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発注者 静岡県 下田土木事務所
受注者 静岡コンサルタント株式会社
期 間 2025/02/13~2025/11/28
本業務対象箇所は下田市郊外に位置し、(国)136号を補完する(一)下田南伊豆線と両路線を接続する(市)吉佐美大賀茂線の交差点である。本業務は、出合頭事故の防止及び災害時における自律的機能の確保を目的として、当該交差点のラウンドアバウト化に向けた路線測量、交差点詳細設計、電算帳票の作成を行うものである。交差点詳細設計では、令和3年度に実施された予備検討業務をもとに基本条件の見直しを行い、ラウンドアバウトの外径を29m、主設計車両を小型自動車、副設計車両をセミトレーラとして設定した。平面計画では、西側・北側の宅地をコントロールポイントとし、単路部における視距の確保や、外径に対して垂直に進入する線形となるように配慮した。縦断計画では、沿道の民地進入路や接続する市道の高さ、(一)下田南伊豆線に埋設されている既設ボックスカルバートへの影響が生じないよう留意して計画を行った。その他、ラウンドアバウト特有の構造(中央島・エプロン・分離島)や区画線についても計画した。また、関係機関協議として下田市および下田警察署との協議を実施し、作成した資料を関係機関協議資料として取りまとめた。
発注者 静岡県 下田土木事務所
受注者 静岡コンサルタント株式会社
期 間 2025/03/12~2025/11/28
対象橋梁は海岸線に位置し、(国)136号を構成する橋梁である。架橋年次は平成16年であり、橋長80.690m(2ブロック)、全幅員7.450m~4.450mの立体ラーメン型鋼製桟道橋である。橋梁定期点検を行い、告示に基づく健全性の診断の区分においては、鋼部材に顕著な防食機能の劣化と腐食が見られ、早期に措置を講ずべき状態であると評価し、「III:早期措置段階」とした。現地物理試験によって、中性化の影響は無く、塩害の深刻化が懸念されることを数値的に評価した。また、板厚減少量を調査し構造計算を根拠として、補強橋しない方針を提案した。床版に設置ざれた鋼製型枠は、塩害により朽ち果てている部分もあることから、撤去とともに塩害対策(表面含浸工)を行って、維持管理性を向上する計画を提案した。ナットや添接板等の角等で腐食による肉厚減少が確認されているため、これらは可能な限り交換し、1種ケレンを行い補修パテで平滑にして滞水を防ぎ、再塗装するよう提案した。塗料は、ライフサイクルコストの低減が期待できる新技術を提案した。施工計画では、仮設構造物(吊足場、単管足場)を計画し、海の穏やかな時期での実施を提案した。
発注者 山形県 最上総合支庁 建設部
受注者 株式会社八鍬土建
期 間 2025/05/12~2025/12/06
復旧延長L=84.2m ブロック張工379m2 ブロック積工96m2 工事用道路工1式
発注者 山口県 下関土木建築事務所
受注者 株式会社宇部建設コンサルタント
期 間 2025/06/27~2025/11/28
本業務は、2級河川川棚川の災害復旧工事の際に崩壊した護岸掘削法面に対し、崩壊対策の立案及び施工計画の再検討を行ったものである。崩壊した護岸掘削法面は県道の路肩部に位置し、崩壊に伴う供用車両への影響が懸念された。そのため、当該地の地質調査ボーリング結果に基づき斜面安定解析を実施し、仮設時の安全率を確保できる1:1.1の掘削勾配で崩壊部を切り直す切土計画を立案した。県道は交通量も少なく、崩壊部をゆるく切り直しても片側交互通行が可能であったため、土留工などの仮設部材を使用せずに、経済性・施工性で優れる方法を採用することができた。これらの内容を報告書としてとりまとめた。