期 間
2020/06/18~2020/09/16
本業務は、土砂災害防止法基礎調査において、令和元年度に指定された箇所の土砂災害警戒区域及び土砂災害特別警戒区域の面データ(shp、シェープ)を、静岡県地理情報システム内、土砂災害(特別)警戒区域マップの更新データとして使用するためのGISデータ作成を行った。データの内訳は、土石流219箇所、急傾斜818箇所、地すべり12箇所の合計1049箇所である。
期 間
2019/12/20~2020/08/31
本業務の対象路線である(主)下田石廊松崎線は、下田市を起点として松崎町に至る延長15.4kmの路線であり、南伊豆町の海沿いの集落を結ぶ重要路線である。沿線には、ユウスゲ公園やあいあい岬などの観光名所も多く、南伊豆町の観光政策の重点箇所となっている。しかし、当該路線には大型車両のすれ違いが困難な線形急変箇所が存在し、観光シーズン等の交通に支障をきたしている。本業務は、「平成27年度[第27-D4816-01号](主)下田石廊松崎線安全・安心緊急道路対策事業(道路改築)工事に伴う設計業務委託(道路拡幅設計)(13-03)」成果より選定した局部改良が必要な6箇所の内、1箇所の道路詳細設計を実施するものである。
期 間
2020/03/26~2020/07/31
本業務の目的は、下田土木事務所が管理する門前橋の適切な管理及び長寿命化を図るために、橋梁補修設計(補修工事に必要な図面・報告書の作成)を行うことである。門前橋は、(一)湯ヶ野松崎線に架かる橋長10mのRC単純T桁橋で、平成28年度橋梁定期点検において、主桁の鉄筋露出が著しいため健全度II(リスクマネジメント)はIII(早期措置段階)に判定している。補修設計は、損傷調査、中性化試験の結果を基に行った。損傷調査により現状で発生している損傷に対して補修の要否検討を行い、補修が必要な損傷に対して補修設計を行った(事後保全)。事後保全補修を行った上で、門前橋の長寿命化を図るため、予防保全の補修を提案した。中性化は4cm程度まで浸透しており、中性化残りは10mm以下のため、コンクリートのアルカリ性回復に寄与する表面含浸材工を提案した。また、上部工への水分供給を減らすため、排水管の付替工、桁遊間の目地材充填工、張出床版の水切り工を提案した。
期 間
2019/10/15~2021/02/26
本業務は、令和元年10月12日の台風19号の豪雨により(主)熱海大仁線の山側切土法面が崩壊し既設吹付法枠工が変形したため、この道路山側斜面対策の災害復旧工法を選定し、詳細設計を実施した。現地調査及び地質調査より被災原因の素因は、地形が今回の崩壊地を包括する大きな旧崩壊地形であること、表層に火山灰質土等の軟弱層が堆積していること、湧水や竹林が繁茂している状況から地下水位が高い箇所であったことであり、誘因は台風19号による豪雨(時間最大雨量48mm、累加雨量522mm)である。崩壊規模は幅50m、斜面長20m、崩壊厚最大6mであり、崩壊形態は規模や形状から地すべり性崩壊と評価した。現場状況や地質調査結果を踏まえ、対策工として段ごとの逆巻き施工が行えることにより安全に施工可能なグラウンドアンカー工と独立受圧板を選定した。アンカー材及び受圧板は比較検討にて経済性に優れるEHDアンカーとアンカーパネルとし、詳細設計を行った。
期 間
2019/10/15~2020/06/30
本業務は、令和元年10月12日の台風19号の豪雨により(主)熱海大仁線の路肩ブロック積が崩壊したため、災害復旧工法を選定し、詳細設計を実施するものである。被災原因は、1豪雨により地下水が上昇し、地盤が飽和状態となる。2地盤のせん断抵抗力が低下し、混合擁壁(重力式擁壁)が破壊、3混合擁壁(重力式擁壁)の破壊に伴い農道ブロック積擁壁背面に過剰な土圧が作用し、擁壁が崩壊、4道路路肩部全体が崩壊である。予備設計(擁壁・補強土)の工法比較結果から、経済性、施工性に優れる「盛土工」を採用した。盛土工には、現況にあった付替道路の復旧、地山の湧水処理の水平排水材、盛土部の排水処理を行うためのふとん籠を設けた。
期 間
2019/11/26~2020/06/30
本業務は、伊豆市修善寺地内に位置する修善寺川支川大下沢において、土砂災害防止法に基づき指定された流域の砂防予備設計を実施し、全体計画書の協議資料を作成するとともに、後続の詳細設計を行うために必要となる基本条件を整理することが目的である。
期 間
2020/03/26~2020/06/30
本業務では、効率的な維持管理に必要な基礎資料を得ることを目的に、(国)136号および(主)熱海函南線の7橋について、静岡県点検マニュアル令和2年度版に基づき定期点検を実施した。全ての橋梁は、緊急輸送路に該当するため、定期点検(A)で行った。橋梁の損傷や変状を的確に把握するため、近接目視点検とたたき検査を実施し、橋梁の損傷状況を記録・整理した。第二避溢橋は、隣接する浄化センター構内道路と桁下で交差しているため、叩き落とし・防錆処置等の第三者被害予防措置を実施した。調査結果を基に損傷度を算出し、健全度をアセットマネジメントとリスクマネジメントの観点から評価した上で、道路橋毎の健全度を診断した。本業務の対象橋梁は、全て2巡目の定期点検であるため、前回と今回の点検結果の差異が明瞭に把握できる資料を作成した。点検の結果、道路橋毎の健全度は、「判定区分II:予防保全段階」と診断した橋梁が3橋、「判定区分IIIa:早期措置段階」と診断した橋梁が4橋であった。また、小谷之沢橋については塗膜調査(含有量試験・溶出試験)を実施した結果、鉛の含有が判明し、PCBは基準値未満の濃度であった。
期 間
2020/02/04~2020/06/15
本業務では、効率的な維持管理に必要な基礎資料を得ることを目的に、(国)136号、(主)伊東大仁線、(一)静浦港韮山停車場線に架かる橋梁(15橋)について、定期点検を実施した。対象橋梁の内、2橋は、ボックスカルバートであるため、定期点検(B)で行った。その他の橋梁の点検は、緊急輸送路を構成する橋梁であるため、定期点検(A)で行った。橋梁の損傷や変状を的確に把握し、簡潔に整理するよう配慮して、近接目視点検とたたき検査を実施し、橋梁の損傷状況を記録、整理した。その結果を基に、損傷度を算出し、健全度をアセットマネジメントやリスクマネジメントの観点から評価した上で、道路橋毎の健全度を診断した。また、本業務の対象橋梁は、全て二巡目の定期点検であったことから、前回点検結果と今回点検結果の差異が明瞭に把握できる様、資料作成を行った。点検の結果、道路橋毎の健全度は、「判定区分I:健全」と診断した橋梁が2橋、「判定区分II:予防保全段階」と診断した橋梁が12橋、「判定区分III:早期措置段階」と診断した橋梁が1橋であった。また、特に重要と考えられる2橋に関しては、診断結果を踏まえた維持管理の提案資料を作成した。
期 間
2019/03/30~2020/03/19
本業務は、静岡県沼津市西浦地先に位置し、土石流危険渓流に指定されている二級河川古宇川において、上流域に建設されている既設砂防堰堤に対し「静岡県砂防施設長寿命化計画」の結果から、対策が必要となった。したがって、この既設砂防堰堤を現在の設計基準に則り、求められる機能及び必要となる性能を保持するために必要となる改築設計を行うものである。業務対象である砂防堰堤は、現地踏査及び地質調査等の結果から、表面が石積形状の粗石コンクリート構造であった。この堰堤を改築する方法は、比較検討を行った結果、堤体の上流側に増し厚(増しコンクリート)する手法を採用した。増し厚の形状寸法は、安定計算にて決定した。堰堤の周辺は果樹園があるため、地権者と協議を行い工事用道路のルートを選定し、これらを基に工事発注に必要となる設計図、数量計算書を作成するとともに、電算帳票を作成した。
期 間
2019/07/17~2020/03/19
本業務は、「令和元年度(主)富士裾野線県単道路改築に伴う測量・設計・電算帳票業務委託(道路拡幅設計)」の現地測量及び路線測量に基づき、工事に必要な詳細構造を設計し、経済的かつ合理的に、工事の費用を予定するための資料を作成することを目的とする。
本事業は、裾野市須山地内の(主)富士裾野線の道路拡幅を望む地元地権者より要望された事業着手準備制度により事業延長L=340mの道路左側を拡幅する道路拡幅事業である。道路拡幅事業に伴い現地測量、路線測量等を実施し、それを基に道路詳細設計を行ない、電算帳票作成を行なった。