期 間
2025/03/21~2025/09/30
本業務は、島田土木事務所が管理する青柳橋1、清瀬沢橋に対し、過年度点検結果に基づき、橋梁補修工事内容を整理し、設計図書(図面・数量計算書)及び施工計画を作成した。机上調査では、竣工図や過年度塗膜調査結果等から既存資料の整理を行い、現地踏査にて机上調査結果との整合性を確認した。また、高精度三次元測量を行い、橋梁一般図の復元を行った。損傷調査では、近接目視により損傷状況を確認した。補修設計では、既設塗装の防食機能の劣化及び減肉を伴う腐食に対し、塗替え塗装及び金属パテによる補修、剥離・鉄筋露出およびうきに対し、左官工法による断面修復、ひび割れに対し、ひび割れ注入によるひびわれ補修を実施した。また、伸縮装置には、経年劣化による止水性の低下に対し、伸縮装置取替えを実施した。施工計画では、既設塗膜に基準値以上の鉛が含まれているため、周辺への飛散対策の観点から、吊足場を採用した。また、降雨量から想定される計画高水位を算出し、吊足場への影響の有無を照査した。河川協議資料作成では、河川管理者(川根本町)との協議資料を作成し、電算帳票作成では、工事費の算出に必要となる電算帳票を作成した。
期 間
2025/03/26~2025/09/30
静岡県管理の一級・二級河川に架かる橋梁・添架管について、占用状況や位置の特定、未許可占用物の調査を行い、図面および橋梁データ一覧表として取りまとめ、今後のGISによる河川工作物の管理を一元化するための基礎資料を作成することを目的とした。占用システムデータを整理し、地形図やオルソ画像で位置を特定し、占用位置が不明な箇所については、土木事務所にて河川占用の資料を閲覧し、位置の特定を行った。占用物を許可済・未許可・撤去済に分類し、データ一覧表と地図をリンクさせた網図を作成した。これにより、占用物の現況や許可状況の把握が容易となり、河川工作物の適正管理と占用許可業務の効率化に役立つ資料となった。
期 間
2025/03/21~2025/09/26
本業務は、調査路線における在来路床土の強度特性把握を目的として、路面調査、試掘調査・試料採取((一)静岡焼津線:7箇所、 (一)上青島焼津線(三ケ名):4箇所、(一)上青島焼津線(小土):6箇所、(一)高洲和田線:3箇所、(一)焼津大井川線:5箇所、合計25箇所)、室内土質試験(物理試験(41試料)および変状土CBR試験(25試料))を実施した。路面調査の実施にあたり、本業務ではMMSを使用した。路面調査の結果、いずれの路線においても、亀甲状のひび割れやわだち掘れ等の変状が確認された。特に(一)高洲和田線は、亀甲状ひび割れやわだち掘れが顕著であった。舗装構成は主にアスファルトと砕石からなり、(一)上青島焼津線では瀝青安定処理層を確認した。路床土は礫質土主体の箇所が多いものの、路床下部に粘性土が確認される箇所もあった。また(一)焼津大井川線は砂質土主体であった。路面・舗装の観察結果や試掘調査結果から、既設舗装の破損程度を評価し、残存等値換算厚の計算に用いる換算係数を提案した。舗装の変状が顕著であった(一)高洲和田線は、表層・基層の破損状態を「重度」と判断して換算係数を提案した。
期 間
2024/09/11~2025/08/29
本業務は、静岡県北西部において、道路・河川などのインフラ管理の効率化や災害復旧工事への活用、自動航行をするドローン等の航行シミュレーション、次世代エアモビリティへの活用など、地域の魅力発信や課題対応に活用する三次元点群データを整備することを目的として、航空レーザ計測を実施し、高密度な三次元モデルを作成した。計測は、対象地区340km2の範囲をデータ取得密度1m×1mの範囲に16点となるように実施した。その後、現地地上に設置した調整用基準点15点を用いて計測データの標高点検を行い、三次元計測データ及びオリジナルデータ、グラウンドデータ、グリッドデータ(0.5mメッシュ)、等高線データ、写真地図データの各種数値地形図データファイルを作成した。また、オープンデータのためのインデックスマップの作成も行った。これらの成果は、G空間情報センターサイト上でオープンデータとして公開され、砂防基盤図や工事設計等様々な分野で利活用できるようになる。
期 間
2024/06/27~2025/04/30
本業務箇所は、過年度道路防災点検において変状が確認されたため対策を講じる必要が生じた箇所である。本業務では1次緊急輸送路である(国)301号の通行の安全を確保することを目的とし、予備設計及び詳細設計を実施した。設計に先立ち、現地測量、路線測量及び用地測量を実施した。その後、既往資料収集及び現地踏査を実施した。既往資料収集では過年度道路防災点検結果、調査ボーリングの結果を整理した。現地踏査では、盛土部に施工されたブロック積み擁壁であること、周辺には(国)301号や地下埋設物、鉄道線路、水路が存在することを確認した。ブロック積み擁壁には水平クラックや押出し等の変状が確認された。変状の原因として既存不適格擁壁であることや盛土の圧密による押出しが考えらえる。そこで、ブロック積み擁壁に作用する土圧に抵抗する工法、もしくは土圧を抑止する対策工を検討した。比較検討の結果、地山補強土工法の「PAN WALL工法」による既設擁壁補強を採用した。採用案について詳細設計を実施し工事発注に必要となる図面・数量計算書を作成した。その後施工計画を検討した。また、工事費用を算定するため電算帳票の作成を行った。
期 間
2024/09/20~2025/03/24
本業務は、静岡県が保有する3次元点群データを活用し、道路管理業務の効率化・高度化に向けた道路施設等の管理データを整備し、次世代プラットフォーム(東京都デジタルツイン実現プロジェクト https://info.tokyo-digitaltwin.metro.tokyo.lg.jp/)で公開するための基礎データの作成を目的とした。次世代プラットフォーム上で運用するための基礎データとして、3次元点群データを活用し、以下の道路設備等の管理データを整備した。(1)道路施設(照明灯、道路標識)のモデルを作成、(2)作成した道路施設モデルに対し、管理番号、道路施設台帳等の属性データを付与。また、整備できないデータについては、管理番号と共に整備できない理由(点群データの未整備、台帳の不備等)を整理し、一覧表に取りまとめた。本業務の成果は道路付属施設管理業務の効率化・高度化に向けた道路設備等の管理データとして、次世代プラットフォーム上で運用するための基礎データとして今後の活用が期待される。
期 間
2023/06/02~2024/03/21
本業務は、磐田市見付地内の(主)磐田インタ-線の測量設計業務であり、設計に必要となる交通量調査も実施した。また、工事費算出の電算帳票作成も行った。本計画区間は片側1車線の道路であり、南進車両の渋滞により沿道宅地への進入が困難な状況である。計画区間(L=0.23km)に対して、道路環境を改善することを目的として、南進車線を1車線から2車線化する道路詳細設計(B)及び平面交差点詳細設計(予備設計あり)を実施したものである。用地買収を伴う道路改良は行えないため、現況道路幅員を変えずに南進車線を1車線追加するため、植樹帯がある自転車歩行者道の植樹帯等を撤去し、車線幅員を確保した。幅員構成の決定にあたっては、磐田警察署と協議を行い、歩道の自転車歩行者道指定の継続の了解も得て決定した。官民境界にある道路側溝は老朽化が見られないためそのまま使用する方針とし、街渠のL型側溝を管渠型側溝に改良する計画とした。交差点部の滞留長、シフト長及びテーパー長等について検討行った。舗装設計については、当該区間では大規模な舗装打ち換え工事が困難な区間であることから車道の拡幅部を除いては、表層+基層の打ち換えとした。
期 間
2024/12/13~2025/03/21
本業務では、静岡県下の市町が作成している都市計画基礎調査のGISデータを統合し、県全体で一元的に管理・活用できる環境を整えた。統合作業は、都市計画基礎調査が実施された平成27年および令和2年のデータを借用し、各ファイルの有無や属性項目名を確認しながら、都市計画基礎調査GIS定義書等に基づいて統合を実施した。これにより、県下全体における都市の変遷や現状を可視化し、より精度の高い分析が可能となった。また、統合データを活用することで、都市計画の運用において客観的かつ定量的な判断が可能となり、適切な施策の立案に寄与する。さらに、本データは都市計画に限らず、多様な分野における利活用が期待され、地域の発展や持続可能なまちづくりに貢献することとなった。
期 間
2024/05/23~2025/03/21
本業務は、熱海国際観光温泉文化都市建設計画区域(熱海市)及び伊東国際観光温泉文化都市建設計画区域(伊東市)(以下、これら2区域を「本区域」という。)を対象として、都市計画区域マスタープラン(都市計画法第6条の2。以下、「区域マス」という。)策定の事前計画に位置づけられる都市基本計画の策定と、区域マス素案の作成を目的とする。
期 間
2023/10/31~2025/03/17
本業務は、浜松市中央区龍光町地先における一級河川安間川の河川改修に伴い架け替えが必要となる市道長鶴鶴見線東竜光橋の橋梁詳細設計を実施するものである。