中央コンサルタンツ株式会社の受注業務・工事一覧

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期 間 2021/09/15~2022/04/22
本業務は、静岡県御前崎港管理事務所が所管する御前崎港海岸の陸閘10基を対象とした自動閉鎖システムの基本設計である。主な準拠基準は「津波高潮対策における水門・陸閘等管理システムガイドライン」である。システム方式検討は、津波到達時間が最短4分と短い地域特性を考慮し、地震計を基本とした自動閉鎖システムを立案した。また、これを補完するJ-ALERTの導入、さらに不測の事態に対応すべく常駐組織による遠隔手動操作の組合せを検討した。当該地の自治体である御前崎市と操作委託に関する協議を実施し、消防本部からの遠隔手動操作を可能とする計画とした。現場拠点、御前崎港管理事務所、消防本部等の各局を接続する通信ネットワークとして、各種方式(有線回線、陸上無線回線、衛星回線)を検討し、VPN回線と衛星回線による回線構成とした。映像監視設備は、監視カメラの機器構成及び仕様を設定した。陸閘閉鎖に伴う交通安全対策として、道路情報板による情報提示と交通遮断機を検討した。電源設備計画は、低圧受電となる規模で電源系統を集約し、商用電源と予備電源を供給する計画とした。これらの運用管理に関する操作規則(案)を取りまとめた。
期 間 2021/08/27~2022/03/18
福田漁港の突堤(B)及び防砂堤を対象とした、耐震・耐津波対策の基本設計である。資料収集整理では、航行船舶や漁業活動への影響を最小限とする計画の立案や陸上施工ヤードを確保するため、漁業関係者へ漁業活動の最盛期や陸揚げ時間等のヒアリング及び現地踏査を行い、課題図を取りまとめた。設計条件の設定では、最新の津波シミュレーションの地形条件を確認し、レベル2地震後の必要天端高を設定した。また、30年確率の設計波を算出するために、波浪変形計算を行った。基本断面の設定では、突堤は「嵩上げ+裏(表)腹付け案」「グラウンドアンカー+嵩上げ案」「鋼管矢板案」、防砂堤は、「嵩上げ案」「地盤改良案」「鋼管矢板案」を抽出した。
期 間 2021/08/24~2022/03/15
沼川新放水路が国道1号と交差する部分について、国道1号の道路詳細設計を実施した。また、交差部において国道1号本線部の橋梁詳細設計を実施した。 国道1号の道路詳細設計は、国土交通省中部地方整備局沼津河川国道事務所等の関係機関との協議を踏まえ、橋梁工事のために切り回しを実施した国道1号を現在の位置へ復旧するための国道1号本線及び副道の詳細設計を実施した。国道1号交差部に新たに設置する橋梁の橋面高が、現況道路高より高くなることから必要となる、重力式擁壁の詳細設計を実施した。橋梁詳細設計においては、河川条件を踏まえ決定したPC単純プレテンションT桁橋の詳細設計、逆T式橋台、橋台基礎工(鋼管杭)、仮設構造物詳細設計(切梁式土留め工)を実施した。橋梁の施工計画においては、国道1号迂回路へ影響が及ばないように設計を実施した。また、国道1号副道下に静岡県が管理する流域下水管が埋設されており、下水道管の位置が、橋梁の杭基礎に影響する可能性が高く正確な埋設位置の把握が必要となった。下水道管の深さが土被り10m程度と深く試掘調査が困難であることから、非破壊調査であるボアホールレーダーによる調査を実施した。
期 間 2020/08/28~2022/03/15
本業務では、沼川新放水路が国道1号と交差する部分について、交差構造の比較検討及び国道1号迂回路詳細設計、遮音壁検討、埋設管移設設計、軟弱地盤対策、橋梁予備検討を実施した。沼川新放水路と国道1号の交差構造は、過年度設計では3連ボックスカルバート構造を採用していたが、維持管理の観点を重視し、管理区分をより明確にできる橋梁構造に変更した。迂回路詳細設計では、国道の管理者である国土交通省沼津河川国道事務所や国道1号に接続する市道の管理者である沼津市、静岡県公安委員会等の関係機関と協議を実施した。遮音壁検討は迂回路が現道と比べ沿線の民家に近接するため、騒音予測を実施して高さ2mの遮音壁を設置する設計とした。埋設管移設設計は上水道やガス、光ケーブルを新放水路整備に影響を与えないルートに移設する設計を実施した。迂回路の整備区間に存在する腐食土層が盛土によって約90cmの圧密沈下を生じる結果となったため、軟弱地盤対策として対象層を全て良質土に置換えし迂回路の信頼性を確保する設計とした。橋梁予備検討では、将来の副道管理が沼津市に移管される可能性を考慮して、副道橋を本線橋と分離した構造として検討した。
期 間 2021/08/11~2022/03/01
本業務では、坂口谷川水門の早期完成に向け、工事工程の検討を行うとともに、令和4年度末を目標とした暫定運用のための暫定配線路について詳細設計を行った。また、右岸側の海岸堤防へ取付く堤防の詳細設計を行うとともに、左岸側の取付堤防工事の電算帳票を作成した。工事工程の検討では、管理橋の架設を左岸側から行う場合と右岸側から行う場合について検討を行った。その結果、右岸側としても1ヶ月程度しか工期を短縮できないため、施工ヤードの借地が不要な左岸側から架設を行う工程とした。暫定配線路設計では、大規模な地震が発生した際にゲートが閉鎖するための遠隔監視の機器類を抽出し、それが機能するような配線設計を行った。
期 間 2021/06/15~2022/02/18
本業務は、狩野川流域下水道東部処理区において、「雨天時浸入水対策ガイドライン」に基づき、計画策定を行った。現状把握では、近年の流入量から浸入率の算定を行った。現状浸入率は、ガイドラインの目標値を大きく上回り、発生源対策により浸入水量を減少させる必要があることを確認した。対策検討では、管内貯留量の検討や水処理施設の運用の工夫により、水処理能力が最大となるような運用ケースについて、現状、事業認可時、全体計画時と段階に応じた検討を行った。また、流域市町への水位情報や音響調査による浸入箇所のスクリーニング情報の提供や発生源対策の啓発など、当該流域の特性を考慮したソフト対策について検討を行った。
期 間 2021/08/06~2022/02/18
本業務は、狩野川東部浄化Cにおける屋外機械電気設備(電気室の空調設備室外機、現場操作盤、燃料移送ポンプ)の耐水化詳細設計である。また、浸水時に利用する避難階段の設計、同施設建築物の浸水対策の設計書および積算資料を作成した。屋外電気設備の浸水対策は、本体が浸水しない高さまでコンクリートや鋼製架台にて0.3~1.2m嵩上げする設計とした。現場操作盤は基礎を1m延長して操作台を設ける構造とした。燃料移送ポンプは1.1m嵩上げされるため、吸込み揚程計算を行い、嵩上げ後でも既設ポンプで対応できることを確認した。避難階段の材質は、SS400とSUS304にて比較し、経済性で有利となるSS400を採用した。
期 間 2021/07/21~2022/02/15
本業務は、静岡県が想定する津波への対策として、焼津漁港小川内港地区の第1船渠内港岸壁西岸壁及び第1船渠内港岸壁南岸壁の背後に現行基準による安全性をみたす陸閘施設の基本設計を行うことを目的とする。
期 間 2021/06/17~2022/02/15
本業務は、御前崎港海岸における西埠頭連絡橋陸閘を対象とした陸閘下部工・門柱等の土木躯体とゲートの扉体・開閉設備に関する細部設計および実施設計である。細部設計では、基本設計で定められた諸元に基づき、詳細な部材構成や部材諸元を決定し、配筋計算、配筋図の作成を行った。底版の配筋計算では、レベル2地震時の作用に対し安全性を確保するため、FLIP解析結果から抽出した照査用震度から土圧を算出し、配筋を照査した。また、維持管理面において、ひび割れによる鉄筋腐食の発生が懸念されるため、誘発目地の構造細目を検討した。ゲート設備設計では、関連業務の「陸閘自動化基本設計」と調整したうえで、詳細な機器構成や部材諸元の決定、電動化に伴う配管、配線等の設計を行った。付帯施設設計では、機側操作盤等を設置する操作架台および避難用の鋼製階段を設計した。また、既設の工業用水管の切り回しを検討した。施工計画では、工事中の交通規制を踏まえた施工ステップを検討し、施工方法等を計画した。実施設計では、図面および数量計算書を取りまとめた。関係機関協議について、断面審査資料の作成や背後地の企業との協議資料を作成した。
期 間 2021/09/15~2022/01/31
本業務は、御前崎港水門(マイターゲート1号)を対象に、静岡県海岸保全基本計画(平成27年12月)により設定された設計津波水位に対し、高さが不足する既存施設(水門等)について海岸保全施設の技術上の基準・同解説(平成30年8月)の要求性能を満たすように既存施設の改良を検討し、基本設計を行う。