期 間
2020/11/19~2021/03/22
本業務は、供用された港湾施設を計画的かつ適切に維持管理し、施設の安全性を確保するとともに、改良・更新コストの最小化を図りつつ長期にわたって有効に活用していくために、浜名港の港湾施設の現地調査(目視調査(2):1037m2、潜水調査(1):4774m2、肉厚測定:170箇所)を実施するものである。
期 間
2020/07/02~2021/03/15
本業務は、二級河川倉真川に架かる(主)焼津森線「田島橋(2径間単純RC床版橋、橋長17.9m、1965年架橋)について、Lv2地震に対する必要な耐震性能の確保および、劣化・損傷に対する健全性の回復(長寿命化)を目的とし、橋脚および落橋防止システムの耐震補強設計、損傷に対する補修設計、施工計画・仮設工の設計、それら設計に際して必要となる各種の調査を実施した。
耐震補強設計に際しては、補強の要否検討(既設の照査を含む)および、補強工法の比較検討を実施した。現場条件や治水安全上の観点等、総合的な評価により採用工法を決定し、採用案の詳細設計(設計計算、図面、数量)を実施した。
また設計成果に基づいて電算帳票を作成した。
期 間
2020/09/19~2021/03/15
本業務は、静岡県が想定する津波への対策として、焼津漁港小川内港地区の第1船渠内港岸壁西岸壁の背後(E-1区間)及び第1船渠内港岸壁南岸壁の背後(E-2区間)に現行基準による安全性を満たす胸壁と陸閘を新設することを目的とした胸壁の詳細設計である。対象区間は、第1船渠内港岸壁西岸壁~第1船渠内港岸壁南岸壁の総延長L=308mである。胸壁構造は、上部工は鉄筋コンクリート、基礎形式は鋼管杭Φ1000の杭式であり、胸壁背後地(陸側)から海側が望めるように、1スパンに1箇所アクリル板(幅W2.0m×高さH1.0m)を設置した。
期 間
2020/09/19~2021/03/15
本業務は、静岡県が想定する津波への対策として、焼津漁港焼津内港地区の第1 船渠内港岸壁東岸壁の背後(B-1区間)及び第1船渠内港岸壁北岸壁の背後(B-2区間)に現行基準による安全性を満たす胸壁と陸閘を新設することを目的とした胸壁の詳細設計である。対象区間は、第1船渠内港岸壁東岸壁~第1船渠内港岸壁北岸壁背後の総延長L=321mである。
胸壁構造は、上部工は鉄筋コンクリート、基礎形式は鋼管杭Φ800の杭式であり、各区間ともに胸壁背後地(陸側)から海側が望めるように、1スパンに1箇所アクリル板(幅W2.0m×高さH1.0m)を設置した。
期 間
2020/08/29~2021/03/15
本業務は、静岡県が想定する津波への対策として、焼津漁港焼津内港地区の小石川右岸護岸の背後(D区間)、第3船渠小石川南岸壁南岸壁の背後(E区間)及び第3船渠新屋西岸壁の背後(F区間)に現行基準による安全性を満たす胸壁を新設することを目的とした基本設計である。対象区間は、小石川右岸護岸~第3船渠新屋西岸壁の総延長354mである。
当該地盤のレベル1地震動における液状化の予測・判定の結果、地盤全体として液状化する判定となった。構造形式の比較は、液状化対策として重力式構造による地盤改良と矢板式及び杭式構造を比較選定した結果、経済性、施工性に優位な矢板式及び杭式を選定した。選定した構造形式にて、、レベル1津波を引き起こす地震動における動的解析(FLIP)による検討を踏まえ、最適断面を決定した。
期 間
2020/09/04~2021/03/15
本業務は、緊急輸送路に位置付けられている清水港袖師臨港道路の橋梁「清見橋」に対して、現行設計基準における荷重条件への応力照査(耐荷力照査)、耐震補強の検討、耐震補強設計および橋梁補修設計を実施した。
応力照査の結果、床版厚の不足および応力不足が確認されたことから、床版補強工として炭素繊維プレート接着工を実施する計画とした。
耐震補強検討の結果、支承部の補強が必要であることが確認できたため、L2地震動対応のゴム支承に交換する計画とした。
また現況の損傷状況を調査し、顕著な損傷が見られる箇所(主桁桁端部補強(当て板補修)、塗替え塗装、床版の断面修復・ひびわれ補修、橋台の断面修復・ひびわれ補修、伸縮装置の交換、橋面防水の設置)の補修設計を実施した。
期 間
2020/07/28~2021/02/26
本業務は、静岡市駿河区根古屋地先ほかにおいて、静岡海岸堤防嵩上工の設計をするために、設計に必要な基礎資料となる測量を実施することを目的とする。
期 間
2020/10/01~2021/03/01
本業務は、戸田漁港海岸鬼川地区における高潮対策について、新たに計画している陸閘のゲート及び下部工の詳細設計(予備・基本・実施)を行ったものである。陸閘諸元は、令和元年度鬼川-大中島地区胸壁設計に基づき、現地の状況により開口幅(純径間)及び有効高について検討した。その結果、鬼川陸閘A号は、開口幅11.0m、車両の乗り入れがスムーズになるよう有効高1.0mから0.98mとした。鬼川陸閘B号は、車両乗り入れ位置を現状と同位置とし、通行車両を小型自動車のみとしたことから、開口幅(純径間)を6.5mから5.0mに縮小し、有効高は1.46mとした。
期 間
2020/10/21~2021/03/05
本業務は、一級河川富士川河口右岸の蒲原海岸県管理区間の延長765mにおいて、海岸保全施設である海岸堤防や消波工等の越波防護に対する現況評価として、現況地形に対し、改良仮想勾配法により波の打ち上げ高の計算を行い、今後の海岸管理の基礎資料とすることを目的とする。
近隣の清水港の波浪観測データ等を整理して高波浪の来襲特性を把握した結果、当海岸は周辺の海岸の50年確率波よりも大きいことがわかった。また、「改良仮想勾配法」による波の打ち上げ高を算定した結果、区間終点付近の既設天端高が所要天端高を満足していない結果となった。これらの現況評価結果から、課題の抽出や今後のモニタリングの方法を整理した。
期 間
2020/07/14~2021/02/26
本業務は、(主)沼津土肥線の橋梁「吉妻橋」について、大規模地震に対する耐震性能を確保するために、橋梁耐震補強設計を実施した。橋梁耐震補強設計については、道路橋示方書(平成24年3月版)及び、関連基準類(国総研技術資料第700号、NEXCO設計要領 第二集 橋梁保全編、静岡県橋梁設計要領等)に準じて、補強工法の比較検討を行い、採用補強工法について詳細設計を行なった。
また、設計成果(設計図面、数量計算等)に基づいて電算帳票を作成した。