芹澤啓の発注業務・工事一覧

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期 間 2021/03/23~2022/01/31
中島橋は、平成21年度に耐震補強設計、平成22年度に耐震補強工事が実施済である。現地条件、橋梁条件を整理した後、「道路橋示方書・同解説(H24.3)(H29.11)」及び「静岡県橋梁設計要領」に基づき、現行の基準に適合した耐震補強設計が実施されているかを確認した。橋脚部補強は現行の基準に適合した耐震補強が実施されているため、新たな耐震補強設計は不要である。支承部補強は「静岡県橋梁設計要領」に準拠すると、レベル2地震動に対して耐震性能2または2'を満足する耐震補強が必要となり、「支承交換」もしくは「水平力分担構造の設置」が必要であるが、中島橋は桁下遊間が狭く、「支承交換」が困難な橋梁条件にあるため、水平力分担構造の設計を実施した。水平力分担構造としては「防蝕アンカーバー」を採用するが、設置に際しては既設沓座拡幅の撤去・再構築が必要となるため、本設計では沓座拡幅工および水平力分担構造の詳細設計を実施した。
期 間 2022/09/13~2023/07/31
本業務は、(主)藤枝天竜線の島田市川根町笹間下地内に位置する祢宜沢橋の耐震補強設計及び補修設計業務である。既存資料や現地調査結果等を踏まえ、既設橋梁の耐震性能を把握し、橋脚耐震補強設計や支承及び落橋防止システムの耐震補強設計を実施した。また、過年度の定期点検結果や本業務における現地調査結果をもとに補修設計を実施し、対策工事の実施に向けた図面、計算書、施工計画の作成を行った。 本橋は、平成6年に架橋された鋼3径間連続非合成鈑桁橋(32.5m+36.0m+32.5m)である。業務では、橋梁設計図書や河川資料などの不足情報の早期確認に加え、追加調査の要否の判断を行うことで、的確な業務の実施方針を立案した。また、工事において問題となりやすいアンカーボルト削孔に対して、鉄筋探査実施による既存図面の妥当性の確認、アンカー配置を任意に設定可能な設計計算書の作成により、施工時に配慮した支承・落橋防止システムの設計を実現した。
期 間 2022/07/22~2023/07/31
 本業務は、土砂災害(特別)警戒区域の既指定箇所以外の新たな箇所として、基礎調査の対象とする箇所を抽出することを目的とする。  また、急傾斜地対策施設概成に伴い、土砂災害防止法第7条(土砂災害警戒区域)第4項と同法第9条(土砂災害特別警戒区域)第8項の規定に基づき、危害のおそれのある土地の区域及び著しい危害のおそれのある土地の区域の見直しを対策施設の工事図書、既指定区域調書等の資料並びに現地調査による確認結果より区域を再設定して調書にとりまとめ、公示に必要な図書を作成する。
期 間 2022/08/02~2023/07/31
本業務は、三島市役所が「三島市都市計画道路整備プログラム」として事業を実施している(都)平田新谷線(L=920m)と(国)136号が交差する平面交差点詳細設計である。(都)平田新谷線は、東駿河湾広域都市圏における都市内主要幹線の一部である(国)1号と並行に走る東西の路線である。(国)1号の慢性化している渋滞緩和対策として当該道路を計画し、交通量の分散を目的とした路線である。(都)平田新谷線は、三島市役所により設計済みであり、その計画を踏まえた(国)136号の交差点設計である。
期 間 2022/09/20~2023/08/06
施工延長                         379m      プレキャスト擁壁工                1式       プレキャスト擁壁設置(5)(L型擁壁 H=2000) 100m      側溝工 1式       管渠型側溝 300AS      207m      緑石工              1式       B-1型緑石           185m      アスファルト舗装工         1式       下層路盤(車道・路肩部)   1680㎡
期 間 2023/03/28~2023/07/31
本業務は、静岡県浜松土木事務所が管理する道路舗装の構造調査を行い、最適な補修工法を決定することを目的とする。
期 間 2022/06/20~2023/07/31
津波被害軽減効果を備えた災害に強い海岸防災林に再整備することを目的とした工事。まず掛川市が砂丘造成盛土工により海岸防災林の嵩上げを行った後、県工事で森林造成の為の生育基盤盛土を行い その後抵抗性クロマツ等を植栽し、早期に健全な森林を造成する。
期 間 2023/02/17~2023/07/31
静岡県が管理する道路トンネルにおいて、安全で円滑な交通の確保や利用者被害の防止等を図るため、トンネル本体工の変状及び付属物の取付状態を把握、診断し、当該道路トンネルに必要な措置を特定するための情報を得ることを目的とする。
期 間 2023/03/31~2023/07/31
本業務は、上西之谷地区において、地すべり防止区域追加指定のための申請図書作成を行った。書類及び図面作成のため、周辺の土地利用や地権者の情報を収集整理した。作成した図面には、静岡県が公開している点群データを使用した。また、地すべり指定地申請に記載する被害想定範囲の抽出を行った。他法令指定区域および既指定の地すべり区域について官報等の資料収集を行った。過年度業務の結果を基に、当地すべりに適した対策工法検討を行い、対策工全体計画図および断面図を作成した。既指定の地すべり防止区域を含めた上西之谷地区の地すべり対策工について、全体基本計画を作成した。 また、本業務では、令和4年9月に上陸した台風15号の前後において、合成開口レーダー画像を用いた衛星画像解析を行った。干渉SAR解析の結果から、ブロック全体が変動しており、現地状況との整合性が確認された。干渉SAR画像の色調の変化から、西之谷川の攻撃斜面に位置するA,Bブロックで変動が顕著であると想定される。また、斜面上部から下部にいくにつれ、変動が大きくなる傾向が認められた。
期 間 2022/08/30~2023/07/31
本業務は二級河川勝間田川において、崩壊した既設護岸を復旧整備するための災害的な維持管理を目的とした設計を実施するものである。本設計区間は、「勝間田川水系河川整備基本方針」における対象区間外であり、周辺は水田が主であるが工場もあり築堤護岸となる。また、本箇所では、令和元年に越水した経緯があり、早急な護岸整備が望まれ、崩壊している既設護岸を復旧し、治水の安全性を確保する必要があるため、将来的な河川整備とは切り離して考え、現況同等な断面での修繕的な計画を基本として行う。 また、高山橋下流ではアユが生息しており、多様な生物の生息空間となっている状況を踏まえ、護岸工法は施工性及び経済性を考慮した計画を行うものである。