期 間
2025/01/18~2025/10/14
本業務は、主要地方道水戸神栖線の涸沼大橋において、過年度に実施した橋梁定期点検結果で修繕が必要になった箇所の修繕設計であり、総合的な検討を加え、施工計画を充分考慮して、橋梁修繕工事に必要な設計を行った。また、検討の結果、上部工補修設計に「桁端部の補修設計」を加え、また、「高欄・防護柵取替設計」「縁端拡幅設計」を新規に追加した。支承の補修は損傷に応じて「支承交換」または「支承防錆」とした。桁端部の補修は損傷に応じて「当て板補修」「断面修復」または「塗装塗り替え」とした。高欄・防護柵については全延長にわたり、「防護柵取替」とした。下部工の「縁端拡幅」は、支承交換箇所に対して縁端距離を確保するとともに、ジャッキアップの配置を考慮して拡幅幅を決定した。
期 間
2025/01/18~2025/09/30
本業務は、過年度に策定したダム設備毎の(土木構造物、機械設備、電気通信設備)の中長期的な長寿化計画について、最新の指針マニュアル等に基づき、社会情勢の変化や現在の対応状況、堰堤改良事業の実績や予定を踏まえて変更を実施した業務である。各設備について、収集資料(点検結果、観測データ、竣工図面等)および現地踏査結果に基づいて、維持管理計画を更新した。維持管理計画の更新では、各施設について、「標準案」と「平準化案」の2ケースの維持管理計画を作成した。「平準化案」では、「標準案」にて更新・整備金額が予算を大きく上回る年について、設備の健全度や優先度を考慮し更新・整備実施年を前後させることによって、年間維持管理費用の平準化を図った。その後、施設毎(土木構造物、機械設備、電気通信設備)の維持管理計画を統合し、花貫ダムの維持管理計画を更新した。また、NETISおよびダム点検カタログ等を参考に、花貫ダムの点検・修繕・更新・観測にて活用可能な新技術を抽出した。また、抽出した新技術についてコスト縮減効果の算定を行った
期 間
2025/01/21~2025/09/30
本業務は、竜ケ崎阿見線バイパス・美浦栄線バイパス整備事業の実施にあたり、計画路線周辺に生息する猛禽類への影響を調査し、専門家の意見を踏まえ、適切な道路整備実施の基礎資料に資することを目的とした。本調査は過年度に続き5繁殖期目の調査で、「猛禽類保護の進め方改訂版」、「サシバの保護の進め方」に準拠した。現地調査は定点調査、繁殖状況調査(林内踏査、ビデオ観察含む)により実施し、オオタカやサシバについて、新規繁殖ペアや工事箇所近傍の営巣ペア等、工事影響が予測されるペアの有無や忌避・警戒行動確認を含めて調査を実施した。調査の結果、9種の猛禽類確認の他、オオタカ、サシバ、ノスリの繁殖を確認した。オオタカ、サシバについては環境保全措置の一環として、営巣中心域・高利用域推定を目的として行動圏解析を行い、事業実施の面的影響、工事中・供用後の影響予測評価を含めて保全対策の検討を行った。オオタカについては、計画路線が営巣地を通過する場合に人工巣設置(代替巣)による繁殖遠方誘導を、サシバについては繁殖期前より継続的に工事を実施するコンディショニングを提案し、調査結果を含めて有識者ヒアリングにおいて了承を得た。
期 間
2025/03/07~2025/08/29
本業務は、長峰橋耐震補強工事における仮設構造物の設計であり、経済性、施工性、環境等について総合的な検討を加え、工事に必要な仮設計画の検討を行い、各関係機関との協議資料作成等を実施するための設計を行った。
主な設計項目は以下の通り。・仮設土留め工(2段切梁、および自立式)、施工計画、関係機関協議ほか河川管理者との協議では、主に以下の項目について、了承を得た。・左岸側からの進入、・仮締切り形状及び工法、・根固め工法および範囲、・既設袋詰め玉石の仮移設と復旧、・P1橋脚の巻き立て工法 また、図面・数量計算書に加え、概算工事費の算出、概算工事工程の作成を行った。
期 間
2024/10/12~2025/07/31
本業務は令和4年度に実施された松崎港の各防潮堤の基本設計を受けて、松崎港江奈第一防潮堤の実施設計を行うものである。設計に先立ち現地踏査を実施し、障害物等を把握し、測量成果を確認した上で、測線及び変化点における断面を検討し、断面図として取りまとめた。また、既設乗り越し階段に変わる乗り越し階段の位置及び構造を検討し図面を作成した。作成した図面を基に、数量を算出し、数量算定表にて取りまとめた。さらに、施工方法を検討し、仮設道路設置の必要性を検討したうえで施工計画に取りまとめた。また、設計区間においては現在、胸壁背後からの海浜部の眺望が得られることから、景観確保の検討を行い、アクリル板を用いる窓を防潮堤に配置するシーウォール構造による海浜眺望確保の検討、及び構造断面を変化させて安定性照査を行った。また、隣接区間に位置する松崎町の施設である伊豆まつざき荘から、デッキ部から海浜部への移動に際し、連絡橋での接続の要望があり、現況の整理及び課題の整理を行った。
期 間
2024/09/21~2025/05/28
本業務は、一般県道小野土浦線における道路構造物及び法面の検討業務であり、経済性、施工性、供用性、景観、環境等について総合的な検討を加え、工事上の課題整理を行い必要な設計・検討を行った。構造物予備設計では、小野土浦線現道との立体交差部(オーバーパス)について、地下埋設物や周辺(民家)への影響を踏まえた道路構造形式(函渠、橋梁)の比較検討を行い、耐震性・経済性に優れる複合門形ラーメン橋(イージーラーメン橋)を推奨案として選定した。また、本線(小野土浦線)の長大切土部については、安定検討(法面工予備設計)を実施し、切土法面の安定勾配の設定ならびに道路用地をコントロールとした下段の法面対策工の検討(すべり安定解析)を行い経済性に優れるタイプ2、常時のみに対応したグランドアンカー工+ 法面(1:1.5)を推奨した。今後の詳細設計に向けての申し送り事項や必要調査(地質)設計項目を提案した
期 間
2024/10/05~2025/03/15
本業務は、一般国道245号久慈大橋4車線化に向け、経済性、施工性、供用性、景観、環境等について総合的な検討を加え、橋梁工事に必要な水理検討および施工計画検討を行ったものである。このうち水理検討では、下部工の施工順序を変えた際に生じる出水期の堰上げ水位上昇量を、不等流解析により算定した。また、この堰上げ水位上昇量を打ち消すために必要な低水護岸の移設量(距離)を算定した。また、施工計画検討では、流水部の橋脚P5およびP4の施工に関して、より詳細な施工ステップ図を作成し、施工手順や施工数量・必要な機材の種類・数量等を明示した。
期 間
2024/05/17~2025/03/31
大島大橋を構成する各種鋼部材の調査と横構他接合部の補修設計および大島大橋の多重性確保検討を行った業務である.P5橋脚伸縮装置とP5~A2間横構他接合部は補修工事中に確認された追加損傷箇所,P4~P5間の上下弦材主構添接部は過年度定期点検時に水抜き孔から多量の排水を確認した経緯より調査に至った.全てに外観目視調査と板厚計測(超音波探傷器・ノギス)を行い損傷図と損傷数量を作成した.横構他接合部を除き,損傷原因推定と補修設計に向けた対策案を提示した.横構他接合部(対傾構ガセットプレート等)は補修設計を行った.腐食減肉量を整理し応力照査し応力超過箇所を確認した.コスト縮減と予防保全に対し次回塗替え時期20年先および供用後100年先までに必要板厚以下となる部材を劣化予測で検証抽出し対策箇所とした.補修対策は,鋼材当て板と紫外線硬化型FRPシート接着を採用し,付着塩分抑制塗料(ソルトレスクリヤー)や先行床施工式フロア型システム吊足場(クイックデッキ)を採用した.周防大島~本州間の交通多重性(リダンダンシー)確保を目的に,現大島大橋と別の渡海計画を整理し多重性確保の基礎的検討を行った.
期 間
2024/01/30~2025/03/31
大島大橋P4橋脚の鋼管杭基礎と周囲附帯構造物の一般定期点検診断を行った業務である.対象は鋼管杭基礎本体(フーチング・鋼管杭(防食含む))と船舶(構造物)保護の目的で立地する防衝工である.鋼管杭基礎本体と防衝工は道路の一部でありながら海上(航路際)に立地することと道路構造物に海洋内での劣化診断判定規定が未整備なことから,平成30年度の長寿命化計画作成業務において,港湾法に定める,港湾の施設の点検診断ガイドライン,に準拠することが定められ今回の点検に至った.フーチング上面を除き他は船上および潜水士による目視点検,(鋼管杭に実施済み)電気防食の効果確認を目的に水深5m毎に電位測定を行った.初回となる本点検では本橋向けの点検診断記録様式を定め点検診断を進めた.構造物をブロック化し部材劣化度判定を行い,施設の性能低下度(道路橋では健全度)を決定した.電位測定は防食管理電位を満足し良好な状態であったが,被覆防食は端部シールの部分剥離,フーチングは表面被覆に錆汁や剥離,防衝工は鋼製鋼材の腐食欠損を確認し,性能低下度はb評価とした.防衝工について次年度以降に必要性検証を行うべく申し送りした.
期 間
2024/01/30~2025/03/31
大島大橋P5橋脚の鋼管杭基礎と周囲附帯構造物の一般定期点検診断を行った業務である.対象は鋼管杭基礎本体(フーチング・鋼管杭(防食含む))と船舶(構造物)保護の目的で立地する防衝工である.鋼管杭基礎本体と防衝工は道路の一部でありながら海上(航路際)に立地することと道路構造物に海洋内での劣化診断判定規定が未整備なことから,平成30年度の長寿命化計画作成業務において,港湾法に定める,港湾の施設の点検診断ガイドライン,に準拠することが定められ今回の点検に至った.フーチング上面を除き他は船上および潜水士による目視点検,(鋼管杭に実施済み)電気防食の効果確認を目的に水深5m毎に電位測定を行った.初回となる本点検では本橋向けの点検診断記録様式を定め点検診断を進めた.構造物をブロック化し部材劣化度判定を行い,施設の性能低下度(道路橋では健全度)を決定した.電位測定は防食管理電位を満足し良好な状態であったが,被覆防食は端部シールの部分剥離,フーチングは表面被覆に錆汁やひび割れ等,防衝工は鋼製鋼材の腐食欠損を確認し,性能低下度はb評価とした.防衝工について次年度以降に必要性検証を行うべく申し送りした.