期 間
2020/06/30~2021/02/26
本業務は、静岡県が管理する橋梁の損傷及び変状を早期に把握することにより、安全かつ円滑な交通を確保するとともに、沿道や第三者への被害の防止を図るため、「静岡県橋梁点検マニュアル 令和2 年度版(静岡県交通基盤部道路局道路整備課R2.4)」に基づく橋梁点検を実施し、効率的な維持管理に必要な基礎資料を得ることを目的とする。
期 間
2020/03/26~2021/01/20
本業務は、県管理道路上重要な橋梁である村良下橋について、道路橋示方書(平成24年3月、平成14年3月改定)で要求される耐震性能に対する検証・照査を行い、不足する耐力等について、耐震補強設計の詳細設計を実施することを目的とする。橋脚柱の耐震補強では、河川への影響等を考慮して鋼板巻立て工法を選定した。橋脚基礎の耐震補強では、経済性などから、鋼管杭補強を選定した。施工計画は大型土のうによる仮締切にて、2橋脚ずつ補強を行うよう計画した。橋長:64.2m、支間長:8×7.6m、総幅員:6.15m、上部工形式:RC単純T桁橋(8径間)、下部工形式:重力式橋台、4柱ラーメン式橋脚、基礎形式:杭基礎(RC杭)。
期 間
2020/09/05~2021/01/15
本業務は、静岡県が管理する掛川、磐田市内の横断歩道橋(本所歩道橋、加茂川歩道橋)について塗膜分析調査を行った。塗装の剥離作業における作業者の安全確保と、塗膜くずの適正な処分方法を検討するための基礎資料収集を目的とする。対象の横断歩道橋の既存塗膜を素地調整(2種ケレン相当)して塗膜調査の試料を採取し、既存塗膜に含有している有害物質の含有量分析試験を実施した。また、試料採取の為に塗膜を剥離した部分は、電動工具を用いて素地調整(1種ケレン相当)を行い、ローラー等を用いて塗替塗装を行った。含有量試験の結果、2橋ともに鉛・クロム・PCB の有害物質の含有が確認された(但し、クロム、PCBは基準値以下)。
期 間
2020/08/27~2021/01/18
本業務は、静岡県が管理する磐田、袋井、掛川、菊川市内の横断歩道橋(11橋)及び門型標識(1基)の損傷及び変状を把握する為、定期点検を実施し効率的な維持管理に必要な基礎資料を得ることを目的とする。「歩道橋定期点検要領」及び「附属物(標識、照明施設等)点検要領」に基づき、徒歩・高所作業車による近接目視点検を実施し、部材単位毎及び歩道橋毎の健全性の診断評価を行い、点検結果及び診断結果については点検表記録様式にまとめた。点検では腐食、防食機能の劣化、下部工のひびわれなどが確認された。
期 間
2020/07/22~2021/01/03
令和2年7月5~6日にかけ梅雨前線がもたらした豪雨により二級河川三倉川の右岸側山腹斜面が崩壊し、その土砂が河道を埋塞させて越流に至り、左岸側既設護岸を浸食した。
沿道耕作地の冠水、周辺民家への被害はなかった。
本委託は三倉川の災害復旧のため測量を行い、復旧工法等を検討し、護岸詳細設計を行うものである。
護岸詳細設計においては、河床代表粒径をもとに災害ABC表を作成し、代表流速から復旧工法をコンクリートブロック積に決定した。
河道埋塞については実測横断面図と点群データを重ねて埋塞率3割以上の範囲を算出した。また工事に必要となる仮設構造物を検討し、施工計画として重機の配置、施工順序などを図上で確認した。
期 間
2020/05/27~2020/11/30
本業務は、朝比奈川を横断する(主)焼津森線の横内橋に対し、補修設計を実施したものである。本橋は1960年竣工(供用60年)の3径間ゲルバー式RC中路桁橋で、直近の2017年12月の定期点検において早期措置段階(判定区分III)の損傷が確認された。本業務では、現場にて点検成果を基に劣化損傷の照合・補足を行い、現橋計測により復元された橋梁一般図を用いて損傷図を起こし、これらの成果に基づき橋梁補修設計を実施した。補修設計にあたっては、現橋の供用年数と今後想定される利用状況、及び現橋周辺の道路網を踏まえ、本橋に適した補修範囲・補修工法を選定するよう留意した。
期 間
2020/07/30~2020/10/30
本業務は、令和2年7月26日に発生した集中豪雨により、静岡県清水区由比入山地先の二級河川由比川の護岸が被災したことから、今後、豪雨の影響により堤内地への崩壊が拡大されることが予想されるため、被災施設の再構築を設計するものである。現地調査は、崩壊している河川施設を確認し災害復旧延長を設定した。護岸擁壁の崩壊判定は、護岸裏の土砂流出、護岸の崩壊状況から判定した。復旧区間及び設計位置を確認して、平面、縦断及び横断測量を実施した。河道計画では、現況特性、被災水位、被災のメカニズムを推定して、計画を立案した。河道設計で、最低河床高、残存擁壁状況を把握して護岸計画を行い、護岸直高から大型ブロック積み擁壁を提案した。河川内に搬入するための工事用道路計画は、地権者の同意を得られないなどから、河床との差9mの資材置き場から搬入し、中段で切り返す法線を計画した。このことにより、大型土のうの土留めを採用した。その他作業は、A・B表、概算工事費、写真帳を作成した。
期 間
2020/03/24~2020/09/30
本業務委託は、周知郡森町三倉地内における(主)藤枝天竜線に架かる宮下橋に関して現況調査(損傷調査)及び塗膜調査を行い、補修設計に用いる橋梁一般図、構造一般図を作成する。
また、現況調査の結果、損傷の著しい部位に関して補修が必要となった場合、その対策工法を検討し、詳細設計を行う。
期 間
2019/12/21~2020/06/30
本業務は、静岡県が管理する6 橋梁(真砂橋、元屋敷橋、細ヶ谷橋、中橋、葛川橋、
板沢橋)について塗装塗替を実施するにあたり、塗装の剥離作業における作業者の
安全確保と塗膜くずの適正な処分方法を検討するための基礎資料収集を目的とし、
PCB や鉛等有害物の含有について、塗膜分析調査を行うものである。
期 間
2019/09/28~2020/05/29
本業務は、静岡市清水区馬走地内の四方沢急傾斜地において、急傾斜地対策工法の詳細設計・電算帳票作成と路線測量を行った。
対策工法は、「静岡県急傾斜地崩壊対策事業の手引き」の対策工法フローを基に、経済性に優れた対策工法と線形で計画をした。計画地付近へ乗入れる現況道路幅員が狭いため、工事用道路について、計画地内外の工事用道路について検討を行い、路線を選定した。また、斜面直下に人家等があるため、急傾斜地崩壊対策工事の施工中の切土、砕石などの崩壊、飛散な土の災害を防止するため、仮設防護柵を設置する計画をした。