日本工営株式会社の受注業務・工事一覧

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期 間 2023/10/02~2024/03/20
本業務は(一)島田大井川線の細島橋他、島田土木事務所管内の橋長15m以上の単径間の橋梁30橋を対象とした耐震対策検討業務である。耐震対策の要否判定に必要な情報の把握を目的に、橋梁台帳や完成図等の既往資料及び現地踏査結果を基に橋梁一般図作成を行い、平成29年版道路橋示方書に基づいて、支承部の補強、段差防止構造、落橋防止システム(桁かかり長、落橋防止構造、横変位拘束構造)の設置要否を検討・整理した。調査の項目及び手法を整理した上で寸法計測を行い、提案した様式で整理した。完成図が無い曲線橋では、衛星測位システムを活用したネットワーク型RTK測量により上部構造の四隅座標を確認し、落橋防止システムの要否判定に活用した。支承部の補強では、桁下空間など橋梁毎の現地状況と支承取替に必要な作業空間を踏まえ、支承取替又は水平力分担構造のいずれの対策となるかを判定した。対策が必要と判断された支承部の補強及び落橋防止システムについては、新技術情報提供データベース(NETIS)や静岡県の新技術・新工法情報データベースを活用して具体的な対策構造案を抽出するとともに、足下条件等の詳細設計時の留意事項を整理した。
期 間 2023/09/06~2024/03/15
本業務は、伊豆東部火山群の噴火により想定される土砂災害のうち優先的に対策が必要な渓流について緊急減災対策を検討した。対策検討優先度の高い5渓流について、対策工法の選定フローを用いて緊急減災対策を検討し、数値シミュレーションにより対策効果について検証した。検討結果は緊急減災対策ドリルにとりまとめた。流域内に県管轄の砂防堰堤がある1渓流について除石を主とした緊急減災対策ドリルを作成した。各機関のコンクリートブロック等の災害資機材の備蓄状況の整理や他火山における火山灰の処分事例の収集、静岡県における土砂処分方法をとりまとめ、対策の実効性向上を図った。さらに関係市へ緊急減災対策ドリルの情報共有やヒアリングを行い、緊急時の対応について課題を整理した。ヒアリング資料にはUAV撮影による写真とMR技術によりブロック堰堤、導流堤等をよりリアルで具体的な対策イメージを作成した。火山現象やその被害の理解を促すため国内・海外の動画を収集整理した。伊豆東部火山群火山噴火緊急減災対策砂防計画推進連絡会議の資料を作成し、各機関からの意見聴取を実施した。ワーキンググループでは大室山での現地見学会を企画した。
期 間 2023/08/04~2024/03/15
本業務では、ライフサイクルコストを考慮した地すべり防止施設長寿命化計画の策定を行うため、県が管理する地すべり防止施設点検を実施し、健全度を把握することを目的とした。本村地区、獺淵地区、東久留女木地区、富幕地区の地すべり防止区域内にある既設の集水井工8基を対象とし、「静岡県地すべり防止施設点検要領(案)」に準じて現地調査を実施した。点検調査では、外部点検、内部点検(集水ボーリング、排水ボーリング)により各施設の変状レベルや集排水量の確認のほか、検尺ロッドによる目詰まりを確認することにより施設ごとの健全性を判定した。今回の点検結果では、東久留女木地区と富幕地区で目詰まりや漏水などの疑いが認められたため、ロープアクセスによる孔内カメラ調査、漏水確認など追加調査を実施し、健全度の再評価まで実施した。また、点検結果に基づき現状課題を整理し、点群データ等を活用して施設維持のための提案を行った。今後、必要な調査や点検台設置等の提案を行い、修繕計画の優先順位等についてとりまとめた。
期 間 2023/09/15~2024/03/15
本業務は、保全区分を状態監視保全とした終末処理場である狩野川西部浄化センター(日最大汚水量:147,356m3/日)の初期点検を実施し、現状の把握と異常の有無の確認を行い、今後の調査業務及び修繕・改築計画策定業務のための基礎資料を作成することを目的として実施した。対象施設(7棟1管廊)の土木施設(躯体、内部防食、簡易覆蓋、金物類)に対して、基本目視による初期点検を実施し、各資産の現在の劣化状況を健全度判定区分(点検時)として、5段階で定性的に評価し、その結果を点検表への取りまとめを実施した。点検の結果、全体587資産の内、著しい劣化は簡易覆蓋(8資産)、内部防食(6資産)、躯体(1資産)の合計15資産確認された。
期 間 2023/06/06~2024/03/22
本業務は、令和5年6月静岡県天竜区長沢地区にて発生した地すべり災害について、発災後の緊急調査を実施し、二次災害の防止に向けた斜面監視計画、調査観測、応急対策の提案と観測機器および自動監視システム設置を行った。地すべりブロックの滑動により移動土塊が崩落した場合、河道閉塞による二次被害が想定されたため、WEB上で雨量計、河川水位計、地盤伸縮計などリアルタイムのデータ閲覧、警報監視が可能な警戒避難体制を構築した。また、IoTカメラを用いてカメラシステムを設置し、遠隔地から地すべり状況を画像監視できるようにした。別途発注業務による測量調査の3次元点群データや地質調査のボーリングコアの収集データと地すべり観測データを用いて、地すべり機構解析、安定解析および地すべり対策工の工法比較検討を行った。さらに、災害関連緊急地すべり対策事業における関係機関協議資料の作成、有識者の意見聴取を経て、アンカー工、横ボーリング工等を選定し、詳細設計を行った。令和5年9月以降の応急対策等により地すべり変動は減少を示すが、今後、地すべり挙動を継続監視しながら地すべり対策工を行い、斜面の安定化を図ることを提案した。
期 間 2023/06/27~2024/03/15
本業務では、一級河川沢渡川(茨城県水戸市緑町地先)において計画されている調節池に関連する施設のうち、合流樋門部を対象として水理模型実験を実施し、その放流特性を把握するとともに、既往検討において整理された越流堤及び連絡樋門の放流特性を踏まえた洪水調節機能を確認し、基本設計で決定した各施設構造及び調節池容量等について課題の抽出及び対策検討を行った。また、樋門と捷水路合流部における水位、流速の計測を行い、設計資料とした。
期 間 2023/03/28~2024/03/15
本業務は一級河川沢渡川の河川整備計画に位置づけられている調節池の分派施設である越流堰の詳細設計である。1.越流堰の斜路工は経済性を重視しコンクリート張とした。2.本堤工および減勢工は安定計算を行い構造形式を決定した。地質調査結果を踏まえて基礎の検討、地盤改良の検討を行った。3.減勢工で強制跳水を発生させるため、跳水終了から整流になるまでの間sに護床工を設置するものとし、構造や延長を検討した。4.取付擁壁は実績や水理模型実験結果を勘案し逆T型擁壁とし、安定計算で構造形式を決定した。5.水理模型実験で高流速が発生した河床部は保護工を設置するものとし、施工性や経済性に優れるブロックマットを採用した。6.捷水路のうち、水理模型実験で水位が護岸以上となる区間は法面保護工を設置するものとした。7.当事業の全体的な施工計画を立案した。8.設計結果に基づき、概算数量を算出し、概算工事費を算定した。
期 間 2023/03/21~2024/03/15
本業務は一級河川沢渡川の河川整備計画に位置づけられている調節池(上池、下池)および流入・流出施設である連絡樋門、合流樋門、放流樋門、放流水路の詳細設計である。1.調節池の周囲堤の護岸はブロック積み護岸とし、地質調査結果を踏まえて基礎の検討、地盤改良の検討を行った。2.上池と下池の間を結ぶJR常磐線の横断部の連絡樋門および合流樋門は水理模型実験結果や洪水調節計算結果を基に内空幅や内空高等の構造を調整、決定した。3.下池と合流樋門を結ぶ放流樋門、放流水路についても同様に調整を行い、損失を低減できる構造に見直した。4.当事業の全体的な施工計画を立案した。5.連絡樋門、合流樋門の構造や施工計画案についてJRとの協議資料を作成した。6.設計結果に基づき、概算数量を算出し、概算工事費を算定した。
期 間 2022/12/16~2024/02/22
本業務は、下土狩徳倉沼津港線橋梁改築に伴う盛土造成による軟弱地盤解析(円弧すべり解析、液状化解析、圧密沈下解析、地盤変形解析)を実施し、すべり破壊、液状化、圧密沈下等についての安定性を検討した。造成盛土の安定性、周辺構造物への影響が満足できなかった箇所については、対策工法の検討を行い、最適工法を選定した。軟弱地盤の対策工法は、固結工法、矢板による応力遮断について、施工性、経済性、安定性等を比較し、固結工法が優位であると評価した。検討地に近接する狩野川の境川排水機場に対する盛土造成による影響については、弾粘塑性FEM解析により、現況および対策工の効果を検証し、概略の対策仕様を求めた。境川排水機場に対する軟弱地盤解析結果については、関係機関協議資料の作成、協議を実施した。
期 間 2023/05/23~2024/02/29
本業務は、狩野川西部浄化センター処理水の放流先である沼川付近の河川状況を把握するために必要な基礎資料を収集し、現況における水質及び生態系の状況を継続的に調査することを目的とした。調査地点は一級河川沼川3地点、沼川第二放水路2地点及び高橋川1地点の計6地点設定し、7月・1月の大潮の下げ潮時に実施した。流量観測は、夏季・冬季調査時に沼川の2地点は逆流、その他の4地点は順流であったが、既往調査と同じ傾向であった。河川生物調査は、魚類が夏季21種、冬季16種の計7目12科25種304個体確認された。重要種はニホンウナギ等計4種が確認された。その他の動物が9種、植物が2種確認され、重要種はクサガメ及びホソアヤギヌが確認された。夏季調査前の出水により、夏季は既往調査と比較し純淡水魚が少なかったものの、冬季調査結果から、回復傾向にあると考えられる。水質調査は、参考とした海域のCODの環境基準を超過した調査回・地点があったが、その他の調査項目・回・地点は環境基準を満たしていた。近年の水質調査結果は概ね環境基準を満たしており、既往調査と比較して大きな変化はみられなかった。また、次年度調査計画(案)を立案した。