期 間
2023/11/01~2025/03/17
本業務は(主)磐田停車場線、及び(主)磐田天竜線(L=1.1km)に対して、道路環境を改善することを目的として、現況マウントアップ式の歩道をセミフラット形式に変更する設計(道路詳細設計(A))を実施したものである。(主)磐田停車場線は第4種第2級、設計速度V=40km/h、W=15.0m、(主)磐田天竜線は第4種第1級、設計速度V=40km/h、W=16.0mである。歩道をセミフラット形式にするために、基本的には、歩車道境界の排水路をコントロールして、現況の排水系統は変更しない方針の下、歩道の現況高を変更せず、車道の縦断計画高を変更した。。また、これに併せて、道路幅員構成について再配分を行うとともに、交差点部及びバス停車帯部のシフト長、テーパー長等について修正を行った。舗装設計については、当該区間では大規模な舗装打ち換え工事が困難な区間であることから、CBR調査結果を基にして、車道の切下げ区間と嵩上げ区間に対して、現況のTA値を満足する舗装構成とした。今後、当該路線で整備予定の電線共同溝との同調施工に対する施工計画(断面の施工手順、施工工区割り計画案)を立案した。
期 間
2024/08/08~2025/03/14
本業務は、道路防災カルテによる点検業務である。設計図書に基づいた条件で、防災カルテを用いた点検および防災カルテの修正を行うことを目的とした。今年度の点検対象項目は落石・崩壊、岩盤崩壊、地すべり、土石流、盛土および擁壁であり、点検位置は袋井土木事務所管轄で217箇所、浜松土木事務所管轄内で5箇所の、合計222箇所である。昨年と比較して着目点の変状が進展し、放置した場合道路機能に影響を及ぼす、または第三者へ被害が発生する恐れがある箇所を「早急な対策が必要」として、早急な対策が必要な箇所は袋井土木事務所管内で16箇所、浜松土木事務所管内で1箇所確認された。また、昨年度「早急な対策が必要」と評価された箇所のうち昨年点検時の状況と比較して変状の進行がなく、道路管理の観点において道路機能への影響が小さいと考えらえた場合には評価を見直した。ただし、評価を見直した箇所についても、変状が進行すれば道路機能へ影響を及ぼす可能性は十分に考えらえるため、来年度以降も継続的に防災カルテを用いた点検実施が望まれるとした。
期 間
2024/09/17~2025/03/14
本業務は、(一)中方千浜線千手橋に対して「令和5年度[第35‐D8317-01号]浜北袋井線橋梁耐震対策検討業務委託(その3)」の結果を踏まえ、必要となる耐震補強対策について、最適工法を検討のうえ、対策工事に向けた詳細設計を行うことを目的とする。
期 間
2024/09/10~2025/03/14
掛川市結縁寺地内において台風10号の前線豪雨で被災した(一)磐田掛川線の復旧のため、工事に必要な測量・地質・設計を実施した。なお、本調査地は平成24年にも被災しており、盛土及びかご工にて復旧されている。被災のメカニズムは、台風10号の異常豪雨(最大時間雨量35mm、最大24h雨量210mm)により、法面の盛土層内の水位が上昇し、土塊重量の増大および間隙水圧の上昇によって、せん断抵抗力が小さくなる傾向にある地山と盛土との境界面付近を崩壊面としたのり面崩壊が発生したと推定した。対策工法としては、上段法面は不安定土塊の除去をするとともに、安定勾配の切土及び植生工とした。下段法面は、崩土除去+植生工、ブロック積工、大型籠枠の比較検討を行い、経済性、施工性、将来的に歩道の設置が計画されているため、将来計画に影響が最も少ない「崩土除去+植生工」を採用した。詳細設計としては、選定した対策工法の設計図、数量計算、電算帳票の作成を行った。また、仮設計画として仮設防護柵を設置し、工事中の安全性を確保した。
期 間
2023/09/11~2025/03/12
本業務は、牧之原市東萩間地内における国道473号について、道路改築としてのバイパス路線のルートを策定するため、過年度の検討成果及び現地の実状を踏まえ、道路予備設計(A)を実施するものである。
期 間
2024/03/21~2025/03/12
本業務は、牧之原市東萩間地内における国道473号について、道路予備設計(A)により選定されたルートのうち、立体交差区間における箱型函渠の詳細設計を実施するものである。
期 間
2024/09/12~2025/03/14
(主)豊橋湖西線吉美橋に対して「令和5年度[第35‐D8317]橋梁耐震対策検討業務委託」の結果を踏まえ、必要となる耐震補強対策について、最適工法を検討のうえ、対策工事に向けた詳細設計を行った。
期 間
2024/09/18~2025/03/14
本業務は、(主)磐田停車場線及び(主)磐田天竜線(静岡県磐田市見付地内ほか)において、交差部や埋設物が集中する箇所等で3次元地中レーダ探査を実施し、データ解析とりまとめ、成果を電線共同溝予備設計に活用することを目的とした。また、CBR試験を実施し、試験結果を道路詳細設計に活用することを目的とした。地質調査業務では、調査対象範囲を現地の状況により複数のブロックに分割し、ブロック毎にデータを取得する測線の位置を設定し、設定した測線に沿って、地中レーダを用いて、データを取得・記録した。土質調査業務では、目視観察により現道の舗装構成を確認するとともに、採取試料を室内土質試験に供した。CBR試験にてCBR値が3未満の土層を確認した。設計業務では、地下部のデータを解析し、埋設物の連続的な平面位置・深さ方向位置を特定し、解析した埋設管の線形を解析ソフトから出力し、CAD地形図に重ね、平面図および縦断図を作成した。
期 間
2024/09/04~2025/03/14
本業務は、島田土木事務所が管理する松根橋側道橋(鋼単純非合成H桁橋、橋長L=15.04m、全幅員W=1.7m、1955年(昭和30年)架橋)において、過年度に実施された塗膜分析調査及び過年度定期点検の結果に基づき、橋梁補修工事に必要な設計図書(図面・数量計算書)、施工計画及び河川協議資料を作成した。現地踏査では、橋梁の周辺状況を確認し、損傷調査では、遠望目視により損傷状況を確認した。補修設計では、既往塗膜に含まれる基準値以上のPCB・鉛の除去を目的にRc-I塗装系(循環式ブラスト工法:KT-230028-A)による塗替塗装工、橋台前護岸に見られる空隙に対しパイルベント基礎と躯体の定着を確保するため、断面修復工を実施した。施工計画では、仮設施工手順、資材搬入ルート、概略工程表等を立案し、施工に必要な基礎資料を作成した。河川協議資料作成では、施工時、河川内へ飛散防止設備及び仮設足場を設置する必要があるため、河川一時占用許可申請に必要となる申請資料を作成した。現況の河川断面は未回収区間であり、計画高水量を流下させることが困難なため、施工時水位を基に仮設足場設置可能期間を整理した。
期 間
2024/06/11~2025/03/10