護柵工、(3)護岸工の詳細設計及び(4)谷止工の予備設計を実施するものである。  (1)法面対策工は、一般的な切土工、アンカー工、地山補強土工の比較検討を行い、景観・経済性に優れる地山補強土工を選定しその詳細設計を行う。  (2)落石防護柵工は、現地踏査の結果落石の可能性がある浮石や転石が広範囲に点在していることから、比較検討の結果、斜面下部に落石防護工として高エネルギー対応のポケット式落石防護網の設置し、落石防護工で対応できない規模の大きい浮石については別途業務にて落石予防工を行うものである。  次に(3)護岸工は、二級河川那賀川水系に属する明伏川の上流域に位置する延長80mの区間である。当計画区間には(主)下田松崎線が並走しており、この道路改築事業に合わせて道路計画区間の河川改修を行うことになったため、護岸工詳細設計を行うものである。  (4)谷止工は、道路沿いの山側斜面において、たびたび土砂等が流下し、道路へ流出している。(現在も大型土のうや木柵にて仮設土留を設置)このことから、道路を保全するための対策工の検討を行うものである。
期 間 2020/09/03~2021/03/15
本業務は、富士市松岡~岩淵地内にて供用中の富士川橋に関する橋梁補修設計業務である。対象橋梁は、鋼トラス橋であり、起点側4径間において、橋門構ハンチ部及び中間対傾構斜め支材への車両衝突により、部材が損傷していた。これらの部材形状を改良し、車両衝突の回避・軽減による安全性の向上及び損傷した部材の取替えによる機能回復を図る計画を立案した。取替え後の部材の剛性が現況よりも向上するよう配慮し、形状決定に際しての構造的な要因をハンチ部の剛性とした。その上で、建築限界を満足するように形状変更を計画した。また、過年度実施の橋梁定期点検の結果、早期措置段階(判定区分III)の損傷が確認されており、早急に補修する必要があることから、沓座モルタルの打替え、局部的に防食機能の劣化・腐食が進行した橋門構水平材の再塗装を計画した。設計に先立ち、損傷部材の寸法計測、損傷部位の確認を行い、基礎資料を取得した。また、電磁波送受信装置を搭載した車両による床版上面の劣化状況調査(床版キャッチャー)を行った。取得した電磁波データとGPS情報を関連付けし、床版全面の解析が可能な断面データを生成し、データを解析・診断して整理した。