期 間
2024/11/07~2025/03/14
本業務は、島田市鵜網地内において、(主)島田川根線の既設落石防護柵工に堆積した落石の対策のため、落石防護柵工詳細設計及び用地測量を行うことを目的とした。本業務設計区間は防災カルテ点検において、要対策区間と指定されたため、令和2年度委託業務で対策工法として、モルタル補修工および人力による落石背面土撤去が計画された。 防災カルテでは、変状が出たときの対応として、通行規制(通行止め)、仮設防護柵設置による片側交互通行、発生源の亀裂変状確認、専門技術者等への報告を挙げている。対応のうち、通行規制(通行止め)、仮設防護柵設置による片側交互通行は、本設計区間が3次緊急輸送路であり、交通量も多く、周辺への影響が非常に大きい。そのため、施工時に極力交通規制期間を抑え、かつ今後の維持管理が容易に行える対策工法を検討した。落石対策として、フローから、「ポケット式落石防護網」および「落石防護柵」を選定し比較検討を行い、ポケット式落石防護網を採用案とした。
期 間
2024/09/19~2025/03/25
本業務は二級河川今ノ浦川において、周辺に比べ堤防が低く堤内地盤高が計画高水位(HWL)に比べ2.5m程度低い4.4k+74.0m付近のJR東海道新幹線が渡河する今ノ浦川橋梁における上下流の堤防を嵩上げするための築堤詳細設計を目的とする。本河川は磐田市の磐田原台地を水源とし、磐田市を縦断しつつ、加茂川、安久路川、磐田久保川、古川などの支川と合流し平野部を流下した後、磐田市福田地内でぼう僧川に合流する流域面積40.09km2、流路延長約7.2kmの二級河川である。河道改修は、「太田川水系河川整備計画」及び「今ノ浦川総合内水対策計画」に基づき今ノ浦川橋梁下流まで治水安全度1/20年確率の計画をもって改修が実施されており、本区間は過去に激特で整備を行い改修済みとなっている。しかし、周辺に比べ堤防が低い本区間の堤内地は、内水区域になっていることもあり、地元より周辺と同等な堤防高の整備が望まれている。JR東海道新幹線と近接する箇所を含むため、堤防嵩上げにあたりJR東海との調整が必要となる。また、桁下(防音壁)とのクリアランスが狭小であるため、現地条件を考慮した上で施工が可能な工法の選定を行い、治水の安全性を確保した計画を行うものである。
期 間
2024/10/24~2025/03/19
本設計業務は、牧之原市坂口地内において、静岡空港東側展望広場「だいだらぼっち広場」東側斜面の崩壊に対し、復旧及び再度災害防止のための予備設計(比較検討)、詳細設計を行うものである。当該斜面は高低差最大20m程度の東向き斜面であり、降雨により自然斜面が一部崩壊している。そのため、現況の測量・調査により被災原因を明確にしたうえで、経済性や施工性等より現地条件に即した最適な対策工法を選定し、詳細設計を行うことで更なる崩壊防止による広場利用者の安全確保を目的とする。
期 間
2024/11/22~2025/03/24
本業務は二級河川勝間田川の牧之原市中地先において、護岸損壊の復旧に伴う設計を行うことを目的とする。本箇所は8月22日~9月1日の台風10号及び豪雨による洪水流の影響で河床が洗堀され、左右岸の護岸が20mに渡り被災した。このため、対策工法を検討し護岸の詳細設計を行うものである。
期 間
2024/10/22~2025/03/19
本業務は二級河川原野谷川における右岸未整備区間及び既設護岸を改修するための詳細設計を実施するものである。二級河川原野谷川は掛川市黒俣地先を起点として山地に挟まれた谷底を蛇行しながら市街地へ流下し、二級河川太田川と合流する。本設計区間は、二級河川太田川との合流部より12km程度上流に位置する掛川市各和地先の右岸L=60m区間である。設計区間のセグメントは谷底平野に該当し、提内地には宅地や耕地等も見受けられる。本設計区間は、地元要望により右岸側堤防高の嵩上げ改修による治水の安全性向上が望まれている。しかし、本区間の右岸側下流部は霞提であり、部分的な堤防嵩上げでは提内地の安全性が向上しないことから、本業務では堤防の嵩上げではなく、河川内の護岸改修により州を除去し、通水断面を拡大して機能の向上を図り、右岸提内地及び周辺住民の治水安全性向上に資することを目的とする。
期 間
2024/09/11~2025/03/11
本業務は、(一)島田岡部線 青木2号橋(歩下)(橋長 L=3m)、(一)伊久美藤枝線 釜ノ沢橋(橋長L=4m)において、過年度に実施された橋梁定期点検の結果、早期措置段階(判定3)の損傷が確認されたことから、耐久性能(劣化・破損等)に対する検証・照査を実施し、補修設計を実施することを目的とした。青木2号橋については断面修復工及び、ひび割れ補修工、釜ノ沢橋については断面修復工の比較検討を行った。比較表内で、施工性、経済性等の総合的な評価を行い、ひび割れ補修工は低圧注入工法を、断面修復工は左官工法(ポリマーセメントモルタル)を採用案とした。決定した補修工法の施工のため、補修図面より算出した数量を用いて計画工程表の作成を行った。また、施工方法、施工順序を考慮したバーチャートを作成し、補修業務の施工日数及び舗装工による交通規制日数の算出を行った。電算帳票業務として補修工事の積算を行った。その際に前述の工程表を利用した。(交通規制日数等)参考見積は積算資料としてとりまとめた。
期 間
2024/07/03~2025/03/11
(国)150 号 富士見橋は、一級河川大井川を渡河する橋長L=901.6m の橋梁である。本橋梁は、令和2年度に実施した橋梁点検において部材の異常が確認され、令和3年度に橋梁補修設計を行い、補修箇所一覧表のとおり補修工事を行うことを計画している。本業務は、橋梁補修工事に係る施工計画の検討を行い、施工に必要となる仮設工の設計及び工程計画の検討を実施するものである。河川内の仮設工設計にあたっては、現時点でのみお筋形状を考慮した計画を策定するものとする。また、河川内に棲息する希少魚類についての保全対策を検討し、河川管理者等との調整を図り、河川協議資料及び環境計画書を作成する。また、作成した工程計画を基に補修工事の支障となる添架管の移設について、占用者との協議資料を作成する。本橋梁周辺における大井川のみお筋形状を把握するため、UAV(小型無人飛行体)を用いた高所撮影を2回行うものとする。撮影対象範囲は、河川低水路内を河川縦断方向に2km 程度とし、撮影時期については、監督員との協議の上、決定する。
期 間
2024/09/06~2025/03/05
本設計業務は、島田市湯日地先の二級河川湯日川において、河川整備計画に基づき作成した定規断面および河床掘削計画について、実測図面を用いて既設護岸等の現況河川施設へ与える影響を把握することを目的とする。
本業務では「平成29年度[第29-K1532-01号]二級河川湯日川河川調査に伴う河川整備基本方針策定業務委託 報告書」を基に将来計画である1/50年確率の定規断面を作成した。また、湯日川水系河川整備計画より整備計画として1/10年確率を満たす掘削計画を実測横断面図に作図し、鉄筋棒を用いて既設護岸の根入れ状況を確認した距離標断面において、河床掘削による既設護岸への影響を確認した。
期 間
2024/07/18~2025/02/28
本業務は、静岡県が管理する橋梁の損傷及び変状を早期に把握することにより、安全かつ円滑な交通を確保するとともに、沿道や第三者への被害の防止を図るため、「静岡県橋梁点検マニュアル 令和2年度版 令和2年4月 静岡県交通基盤部道路局道路整備課」及び「道路橋定期点検要領 令和6年3月 国土交通省道路局」に基づく橋梁点検を実施し、効率的な維持管理に必要な基礎資料を得ることを目的とする。
期 間
2024/09/19~2025/02/06
本業務は、(一)島田大井川線、本郷前橋に対して「令和5年度[第35-D8317-01号](一)島田大井川線ほか橋梁耐震対策検討業務委託(その2)」(以下、「R5検討業務」という。)の結果を踏まえ、別途示される必要となる耐震補強対策について、最適工法を検討のうえ、対策工事に向けた詳細設計を行うことを目的とする。耐震補強における維持管理性の確実さ及び容易さへの配慮を含め比較検討を行い、第5案 緩衝ピン(コンクリート台座)案を本橋の採用工法とした。