期 間
2023/12/05~2024/06/28
本業務は、静岡県が想定する津波への対策として、相良港海岸片浜地区の延長約1,670mの既設堤防について、津波や高潮等の災害から人命、財産を守る防護施設へと改良するための実施設計を行ったものである。
当該区間は、レベル1地震動による地盤の液状化対策が不要な地盤であり、基本的にパラペット嵩上げにより対策をすることとなっている。対策断面に対して、偶発状態の地震応答解析(FLIP)の結果、レベル2地震後の残留変位が許容値内であることが確認されており、「粘り強い構造」については、洗掘を想定した安定性の照査結果から、堤防背後の地盤が既に「粘り強い構造」であることが確認されたため、(1)区間及び(2)区間の新規の対策は不要となっている。
本設計では、過年度基本設計に基づく基本断面及び地元協議結果を踏まえた断面図を基に、工事発注に必要となる図面・数量計算書の作成、施工計画図を作成した。
対象施設である相良港海岸片浜地区の堤防延長は、約L= 1,670mであり、R3基本設計において、以下の3区間に設定されている。また、対象区間内に片浜12号陸閘及び片浜13号陸閘があるが、これらは別途設計にて耐震・耐津波対
期 間
2023/09/20~2024/06/28
本業務は、静岡市清水区千歳町地先の二級河川巴川において、老朽化したパラペットの更新を目的として、護岸工(L=220m)の詳細設計を行うものである。
期 間
2023/10/13~2024/03/22
本業務は、静岡県島田土木事務所が管理する片持ち式の付属物について、損傷及び変状を早期に発見し、安全かつ円滑な交通を確保するとともに、沿道や第三者への被害の防止を図るための効率的な維持管理に必要な基礎資料を得ることを目的として、道路案内標識の詳細点検を実施したものである。調査を実施した道路案内標識柱は90基、道路案内標識台帳作成は122基である。施設の健全性の診断結果は、健全(I):41 基、予防保全段階(II):82 基、早期措置段階(III):I基と判定し、緊急措置段階(IV)は無かった。
期 間
2024/01/19~2024/03/22
静岡県では、県が管理する海岸保全施設について、予防保全型の維持管理を推進するため、最新版の「海岸保全施設維持管理マニュアル」に基づいた長寿命化計画の変更を行うことを予定している。本業務は、清水港海岸の長寿命化計画について、計画の変更に必要となる三次元調査を行うものである。
期 間
2024/01/19~2024/03/22
静岡県では、県が管理する海岸保全施設について、予防保全型の維持管理を推進するため、最新版の「海岸保全施設維持管理マニュアル」に基づいた長寿命化計画の変更を行うことを予定している。本業務は、清水港海岸の長寿命化計画について、計画の変更に必要となる三次元調査を行うものである。
期 間
2023/07/12~2024/03/22
島田市川根町切山地先に位置する家山川支川切山川において、過年度に改築設計を行った12号堰堤の工事の際に、既設垂直壁基礎部の上下流で洪水時の伏流による空隙が確認された。本業務は、当初改築設計では12堰堤垂直壁の改築工事が困難となったため、垂直壁を含めた前庭保護工の修正設計を行い、工事に必要な設計図書と電算帳票を作成した。また、構造協議資料を作成し、砂防課と協議を行った。その結果、既設垂直壁工を増し厚して落差を伴う垂直壁とし、その下流に洗堀防止対策として前庭保護工を配置した。
期 間
2023/09/12~2024/03/25
本業務は、静岡市葵区中ノ郷地先に位置する安倍川支川村上沢において、砂防堰堤概略設計を行ったものである。
概略設計の実施に関しては、既存資料を把握し、現地周辺状況、各諸条件、関連計画を考慮のうえ、最適な堰堤配置を決定することを目的とした。検討の結果、左支川を含めた計画土砂量を捕捉できる不透過型堰堤(H=5.0m,L=51.0m)を1基配置する結果となった。
期 間
2023/08/31~2024/03/21
本業務は、田子の浦港管理事務所が管理する橋梁「沼川新橋」(橋長=63.3m、全幅員=15.60m、鋼3径間単純合成鈑桁橋、1967年(昭和42年)架橋、一級河川沼川渡河)に対して、大規模地震に対する耐震性能を確保するために、橋梁耐震補強設計(工法選定)を実施した。橋梁耐震補強設計においては、道路橋示方書(平成29年11月版)および関連基準類に準じて、パイルベント式橋脚補強、落橋防止システムの要否検討、補強工法の施工の可否および工法比較検討を行なった。
期 間
2023/11/17~2024/03/19
本業務は、沼津市江浦地区静浦漁港海岸に新たに計画している陸閘のゲート及び下部工の基本設計ならびに実施設計を行うことを目的とする。なお、本設計は、「令和3年度静浦漁港海岸海岸高潮江浦地区海岸保全施設設計業務委託報告書-令和5年3月-」における胸壁及び陸閘の整備計画をベースに計画法線上に新たに陸閘を計画するものである。各種基準、設計手法及び外力の考え方は整備計画に則ることとする。
陸閘開口幅(純径間)は、4t平積みトラックの通行を考慮して有効幅6.0mとし、陸閘敷高(有効高)については、高潮に対する整備高である計画天端高C.D.L+4.20mから過年度胸壁設計にて設定した陸側可変側溝の配置高さと現地盤高より設定した。
期 間
2023/08/17~2024/03/21
本業務は、平成30年度に実施した橋梁点検で早期措置段階(判定区分Ⅲ)と判断された「小潤井川橋」(臨港道路8号線の富士市中河原地先に架かる、一級河川富士川水系小潤井川を渡河する2径間単純H鋼桁橋、橋長33.1m、全幅員18.7m)について、劣化・損傷状況を整理し、補修の要否を検討した上で補修が必要な損傷について詳細設計を実施することを目的とした。