期 間
2022/09/28~2023/03/22
本業務は、(主)豊橋湖西線道路改築事業において、(準)一の宮川を渡河する中瀬木橋の歩道拡幅を目的として、過年度の予備設計に基づき側道橋(添架式アルミ床版)の詳細設計を行ったものである。設計にあたっては、既設橋調査として床版配筋状況、座標観測等の拡幅に必要な諸条件を確認し、橋梁計画に反映した。また、拡幅に伴う既設橋改築として、歩車道境界の移設、橋面防水、床版切断面の被覆モルタルの設計を行った。橋梁長寿命化の観点より、縦目地の経年劣化により支承部や桁下面への漏水が懸念されることから、対策として目地下に縦樋・水切りを設置した。
期 間
2021/08/19~2023/03/20
本業務は、二級河川小薮川の河川改修に伴う中川橋(県道山梨敷地停車場線)の橋梁詳細設計を行うものである。小薮川は全体計画(平成4年度)に基づき下流側から河川改修が進められており、中川地区において、県道山梨敷地停車場線が渡河する中川橋の架け替えが必要になった。中川橋の架け替えについては、平成26年度に実施した橋梁及び道路予備設計にて、平面線形及び橋梁構造を決定していたが、遠州広域水道導水管の本事業への影響や沿道地権者への対応等が課題として残っていたことから令和元年度の予備検討業務にて、これら対応策を検討した。本業務は過年度に実施した検討結果を踏まえ、中川橋の橋梁詳細設計を実施し、工事発注に必要な設計図書の作成を行った。また、中川橋の下流80mで架け替えを予定している118号橋(町道中川下・牛飼線)の工事発注に伴う電算帳票作成も同時に行った。
期 間
2022/10/05~2023/03/24
本業務は、周知郡森町中川地先を流れる二級河川小薮川の災害復旧工事のため、河川測量及び護岸詳細設計、災害査定のための資料作成等を実施した。令和4年9月23日から9月24日の台風15号(天方観測所 連続総降雨量354.0mm)により、既設護岸が上・下流2箇所にわたって崩壊した。上流側両岸約23.6m、下流側左岸20.0mが異常出水により河床洗掘が生じ、堤防の浸食も発生し、護岸が被災した。測量業務では作業実施に先立ち、測量方法、使用する主要な機器、作業手順、日程等について適切な作業計画を立案してから、現地踏査、4級基準点測量、路線測量及び現地測量を行った。設計業務では現地踏査等を行い、被災の原因を把握した後、河川縦横断計画を行った。被災箇所のセグメント区分は谷底平野に分類され、設計流速は上流側Vd=2.6m/s、下流側Vd=3.3m/sとなった。この条件を基に「護岸工法設計流速関係表(C表)」より、適用可能な工法の中から"連節ブロック張"を採用した。
期 間
2022/10/26~2023/03/15
本業務は、清水港内に敷設されている富士見埠頭3号・7号道路の舗装補修に先立ち、舗装構成設計に必要なCBR値等の基礎資料を得ることを目的とする。
期 間
2022/10/05~2023/03/15
本業務は、アンカー頭部のぐらつきや法枠と地山の空洞化など法面アンカーに変状が見受けられるため、アンカー機能の健全度を判断するリフトオフ試験等の調査を行った。結果として,アンカーの健全度は左側斜面でA評価、右側斜面でC評価と判定された。
期 間
2022/09/29~2023/03/17
本業務は藤枝市瀬戸ノ谷地先の二級河川瀬戸川において、令和4年9月23日から24日早朝に連続雨量320mm(瀬戸谷雨量観測所)の台風第15号により、被災した護岸の復旧を目的として被災箇所の測量調査及び復旧に関する設計を行った。被災箇所は、被災延長L=31.1mの野面石張護岸(1:1.0)で、護岸天端から堤防天端までは土羽法面となっている。復旧に関する設計においては、既往資料調査や現地踏査を行い、被災箇所の被災水位の確認、起終点の確認、被災原因の確認等を行い、それを踏まえ被災箇所の復旧工法の提案をした。復旧工法については、設計流速や経済性、景観、維持管理面など、総合的に評価し、護岸は現況復旧となる野面石張護岸(1:1.0)、土羽法面は砂質土の標準安定勾配(1:1.2)で計画した。
期 間
2022/06/04~2023/03/20
平成13年12月に策定された太田川水系河川整備計画の基本方針の一項である「河川に関する情報を幅広く提供し、地域住民の川づくりの活動との連携・支援」の具現化のために、平成15年11月に『太田川情報編集局』が立ち上がった。その情報誌「てくてく太田川」は、太田川に関わりを持つ地域住民が編集局員となり、県や市町、住民団体が開催するイベントの告知、県や市町が行っている事業内容や進捗状況、流域の課題や問題点の提示等、川に関する様々な情報を掲載した情報誌となっている。本業務は、太田川情報編集局を運営し、その活動をソフト、ハード両面でバックアップする事を目的とし、主として情報誌「てくてく太田川(第22号)」を発行するための企画、会議運営、取材活動の支援から編集、印刷、配布までの業務を行うものである。
期 間
2022/09/26~2023/03/15
静岡市葵区腰越地先の一級河川西河内川において、令和4年9月23日深夜から24日早朝の累計雨量461mm(俵沢雨量観測所)の台風15号により右岸が1箇所被災した。本業務では、被災箇所の測量調査及び復旧に関する設計を行った。復旧に関する設計においては、既往資料調査や現地踏査を行い、被災箇所の被災水位の確認、起終点の確認、被災原因の確認等を行い、それを踏まえ被災箇所の復旧に関する設計を行った。被災原因は根固めのない水衝部となる区間で河床洗掘が発生したことで護岸が陥落、護岸が陥落したことで、護岸背面の土砂が吸い出され被災範囲が拡大したと推定した。被災前はコンクリートブロック積擁壁及び石積み擁壁であったが、経済性や施工性について比較を行い、コンクリートブロック積擁壁で復旧する計画とした。河床洗掘の対策として、根固めのない区間に根固めを新設する計画とした。工事用道路へは対岸から進入する計画とし、水の切り回しは土のうとコルゲート管を用いて行い、瀬替え断面は現在の水断面より大きくなる断面を確保した。
期 間
2022/10/07~2023/03/15
静岡市葵区中川内地先の二級河川中河内川において、令和4年9月23日深夜から24日早朝の累計雨量423mm(和田島雨量観測所)の台風15号により、左岸が2箇所被災した。被災箇所は下流工区(その3)と上流工区(その4)に分かれており、本業務では、被災箇所の測量調査及び復旧に関する設計を行った。復旧に関する設計においては、既往資料調査や現地踏査を行い、被災箇所の被災水位の確認、起終点の確認、被災原因の確認等を行い、それらを踏まえ被災箇所の復旧に関する設計を行った。下流工区は被災前は玉石積擁壁であったが、護岸工法について経済性や維持管理、施工性等について比較を行いコンクリートブロック積擁壁で復旧する計画とした。上流工区は玉石積擁壁であったが、下流と同様に比較検討を行った結果、こちらもコンクリートブロック積擁壁で復旧する計画とした。上流、下流の両方の被災原因となった河床洗掘の対策として最深河床から1.0m以上の根入れを確保するとともに、既設の根固めを再度設置する計画とした。
期 間
2022/09/27~2023/03/15
本業務は、静岡県が管理する橋梁(藤枝市内N=13橋)の損傷及び変状を早期に把握することにより、安全かつ円滑な交通を確保するとともに、沿道や第三者への被害を防止するため、「静岡県橋梁点検マニュアル 令和2年度版 令和2年4月 静岡県交通基盤部道路局道路整備課」に基づく橋梁定期点検を実施し、効率的な維持管理に必要な基礎資料を得ることを目的とした。点検は、近接目視点検を実施するため、橋梁点検車(SF77B1FR)並びに点検支援技術性能カタログより新技術《YZ30FCSB》を活用し、部材単位及び道路橋毎の健全性の診断評価を行った。(※NETIS登録番号:HR-200003-A)また、静岡県点検調書作成システムにより健全度を算出し、点検・診断結果を点検表記録様式にまとめた。なお、道路橋毎の健全性の診断「III」判定となった橋梁(落合橋7)が1橋あった。落合橋7については、H29年度点検からCo補強材の鋼板に板厚減少等が見られたが、路面全体(舗装、伸縮装置)の補修対策(舗装打替え他)がなされた事で、その後の著しい損傷(変状)の進行が視認されない事から、判定区分「IIIa」と診断した。