期 間
2020/07/31~2021/01/29
本業務は、(一)横川磐田線の磐田市大平地内にて、令和2年7月25日からの大雨により発生した土木施設の災害復旧設計を実施。平面・縦横断測量及び簡易動的コーン貫入試験にて、地形・地質状況を把握の上、現地踏査を行い、崩壊発生機構の推定を行うとともに、復旧起終点の選定を実施。被災箇所の盛土のり面保護工は、現地条件に合致する工法を基準書及び新技術新工法から抽出の上、交通影響及び周辺構造物の影響を考慮した比較検討を実施し、ブロック積擁壁を選定。道路詳細設計では、復旧工事という特徴を考慮し、極力現況に合わせた設計を実施。施工時の留意事項は申し送り事項として取りまとめた。
期 間
2020/03/31~2020/12/14
本業務は、春山川橋(富士市西船津地内、橋長L=9.6m)について、歩道設置案の検討、橋梁拡幅設計、床板補強の検討を実施した。歩道設置案の検討では車両動線の確保および歩行者動線を確保するに必要な幅員条件を設定し、橋梁拡幅設計では死荷重の増加を最小限に抑えた拡幅工法を検討、設計し、床板補強の検討では拡幅に伴う張出床版部へのモーメント増加による耐力不足を補うための床版補強工法の検討を実施した。
期 間
2020/06/25~2020/11/30
本業務は、島田土木事務所が管理する道路橋2橋(小園小橋、境橋)について、補修設計を行ったものである。小園小橋は橋長3mのRC床版橋、境橋は橋長10.6mのRCT桁橋である。業務内容は、損傷調査と中性化試験を行い、補修の要否判定、補修方針、補修工法を決定し補修図面、数量計算書の作成を行った。主な補修工法として、小園小橋は主桁に剥離・鉄筋露出が見られ、中性化の影響を受けていたため断面修復工及び中性化抑制を目的とした表面含浸工を設計した。境橋は、主桁全体に剥離・鉄筋露出、ひびわれが見られ、中性化の影響を受けていたため断面修復工、ひびわれ注入工及び中性化抑制を目的とした表面含浸工を設計した。
期 間
2020/08/25~2020/11/30
本業務は、掛川市上内田地先を流下する一級河川上小笠川が7月24日~28日に発生した梅雨前線豪雨により護岸が被災したため、測量及び詳細設計を行うことを目的とする。設計業務は、護岸詳細設計及び電算帳票作成を行った。今回の被災原因は、「河床洗掘による被災」「吸出しによる被災」が主な原因と考えられる。護岸タイプは、B表の流速を考慮し、比較検討を行った結果、現況護岸と同じ構造であり復旧範囲を最小限に抑えられ、経済的に優位な現場打ちコンクリートブロック張護岸を採用した。また、再度災害防止のため、根固め工の比較・検討を行い、直上流に設置されている同様のふとんかごを採用した。測量業務では、設計業務に必要な復旧範囲の測量として基準点測量、現地測量、河川測量を行った。
期 間
2020/07/02~2020/11/16
本業務は、掛川市結縁寺地内の(一)磐田掛川線4車化に伴い、4級基準点測量、現地測量、KBM設置測量、中心線測量、縦断測量、横断測量及び用地測量を実施したものである。
期 間
2020/03/05~2020/08/31
本業務は、島田市相賀地先の土砂災害(特別)警戒区域「荒神沢」において、土石流・流木対策施設に必要な路線測量及び用地測量を実施するとともに、その成果に基づいて土石流・流木対策施設の概略設計を行う事を目的とする。
期 間
2020/03/07~2020/09/30
本業務は、(一)袋井小笠線支線の掛川市入山瀬地内におけるL=203mの道路詳細設計を実施することを目的とする。当該区間は、H26年度に詳細設計が実施されている。また、H29年度には工事用道路及び排水施設の一部が施工されている。今回の設計は、袋井小笠線の改築区間を縮小するための暫定形を計画するものである。袋井小笠線支線は、本線の計画高が現況の地盤より低くなることから、本線接続部から現道へのすり付け区間が改修区間となる。H26年度設計では、縦断勾配9%にて計画されていたが、影響区間を短くするため、縦断勾配を特例値12%に変更して計画を実施した。平面線形は、すり付け箇所にて現道法線と接続するよう検討を実施した。平面・縦断線形の検討は、現地踏査にて施工済み箇所の確認を行い実施した。排水計画は、道路施設であり、かつ林地の開発であるため、「道路土工要綱」「林地開発許可審査基準」の2通りで排水計画を実施し、安全側となる値を採用した。施工計画は、袋井小笠線支線の交通機能を確保した状態での施工計画の立案を行った。半断面施工を実施した場合の影響範囲を確認し、交通機能を確保しながらの施工が可能か確認を行った。
期 間
2019/10/01~2020/09/15
本業務は、掛川市倉真地内の主要地方道路焼津森線において、幅員狭小となっている区間の道路拡幅・歩道設置を目的として、現地測量・三次元点群測量一式(L=300m)と路線測量一式(L=280m)を実施し、道路詳細設計(B)L=250mを計画するものである。使用する測量機器については、従来のトータルステーション,レベルに加え、UAV等のICT技術を利用して成果の作成を行った。また、狭窄区間で懸案となっている大宮橋の付け替えに伴い、周辺宅地とのアクセスを十分考慮した道路線形を検討し、経済的かつ合理的となる、道路計画を作成する。
期 間
2019/09/26~2020/07/31
本業務は、国道362号沿いに位置する長大法面の予備設計及び詳細設計である。
平成29年度に実施した道路施設点検業務委託(吹付法面老朽化診断)の機能評価に基づき、本業務で補足調査(湧水等)を行い、補強・補修工法等についての検討を行う。
期 間
2020/03/24~2020/07/31
本業務は、磐田市上神増地先にある土石流危険渓流「上神増沢」における地質調査である。新たに整備される砂防関連施設に係る詳細設計に必要な基礎資料を得るため、調査ボーリング3箇所延べ29.0m、標準貫入試験29回、および簡易動的コーン貫入試験3箇所延べ7.5mを実施した。ボーリング調査では、更新世の礫質土を確認し、沢部では両岸斜面から供給された崩積土あるいは渓床堆積物が堆積していることを確認した。調査結果を基に、総合解析として、地盤定数の提案、砂防堰堤の支持層選定および各地層の地盤支持力を推定するとともに、設計・施工上の留意点について検討した。