期 間
2013/12/03~2014/02/28
期 間
2013/04/06~2013/08/30
本業務は、周南土木建築事務所管内 米川・黒宮トンネルにおいて、トンネル照明設備の更新詳細設計を行なったものである。トンネル照明設備においては、「LED道路・トンネル照明導入ガイドライン:H23・9」(以下、「ガイドライン」)に基づきLED照明器具によるトンネル照明設備の工事発注用参考資料(図面、数量、機器仕様書)の作成を行った。
期 間
2019/07/25~2020/03/31
本業務は主要県道小郡三隅線の長峠トンネルの補修に係る調査および設計を実施したものである。業務内容は、設計計画1業務、詳細調査、補修設計、施工計画が各1トンネル、報告書作成、照査が各1業務である。詳細調査では外観変状調査、電磁波レーダー、コア抜き、ひび割れ進行性調査、孔内傾斜計観測、コンクリートの室内試験を実施した。調査の結果、材質劣化を原因とするうき、はく離が確認されたほか、覆工背面に空洞が確認された。補修設計では要対策と判断された変状に対して、FRPメッシュおよびガラス連続繊維シートによるはく落防止対策の設計を実施した。また、覆工背面空洞に対しては40倍発泡ウレタンを注入工法を採用した。
期 間
2019/07/25~2020/01/31
一般国道ゆずりはトンネル(L=422.0m)において、トンネル詳細調査(外観変状調査、坑口部鉄筋被り調査、強度試験および材質試験)を実施するとともに、平成31年度に実施したトンネル法定点検結果およびトンネル詳細調査結果に基づき、対策が必要と判断される変状に対して、補修工設計を実施した。対策が必要な変状は、アーチ部のうき、豆板、表層剥離および鉄筋露出であり、変状規模に応じて、はつり落し工、劣化防止コーティング、断面修復工、防錆処理および当て板工を組み合わせたはく落対策工を計画した。なお、当て板工は、一般部ではFRPメッシュ工を採用し、鉄筋露出部では劣化因子の遮断性能を併せ持つ透明はく落防止シート工を採用した。
期 間
2019/08/22~2020/02/28
本業務は、防府土木建築事務所管内の4トンネル(佐波山(上り)、ゆずりは、大原、生雲)について、「山口県トンネル定期点検要領(案)(平成28年10月)」に基づき、道路トンネルの劣化・損傷状況を把握し、トンネル点検調書を作成した。佐波山(上り)の主な変状は、アーチ部および水平打継ぎ目部のウキである。さらに、附属物に腐食の進行や取付け異常が確認された。ゆずりはでは、鉄筋露出、覆工表面の劣化等の変状が多く確認された。また、灯具の一部に腐食が確認された。大原は、新たなウキや漏水が確認された。生雲では、ウキ及び骨材露出を確認した。また、灯具の腐食が著しく進行していた。最後に維持管理計画を作成した。
期 間
2021/09/24~2022/03/31
防府土木建築事務所山口支所にて管理する一般国道376号の荷卸トンネルを対象に、詳細調査を実施、補修設計を行ったものである。詳細調査として、定期点検に準じた外観変状調査、地中レーダー探査等による覆工厚・背面空洞確認、圧縮強度と中性化の室内試験を行った。結果、最大42cmの背面空洞を確認し、補修設計の対象とした。外観変状調査からひび割れ、うき・はく離等、既設導水工の損傷について対策区分「2a」及び「3」判定の変状を補修対象として対策を検討した。施工性・経済性を考慮の上、適切な対策工法を選定した。選定した工法は、ひび割れ注入工(エポキシ樹脂系(2種)とスラグ系)を採用した。小さなうきははつり落とし、大きなうきは基本FRPメッシュシート工を採用し、FRPメッシュシート工の施工に難のある部位では超薄膜防災コーティング工(NETIS:CG120025-VR)、既存線導水工の損傷部位は樋導水工、背面空洞対策として発泡ウレタン注入工を採用した。対策工の設計図、数量計算書、施工計画を検討し、概算工事費を算出した。
期 間
2020/07/09~2021/03/31
本業務は、山口県が管理する道路トンネル(10トンネル)について「山口県トンネル定期点検要領(案)(平成28年10月 山口県土木建築部 道路課)」に基づき点検・診断を実施したものである。主な点検作業は、近接目視及び打音検査等により、本体工の変状及び附属物全般の取付状態の異常について把握した。なお10トンネル全て2回目以降点検であったが、特記仕様書に基づき10トンネル全てで初回点検に準じた覆工全面打音を実施した。また、報告書作成においては、外力による変状の進行が懸念される一の瀬トンネルに対して変状の発生状況や文献整理により変状発生原因を推定し、効果的な対策を行うための詳細調査(案)を立案した。
期 間
2020/09/17~2021/02/26
一般国道316号の渋木トンネル(320m)について詳細調査及び補修設計を実施。詳細調査として覆工レーダー探査を実施。なお、レーダー探査のキャリブレーションとして「ドリル削孔+ファイバースコープ」による目視確認を7孔実施。過年度点検結果と現地状況との整合性および変状の進展有無の確認を目的に外観変状調査、形状寸法測定を実施。詳細調査結果をもとに、健全度評価、補修の要否判断、変状要因の推定、補修箇所の抽出を実施。対策として、はく落防止対策工、漏水対策工、内面補強工、裏込め注入工、路面補修工を設計。また、施工計画立案、概算工事費算出、今後の申し送り事項整理を実施。
期 間
2019/05/09~2019/11/29
本業務は、山口県が管理する一般国道489号他において、トンネル照明施設について更新詳細設計を実施したものである。対象トンネルは、ゆずりはトンネル(L=422m)、栃山トンネル(L=810m)、生雲トンネル(L=480m)、長峠トンネル(L=57m)である。各トンネルの、基本照明、入口照明について、既設の低圧ナトリウムランプに替え、LEDランプを採用した。また、供用中のトンネルであることを考慮し、仮設および交通規制の方法・期間を含めた施工計画を検討した。
期 間
2019/12/04~2020/03/31
本業務は、山口県岩国土木建築事務所が管理する主要県道岩国大竹線の森ヶ原第1トンネル(NATM、189m、2018年築)、森ヶ原第2トンネル(NATM、481m、2019年築)について、山口県トンネル定期点検要領(案)に基づいた初回点検を実施したものである。トンネルの全延長について近接目視、打音検査を行い、確認した変状毎に健全度の診断を行い、点検調書を作成した。トンネル内附属物は取付異常の有無を触診等で確認し、必要な応急措置を行った。点検の結果、軽微な「ひび割れ」と「はく落」を確認し、措置を必要としないI判定とした。はく落は、不安定な横断目地部のうきを叩き落したものである。確認した変状の発生要因として、外力作用によるものではなく、施工時直後の温度応力および乾燥収縮によるものと推定した。今後の対応として、材質劣化等が進行して新たな変状が発生する可能性があるため、次回の定期点検での経過観察で対応するものとした。