静岡コンサルタント株式会社の受注業務・工事一覧

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期 間 2022/05/19~2023/03/17
本業務では、令和元年度に詳細設計が実施された静岡県富士土木事務所が管理する(一)富士停車場伝法線に架橋予定の(仮称)青葉橋について、施工計画の見直しを行った。青葉橋のP1橋脚は、令和3年度非出水期内にフーチング全体及び柱(竪壁)部の配筋(コンクリート未打設)が施工完了した。当初設計では、令和4年度工事として、P1橋脚の残工事とA1橋台の工事を同時施工することが計画されていた。しかし、令和3年度工事の施工実績から、オープン掘削による水替え、出水時の浸水、同時施工による錯綜を考慮すると非出水期施工での完了ができない懸念があるため、A1橋台・P1橋脚の同時施工を見直す流れとなった。また、当初設計では、施工をオープン掘削(土工)で行うことを基本としていたが、同様の理由から施工方法についても再検討する必要が生じた。協議の結果、本業務での青葉橋の施工方法は「A1橋台・P1橋脚 別施工」「A1橋台:鋼矢板仮締切」「P1橋脚:鋼矢板仮締切」を採用した。また、A1橋台側の護岸に布設されている既設光ケーブルの施工時仮設設計及び完成時本設設計を実施した。
期 間 2022/03/24~2023/03/20
本業務では、静岡県富士土木事務所が管理する(主)富士川身延線の羽鮒カルバートの補修設計を実施した。本構造物は頂版および側壁の目地材が経年劣化により欠損しており、目地部から漏水が見られたため、目地部補修として止水パッキン工法を提案した。漏水はボックスカルバート外側からの雨水の浸入であることが明らかなため、頂版は外側から補修することとしたが、側壁は左外側は添架物があり右外側は地中であることから内側から補修することした。本構造物は土被りが無く頂版上面に5cm程度の舗装が施されている状態である。このため、設計当初に土被りの薄さを考慮せずに設計が成された可能性があり、頂版に多数生じているひびわれは、施工後に温度変化の影響が顕著に現れたものと推察する。ひびわれ幅は0.15~0.4mmであるため、低圧注入工法での補修を提案した。頂版上面に設置されている転落防止柵は破断しており、歩道や車道への落下等による第三者被害が懸念された。本構造物の頂版外側はJR身延線の芝川駅構内であるが、頂版上面は現状で利用されていないため、転落防止柵は不要であると判断し撤去することとした。
期 間 2022/07/12~2023/02/28
本業務は、平成18年度より運用している年川残土処分場において、建設発生土の受入れに伴う盛土により、既存搬入路が通行できなくなるため、盛土の施工状況にあわせた新規搬入路の設置検討を行う。本業務は、LPデータ(G空間情報センターの3次元計測データ)を地形図として設計を行う業務であるが、該当箇所の最新LPデータ(令和2年3月27日)の登録年月から時間が経っている。よって、現在も建設発生残土を搬入中である年川残土処分場の最新地形と盛土施工状況を確認するため、ドローンによる空撮(オルソ画像作成)を行い、新規搬入路の計画に役立てた。また、年川残土処分場の全体盛土計画(Aライン・Bライン・Cライン)を行うにあたり、LPデータより各盛土ラインの縦横断面図を作成し平均断面法で概算盛土量を算出した。概算盛土量と施工計画を踏まえた全体施工ステップ図を作成し、年川残土処分場における新規搬入路と盛土の施工計画を行った。
期 間 2021/11/16~2023/02/28
本業務は、(一)下土狩徳倉沼津港線の橋梁改築事業で新たに建設される道路によって分断される三島市道及び清水町道の機能を回復して円滑な地域内交通を確保するための付替え道路の設計を行うものである。本業務では、3地区(徳倉・長伏・的場)で各3回地元説明会を開催し、地元区長をはじめ関係者延べ177人と事業及び設計に関する意見交換を行った。その結果を基に、関係機関(三島警察署・沼津警察署)との協議を実施して各取付道路の設計条件を整理した計画図を作成して地元の基本合意を得ることができた。計画図作成の際には、地元住民の道路の使用形態について聞き取り調査を実施、さらに路線バスの運行状況等を調査し、取付道路完成後の変更路線ルートの提案、さらに本線と取合い道路間に生じる余剰地の有効利用方法等について検討を行い、公共用地取得面積を最小限に抑えた設計を行った。さらに今後の詳細設計に必要な現地の調査・設計業務の提案、さらに事業の円滑な進捗を図るため、3次元データによる完成予想図の作成を提案した。
期 間 2021/06/29~2023/02/28
本業務は、一般県道下土狩徳倉沼津港線の橋梁改築事業において、狩野川を挟んだ徳倉地区と長伏地区に架橋する橋梁と(一)下土狩徳倉沼津港線新設区間の擦り付け部において整備する擁壁の設計と、橋梁と共に整備する新設区間における清水町道と平面交差点の設計を実施することを目的とする。駿東郡清水町市街地には狩野川を渡る橋が少なく、特に、現道の「徳倉橋」では朝夕の通勤時間帯を始め慢性的な交通渋滞が発生し、地域の生活や経済活動に大きな支障をきたしている。「(仮称)狩野川新橋」を整備することで、清水町市街地や徳倉橋の渋滞緩和により、都市内交通の円滑化、物流効率化を図る。
期 間 2022/07/20~2023/02/28
本業務は、過年度に実地した中山川支川奥沢砂防堰堤詳細設計に伴い、砂防管理用道路における付替道路設計及び切土法面の予備・詳細設計を目的とする。堰堤計画地には山林からの進入路(私道)があるが、大部分が堰堤、堆砂域により使用ができなくなる。私道の付け替えが必要となり、堰堤右岸部に付替道路を設置し、管理用道路と併用するものである。管理用道路計画に伴い法面対策が必要となりその対策として、切土工・アンカー付吹付法枠工・地山補強土工の3案を選定し比較した結果、経済性からアンカー付吹付法枠工を採用する。法面設計を行う際の計画安全率は、当該地が砂防堰堤工事の管理用道路であり、重要度は低いと判断し市町村同程度と位置づけ1.12とした。アンカー施工に伴い、在来工法であれば、足場を組足場上で削孔機による削孔を行うが、当該地は山中であり、大型のクレーンの搬入が難しいことから新技術・新工法である無足場アンカーを提案、選定に当り、通常の足場工を使用した場合と無足場アンカーの経済性・施工性(工期)を考慮の上、経済性・施工性に優れる無足場アンカーを提案する。
期 間 2022/08/09~2023/02/28
徳倉橋側道橋は、一級河川狩野川を渡河する橋梁として橋長158.0mで設計され、A1橋台及びP1橋脚の施工は完了している。(A2橋台及び上部工は未施工)当該側道橋の架橋位置において、河川護岸の整備計画が変更になったこと等から、A2橋台位置の再検討を行った結果、橋長は155.3mとなり、橋長が2.7m短くなった。それに伴い、A1橋台及びP1橋脚の設計反力が当初設計から増減することになった。本業務の目的は、設計反力の変更に伴い、既に施工済みであるA1橋台及びP1橋脚の設計照査を行うことである。A1橋台は逆T式橋台で、基礎は場所打ち杭基礎である。P1橋脚は小判型橋脚で、基礎は場所打ち杭基礎である。当該位置は液状化が生じる地盤のため、液状化地盤での基礎の耐力照査を行った。設計照査の結果、A1橋台及びP1橋脚ともに安定性、部材耐力に問題がないことを確認した。
期 間 2022/03/24~2023/01/31
(国)469号勢子辻バイパスは、普通河川勢子辻沢を渡河する付近において林道ヌカリヤ線と交差する。本業務は、(国)469号勢子辻バイパスの橋梁計画に合わせて林道ヌカリヤ線の付け替えに必要な道路詳細設計および路線測量を行うことを目的とした。付替計画を行う林道ヌカリヤ線は、第2種第2級の幹線林道であり、(国)469号バイパスと(主)富士裾野線との重複区間に接続する現況幅員L=4mの林道である。平面計画は、林道の線形と(国)469号バイパスとの交差角を現道と同程度とし、交差位置は、ボックスカルバートと橋台の間がウィングで処理できる位置とした。縦断計画は、(国)469号勢子辻バイパスの道路計画高を基に、必要土被りを確保し、林道に必要な建築限界H=4.5mが確保できる高さとした。また、現況林道に合わせる為に現況同勾配で計画した。横断計画は、地質条件と(国)469号の橋梁施工計画を考慮して法面勾配を選定した。また、ボックスカルバート内と前後10m区間はコンクリート舗装で計画し、その他区間は砂利舗装で計画を行った。よって、2種類の舗装はFH位置が異なるため、路盤高を合わせる摺付計画を行った。
期 間 2021/08/18~2023/01/31
本業務は、予備設計で決定された基本事項、設計図書に示された設計条件、既往の関連資料、電線共同溝施工位置の地形、地質、既設埋設物条件、沿道の条件に基づき、詳細構造を設計し、工事発注に必要な図面・報告書を作成することを目的とする。具体的な業務内容は以下の通りである。・参画企業調整会議の開催と配線計画の整理・とりまとめ。・新技術(低コスト手法)と従来方式の比較検討に基づく地中化方式決定。・特殊部規格の検討。・施工計画の立案。・平面・縦断線形設計と以下のコントロールの抽出と対策。コントロール:(1)現地と基図の差異、(2)歩車道内の地下貯留槽の回避、(3)既存埋設管の移設、(4)既存埋設管との離隔。対策を以下の通り実施した。(1)への対策:補足測量の提案と実施。(2)への対策:平面線形により回避するため管路を車道設置とした。(3)への対策:道路管理者、電線管理者との協議により電線共同溝は車道に整備することで支障移設を最小限とした。(4)への対策:既設埋設管との離隔は、占用物件管理者と協議を行い、合意を図りながら設計を行った。また、詳細設計図面と数量計算書をもとに電算帳票を作成し、成果品をとりまとめた。
期 間 2022/05/19~2023/01/31
本業務は、林道ヌカリヤ線を横過する(国)469号勢子辻バイパス建設に伴い必要となる箱型函渠の詳細設計を実施するものである。現場は林道沿いに河川があり、その河川は橋梁で横過する計画であることから、橋台際に箱型函渠を設置することとなるが、橋台に函渠工の荷重が作用しないようにするため、橋台と函渠工は離隔をとることとする。地質調査の結果、支持層は玄武岩質溶岩であるが、地表面から2~3m以深となることから函渠工下面の置き換えを行う。置き換えの方法は、砕石等による置き換えと現地発生土を安定処理して置き換える方法があるが経済比較の結果から安価な現地発生土を安定処理して置き換える方法とする。次に、盛土高が6m以上あることから函渠工と盛土部に生じる段差をやわらげるため踏掛版を行う。また、内空断面が縦6.1m×横5.1mとカルバート工指針の従来型カルバートの適用範囲を逸脱するこから地震時の検討を合わせて行い部材厚や配筋を決定する。