芹澤啓の発注業務・工事一覧

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受注者 株式会社東日
期 間 2023/07/20~2023/12/20
本業務は、(国)136号 下田5丁目交差点から西へ約60mの区間に計画されている道路改築に伴う電線共同溝及び道路修正設計に必要な地質状況の把握を目的とし、機械ボーリング1箇所、土質試験試料の採取、孔内水平載荷試験、室内土質試験を行った。調査の結果、表層17.5mは6層の軟弱な粘性土・砂質土・砂礫層(沖積層)が概ね水平に分布し、沖積層の下位には白浜層群火山礫凝灰岩層が分布することが分かった。支持層には火山礫凝灰岩層(STf)が適す。試験結果及び参考資料より各地層の土質定数(単位体積重量・粘着力・内部摩擦角・変形係数)と、軟弱粘性土層(Ac1・Ac2・Ac3)の圧密特性を検討した。軟弱粘性土層はN値1~2の地層で、盛土等の増加荷重による圧密沈下が懸念されるため、設計時には構造物等の荷重に応じた沈下量を算出・検討する必要がある。地盤の液状化検討の結果、レベル1・レベル2地震動において砂質土・砂礫層(As1・As2・Asg)でFL値が1.0を下回った。道路等を支持する地盤が広い範囲において液状化を起こした場合、道路盛土に亀裂や変状が発生する可能性があるため、地震時の詳細な検討により適切な対策等を考える必要がある。
期 間 2023/06/16~2023/12/15
本業務は、令和5年6月2~3日にかけて来週した台風2号により被災した二級河川敷地川及び垂木川について、「災害時における設計等業務委託に関する協定書」に基づき、査定設計書作成(測量・設計・電算帳票作成)を実施することを目的としたものである。
期 間 2023/06/20~2023/12/13
本業務は掛川市初馬地先の二級河川初馬川において、台風2号の豪雨により崩壊した公共施設の機能回復のための測量・設計を行ったものである。初馬川では、河床洗掘および流体力による河岸侵食による原因で被災したと推察された。最深河床高の評価高から1.0m根入れを取り、上流端の健全なかごマット護岸工との整合性および水理検討の結果を基に、かごマット護岸工を復旧工法と採用した。法面勾配は上・流端の現況に合わせ1:0.5とした。その他、災害査定用資料の作成と、電算帳票作成を行った。
期 間 2023/06/06~2023/12/15
令和4年9月23日から24日の台風15号の豪雨により被災した(主)藤枝天竜線の道路欠壊箇所(令和4年に査定済み)が、令和6年6月1日から3日の台風2号により増破した。増破に伴う復旧に必要となる路線測量、現地測量及び補強土詳細設計を実施し、それに伴う測量成果、設計図面及び数量計算書の作成を行った。測量業務では、UAVを使用した測量を行い地形、地物等の位置及び形状を測定し平面図を作成した。UAVのデータを用い縦断図及び横断図を作成した。設計業務では、測量業務、過年度の地質調査業務の成果を基に、現場発泡ウレタン工法の設計計算を実施し設計図面及び数量計算書を作成した。
期 間 2023/06/28~2023/12/13
本業務は、藤枝市北方地先の二級河川葉梨川の左岸で、基準点測量、現地測量及び路線測量を行い、護岸詳細設計・電算帳票作成を行うことを目的とする。計画箇所は、土羽護岸となっており、法尻部がこれまでの洪水等で洗堀を受け、現在は法尻部を袋詰め玉石にて応急復旧されている。周辺部の河川の整備状況は、計画区間の上下流や対岸はコンクリートブロック張で整備されており、計画箇所は整備済み区間を挟み2工区に分かれている。今回計画する護岸については、整備済み区間との連続性等に配慮し、コンクリートブロック張で計画することとし、既存の袋詰め玉石については、整備区間外で法尻が洗堀を受けている箇所があったことから、洗堀が確認された区間で流用する計画とした。また、仮設工については、工区が分かれていることから、工区分けして仮設計画を行うとともに、瀬替え水路については本設計区間の常時水位における最大流量が流下できる断面とするとともに、仮設管については「コルゲートパイプ」、「高密度ポリエチレン管(シングル構造)」、「高密度ポリエチレン管(ダブル構造)」で経済比較し、最も安価となる工法を選定した。
期 間 2023/05/30~2023/12/20
本業務は、青谷地すべり防止区域の地すべり挙動を把握するため、地すべり動態観測を実施した。動態観測では、既設の地盤伸縮計3台、孔内傾斜計8孔、地下水位計8孔による月1回(5ヵ月)定期観測を行った。業務期間中には台風2号に伴う豪雨(R5.6.2最大日雨量427.5mm、最大時間雨量45.5mm)があったが、その後地すべり変動はないことを確認した。また、今年度の観測結果に基づき、1)aブロックは、対策工計画を立案するため、2)eブロックは、昨年度施工した横ボーリング工1群の効果検証のため、安定計算を行った。解析の結果、1)aブロックの安全率は、地下水排除工計画により5~10%向上が見込まれ、2)eブロックは、横ボーリング工施工前(R4年度)と比べて安全率がほとんど変わらなかった。調査・観測・安定解析結果を踏まえ、aブロックは対策工法として、集水井工・横ボーリング工を選定した。aブロックは、今後、地下水排除工施工により、安全率を向上させる方針とする。また、本業務では、当地区の対策方針として、動態観測を継続し、段階的に地下水排除工の地すべり対策工事を進めることを確認し、現状の課題整理と今後対策等を提案した。
期 間 2022/10/01~2023/12/15
本業務は、(国)136号の葭ヶ窪橋の耐震補強及び橋梁補修設計である。葭ヶ窪橋は、橋長60mの鋼単純上路式ワーレントラス橋で、昭和54年に架設され、現行の基準で求められる耐震性能を有していないことや架橋後44年が経過し老朽化による健全性の低下が見られることから耐震補強と橋梁補修が必要となっている。耐震補強は、落橋防止システムを構築することを目的として既設の照査を行い、支承部の補強が必要と判断した。支承部の補強は、施工が可能で、既設支承と同等の厚さとできるレベル2地震動に対応した高面圧ゴム支承に取り替えることとした。また、支承を取り付ける支点上の部材について、耐震性能照査を実施し、耐震性能が不足する対傾構の取り替えを設計した。本橋はトラス橋で地震時の挙動が複雑になる等の理由で、非線形動的解析を用いて設計を行った。仮設構造物設計として、ジャッキアップのための補強材や水平方向の変形を拘束する鋼製ストッパーの設計を行った。橋梁補修では、塗装塗替え、床版のひび割れ補修及び断面修復、伸縮装置の取り替え、橋面防水工等を設計した。以上の設計内容を踏まえ、施工計画として工程計画や施工計画図の作成を行った。
期 間 2022/07/12~2023/12/15
本業務は、慢性的な渋滞が発生している(主)伊東修善寺線の修善寺駅周辺において、交通の円滑化、渋滞の緩和のため、修善寺駅北口交差点~修善寺駅交番前交差点区間の道路改良の検討を行った。また、伊豆市の新中学校開校に向けた通学路の安全対策のため、生徒のバス利用の増加が見込まれる柏久保バス停留所付近の歩道整備の検討を行った。修善寺駅北口交差点~修善寺駅交番前交差点の区間においては、(国)136号と(主)伊東修善寺線の交差点である横瀬交差点を起点に、交通量ピーク時には1km以上の渋滞が発生しており、その原因として交差点間隔がせまいこと、右折車線が未整備であることが挙げられる。そのため、当該区間全線に右折車線を設置することを基本に、交差市道の一方通行化や通行制限、交差点廃止案等を検討した。その後、並行して進められている別途業務で各案の将来交通量推計結果から整備効果の検証を行い、その結果、修善寺駅入口交差点を廃止する案に決定した。柏久保バス停留所の検討においては、バス運行会社との協議結果を踏まえ、極力用地買収の少ない、最小限の停車スペースを確保する案に決定した。
期 間 2023/06/30~2023/12/15
 「災害における設計等業務委託に関する協定書」第4条に従い、要請を受けた「業務実施要請書 袋河第29号」に基づき、令和5年6月1日から6月3日の台風2号の異常出水により被災を受けた二級河川逆川の測量および護岸復旧設計を実施した。設計業務は査定の効率化(簡素化)に基づき図面および設計書等を作成し、令和5年8月に災害査定を受け、復旧延長や対策工法が決定した。また、災害査定後に測量を実施し、査定結果と測量結果を基に決定した護岸工法で詳細設計を実施するとともに、工事発注に向けて査定時に作成した設計書を修正した。測量業務は、既設4級基準点を基に現地測量を行い、設計計画に必要箇所の横断測量を実施した。
期 間 2023/03/17~2023/12/18
静岡県では、土砂災害警戒情報の運用を平成19年6月から開始した。現行の土砂災害警戒情報発表基準線(CL)は、令和2年5月に見直した5kmメッシュのCLであるが、令和元年6月に気象庁が1kmメッシュの気象情報の配信を開始し、令和2年8月に「土砂災害防止対策基本指針」が改訂されたことから、1kmメッシュに対応したCLへの精度向上が求められている。また、令和5年3月に国土交通省より「土砂災害警戒情報の基準設定及び検証の考え方」が示された。本業務は、以上の経緯を踏まえ、CLの見直しに必要な検証及び新規CLを設定し、有識者等で構成される「静岡県土砂災害警戒情報基準雨量検討委員会(案)」に諮るための基礎資料を作成したものである。