茨城県の発注業務・工事一覧

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期 間 2025/02/19~2025/10/26
本業務は、JR水郡線に架橋されている主要地方道那珂湊中台線の中台跨線橋の過年度の定期点検において、S判定と判定された下り線主桁のアルカリ骨材反応の可能性が高い橋軸方向のひび割れに対して、詳細調査および補修設計を行ったものである。中台跨線橋は、橋長が15.3mの1径間のプレテンション方式PC単純ホロースラブ桁で、JR水郡線を跨ぐ橋梁である。詳細調査では、ひび割れがみられたG15桁からはつりとったコンクリート片での走査電子顕微鏡観察、ドリル法を用いての塩分含有量試験、中性化深さ試験、そして、シュミットハンマーを用いての反発硬度試験を行った。試験の結果として、アルカリ骨材反応は確認されず、塩害、中性化による鉄筋腐食の可能性はないという結果であった。また、コンクリート強度については良好であった。補修設計では、ひび割れやうきから内部へ水分などの劣化因子の浸入を防ぐため、ひび割れ注入工、ひび割れ充填工、断面修復工、また、橋面から水分等の劣化因子の浸入を防ぐため、舗装打換え工、橋面防水工、伸縮装置取替工を提案した。
期 間 2024/07/02~2025/03/15
本業務は、水戸市中河内町に位置する主要地方道水戸勝田那珂湊線の道路改良整備に資する基礎資料として延長720mの道路詳細設計を行ったものである。 当路線は別途計画しているほ場整備事業との調整が必要なため、用排水路及び取付道路等の計画を行った。 作業実施にあたり、過年度成果及び現地調査結果に基づき施工性、経済性、供用性に十分配慮した最適な計画を実施し、総合的な検討を加え報告書にまとめ納品した。
期 間 2025/01/18~2025/10/14
本業務は、主要地方道水戸神栖線の涸沼大橋において、過年度に実施した橋梁定期点検結果で修繕が必要になった箇所の修繕設計であり、総合的な検討を加え、施工計画を充分考慮して、橋梁修繕工事に必要な設計を行った。また、検討の結果、上部工補修設計に「桁端部の補修設計」を加え、また、「高欄・防護柵取替設計」「縁端拡幅設計」を新規に追加した。支承の補修は損傷に応じて「支承交換」または「支承防錆」とした。桁端部の補修は損傷に応じて「当て板補修」「断面修復」または「塗装塗り替え」とした。高欄・防護柵については全延長にわたり、「防護柵取替」とした。下部工の「縁端拡幅」は、支承交換箇所に対して縁端距離を確保するとともに、ジャッキアップの配置を考慮して拡幅幅を決定した。
期 間 2025/04/01~2025/10/31
本業務は、飯田ダムにおいて過年度に策定した長寿命化計画について、土木構造物、機械設備、電気通信設備の中長期的な維持管理方針を、最新の指針やマニュアルに基づき、社会情勢の変化や現在の対応状況を考慮して時点修正を行ったものである。機械設備および電気通信設備の健全度は、整備・点検・更新記録等の履歴、管理者へのヒアリング、現地調査結果を基に、最新基準類に準拠して評価を行った。土木構造物については別途実施したダム総合点検の結果を反映した。また、新技術の活用によるコスト縮減効果を考慮したダム中長期計画として今後29年間のコストグラフを作成すると共に、維持管理計画ならびに飯田ダム長寿命化計画書を更新した。
期 間 2025/03/11~2025/10/31
本業務は、一級河川谷田川における牛久沼の堤防天端に観測点を設け、堤防高の沈下状況を計測するための基礎資料を得ることを目的として、水準測量を行うものである。
期 間 2025/06/25~2025/10/22
本業務は、一般県道岩瀬二宮線における設計及び施工に必要となる基礎資料を得ることを目的として実施した路線測量及び道路詳細設計であり、経済性、施工性、供用性、景観、環境等について総合的な検討を行ったものである。路線測量については、路線が変更となる区間におけるL=90mについて作業計画、現地踏査、線形決定、IP設置、中心線測量、縦断測量、横断測量、用地幅杭設置測量、境界点間測量、面積計算、用地実測図原図作成等を行った。道路詳細設計については、用地における制約条件を確認し、条件を満たすように計画を行った。平面計画については、道路右側における宅地において、建物にかからないよう地権者の要望を考慮し擦り付け位置をL=20~30m手前として行った。縦断計画については、沿道に宅地等が連なっているため、現道とほぼ同様の高さに計画を行った。横断計画については、規定の幅員から現道への擦り付け区間を検討し制約条件内での擦り付けを行った。付帯構造物設計については、排水構造物及び縁石等の施設について設計を行った。以上により数量計算を行い、報告書をとりまとめ成果物を作成した。
期 間 2025/06/18~2025/10/15
本業務は、一級河川恋瀬川における河川改修の計画、設計及び施工を実施するための基礎資料を得ることを目的とし、0.33km2の航空レーザー測深測量を実施した。航空レーザー計測は陸域0.5m×0.5mメッシュの範囲に1点以上、水域1.0m×1.0mメッシュの範囲に1点以上レーザ点が照射されるように計測し、航空レーザー測深用数値写真の地上画素寸法は25cm以内とした。また、設定した測線位置で横断図を作成した。作成した成果は、公共測量作業規程の準則に従った航空レーザー測深データ1式、河川管理用三次元データ活用マニュアル(案)に従ったLASデータ(オリジナルデータ、グラウンドデータ、グリッドデータ)1式、グラウンドデータから生成した地形モデルにより作成した横断図1式、オリジナルデータを用いた樹高分布図1式、堤防内に存在する5m以上の高木エリアを表示した死水域図1式
期 間 2025/06/21~2025/10/18
急傾斜地崩壊危険区域指定のため、対策工事の計画、設計及び施工を実施するための基礎資料を得ることを目的として測量を行うものである。
期 間 2025/05/15~2025/10/15
本業務では、千波湖(桜川)の水質浄化事業(昭和63年10月15日那珂川を水源とする導水開始)による桜川及び千波湖内の水質改善状況を把握するため水質調査外を実施した。本業務の水質調査地点は、桜川3地点、狭間川1地点、千波湖内3地点の計7地点である。また、水環境変化の把握のため梅郷橋、千波湖西側、千波湖東側の3地点に定点カメラを設置し、関係機関がリアルタイムで状況の監視を可能とした。さらに千波湖への流入量を把握するために流入河川である桜川とともに千波湖へ流入する狭間川(大山橋地点)に水位計を設置し、リアルタイムでの水位観測と調査毎に流量観測を実施し、流量把握を行った。調査結果では水質の改善及び植物プランクトンの種数、優占種に変化が見られ水質浄化事業の効果が示唆された。特に、桜川への導水及び千波湖への放流によりアオコの原因種となる藍藻類の減少効果が確認された。また、導水の状況(時期、水量、継続時間等)によりアオコの発生状況の変化が確認された。今後、継続的に導水を実施することにより、より水質の改善、アオコの減少が期待される。
期 間 2025/07/23~2025/10/20
平成27年9月の関東東北豪雨により浸水被害を受けた一級河川田川については、過年度(平成31年度)に基準水位の検討が実施されている。本業務では、鬼怒川との合流点に国土交通省が久保田水門を設置したことを踏まえ、当該基準水位の見直しを行った。検討にあたっては、国土交通省が検討した操作基準水位と整合させるよう田川橋での基準水位を検討した。また、検討は現在整備中の田川堤防の完成前(現況堤防)と完成後(河道内貯留堤防)の2ケースで実施した。氾濫危険水位は久保田水門の被害発生水位からリードタイムの水位上昇量を差し引いた水位値とした。避難判断水位は氾濫危険水位からリードタイムの水位上昇量を差し引いた水位値とした。氾濫注意水位は久保田水門の操作開始水位と整合した水位値とした。なお、水位上昇量は水門閉鎖後の水位データが存在しないため、解析モデルから推定した。検討結果を市説明資料にとりまとめた。情報伝達のレベルを併記するとともに、県では国土交通省が市へ提供する情報とは別に補足的に情報提供することを明記した。なお、過去の水位データから久保田水位の閉鎖は約3年に1回の頻度であることを確認した。