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発注者 茨城県 高萩工事事務所
受注者 三井共同建設コンサルタント株式会社
期 間 2024/06/22~2024/09/19
本業務は、二級河川関根川下流部の低水護岸災害復旧設計を行ったものである。この業務では河道計画、測量、地質調査結果等の資料の収集・整理を行うとともに、被災要因を推定し、実施設計を行った。災害復旧では現況復旧が基本であるが、洗掘深が深く現況の自立式矢板護岸での復旧が困難であったため、比較検討の上、もたれ擁壁形式を採用した。もたれ擁壁形式は計画河床高から洗掘深分の1m根入れし、前面に最深河床高を考慮した根固め工を敷設する形状とした。施工計画は被災箇所が特殊堤で重機の進入が困難な場所であったため、対岸より仮設坂路を設け、仮排水路を設置するとともに仮締切堤兼工事用道路を構築してドライ施工とする計画を提案した。
発注者 山口県 下関土木建築事務所
受注者 UICコンサルタント株式会社
期 間 2023/09/22~2024/09/30
山口県下関市豊田町地内で計画される、道路付替え工事に伴う盛土・切土・橋梁設計・施工計画のため、地質調査を行った。調査の結果、白根川の西側では主に中生代白亜紀の関門層群下関亜層群(堆積岩優勢層)の堆積岩が分布し、東側では主に中生代トリアス紀の美祢層群の堆積岩が確認された。また、美祢層群の北西側では中生代白亜紀の貫入岩の露頭が確認された。右岸側の橋脚計画位置では現場条件によりボーリングが困難であったため、地質状況を概略的に把握することを目的として音波探査を実施した。探査の結果、基盤岩が右岸側に傾斜していることが推定されたため、今後は橋脚位置でジャストボーリングを実施し、基盤岩の深度を確認されたい。
発注者 山口県 下関土木建築事務所
受注者 株式会社宇部建設コンサルタント
期 間 2024/02/09~2024/09/30
本業務は、下関市豊田町の木屋川ダム嵩上げ事業に伴い、付替道路のUAVを用いた三次元点群測量を行ったものである。主な内容として、UAVレーザ計測0.28km2、補備測量0.08km2、三次元地形モデル作成(山地)0.20km2、UAV空中写真撮影2.6kmの作業を行った。現地踏査において地形条件を把握し、三次元点群密度を400点/m2以上計測できる飛行計画としたことにより、密度の高いオリジナルデータを取得することが出来、質の高いグラウンドデータを得ることができた。また、補備測量の結果を三次元地形モデルに反映したことにより、詳細設計に利用できるサーフェスモデルを作成した。
発注者 山口県 下関土木建築事務所
受注者 株式会社宇部建設コンサルタント
期 間 2023/09/29~2024/09/30
本業務は、下関市豊田町の木屋川ダム嵩上げ事業に伴い、付替道路のUAVを用いた三次元点群測量を行ったものである。主な内容として、UAVレーザ計測0.27km2、補備測量0.13km2、三次元地形モデル作成(山地)0.15km2、UAV空中写真撮影2.6kmの作業を行った。現地踏査において地形条件を把握し、三次元点群密度を400点/m2以上計測できる飛行計画としたことにより、密度の高いオリジナルデータを取得することが出来、質の高いグラウンドデータを得ることができた。また、補備測量の結果を三次元地形モデルに反映したことにより、詳細設計に利用できるサーフェスモデルを作成した。
発注者 静岡県 袋井土木事務所
受注者 不二総合コンサルタント株式会社
期 間 2024/01/18~2024/09/30
本業務は、磐田市敷地地先の土砂災害(特別)警戒区域「西ノ谷南沢A」において、整備率100%となる砂防堰堤を設計し、保全対象施設を土石流から守ることを目的とする。予備設計においては、現地踏査および設計条件から堰堤位置を決定し、詳細設計に向けて必要な施工時の課題の提示と解決策の検討を行う。
発注者 静岡県 富士土木事務所
受注者 昭和設計株式会社
期 間 2024/02/29~2024/09/30
本業務は、富士市大淵地内の(一)富士宮富士公園線に架かる富士4号橋BOXに対し、補修設計を実施したものである。富士4号橋BOXは、昭和42年竣工のB2000×H2000(L=2.52m)のボックスカルバートである。R4の定期点検において、頂版の剥離・鉄筋露出、ひびわれ、遊離石灰により判定区分IIIと診断されたため補修設計を実施した。主な損傷としては最下流端の頂版が大きく欠損し、断面減少した鉄筋(一部欠損)が露出した状態になっている。これは頂版上面を河床とした側溝が設置されていることにより、ひびわれ部から水分が侵入し凍結・融解を繰り返したことが原因と考えられる。よって、カルバートに影響が及ばない箇所に排水施設を移動した。補修については断面減少した鉄筋と同径の鉄筋を新たに設置して断面修復した。また、現地踏査にてカルバート下流側にある落差工が大きく洗掘されていることを確認した。落差工が沈下すると本橋にも被害が及ぶため、対策工法を検討した。現在落差工下端の一部分を残存斜面で支持している状態であるため、応急対策として洗掘部にコンクリートを充填し、沈下対策を行った。
発注者 静岡県 下田土木事務所
受注者 新日本設計株式会社
期 間 2024/03/20~2024/11/05
本業務では、賀茂郡南伊豆町下小野地先の土石流危険渓流「下小野中沢」に計画中の砂防堰堤の左右岸法面工の修正設計を行なった。本設計ではまず、本堤袖下部の段切りの小段幅を見直した。本堤袖上部の法面工の比較検討では、過年度の切土法面工(切土安定勾配より急な勾配で切土し、ロックボルト等を利用した地山補強土工法、または、吹付枠工法等を適用)以外に、安定勾配で切土する案、掘削による地山の自然改変量が小さな擁壁工(ブロック積擁壁等)及び、補強土壁工を追加した。比較検討の結果、工事全体の施工性を考慮して、左右岸ともに工事費が小さく経済性に優れる補強土壁工(ソイルセメント工法)を採用することとした。
発注者 静岡県 島田土木事務所
受注者 服部エンジニア株式会社
期 間 2023/10/13~2024/10/02
 本設計業務は焼津市三和地内における(国)150号の自転車通行空間詳細設計を行うものである。  本路線は焼津市を南北方向に縦断する国道であり、4車線道路で交通量が非常に多い。現況は自転車歩行者道として歩道整備がされており、歩道内で歩行者と自転車のすれ違いが頻繁に起こっている状態である。当該路線は近隣学校の通学路として利用されており、時間帯によっては歩行者自転車共に通行量が多くなる。歩道内には植樹帯が連続して設けられており、歩行者と自転車の安全なすれ違いに難がある状態である。  本計画では、歩行者と自転車の安全確保のため、静岡県自転車道等設計仕様書に則り、既存の歩道内に縁石を施工し、自転車道を整備する計画を行った。
発注者 静岡県 静岡土木事務所
受注者 株式会社建設コンサルタントセンター
期 間 2023/10/27~2024/09/30
 本業務は、静岡市清水区山切地先の二級河川山切川において、河川護岸詳細設計(両岸L=300m)を行うものである。詳細設計の実施に際しては、既存資料(平成7年全体計画)、庵原川水系河川整備計画を把握し、現地周辺状況、地形・地質状況、関連計画を考慮のうえ、工事に必要な設計図書を作成することを目的とする。
発注者 茨城県 高萩工事事務所
受注者 川崎地質株式会社
期 間 2023/10/06~2024/08/22
本業務は、令和5年9月の豪雨で崩壊した日立市城南町地内の段丘斜面を対象に、現地踏査や被災状況を事前把握するための調査を実施し、隣接斜面の安定度評価並びに法面対策工の設計を行ったものである。調査の結果、崩壊の規模は幅6m×高さ10m程であり、斜面上部にある日立総合病院の病棟のフーチング基礎が洗掘されていた。崩壊の誘因は、豪雨により日降水量が269ミリに達し、病棟周囲の排水機能を超え当該斜面へ集中流下したものと推察し、素因は、表流水に対して侵食しやすい不飽和の砂質土であったためと推察した。設計範囲は、崩壊箇所を含め、安定度評価により格子枠ブロックの変状が認められた延長30mまでとした。基本条件は、規格外となる格子枠ブロックを不適とし、法肩付近まで斜面形状を復旧する。設計では、機構解析で推定したすべり面をもとに安定解析を実施し、斜面の安定性・環境への影響・経済性を踏まえた工法検討の結果、鉄筋挿入工併用の現場吹付法枠工を最適工法とした。なお、法肩までの斜面形状の復旧工はエアモルタルによる充填工を提案した。また、近接する民家や病棟の影響を踏まえ、仮設計画を立案した。